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3LDKってどんな間取り?おすすめのレイアウトもご紹介!

2022.03.02
2022.12.28
3LDKの間取り図
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2級建築士,木造建築士,インテリアプランナー,2級インテリア設計士
加藤万悠
大学卒業後、戸建の設計を年間25棟以上請け負い、施主様に完全自由設計の家を数多く提案。意匠設計を専門として、間取りや仕様 ...続きを読む

3LDKといえば、ファミリー向けの間取りとして一般的ですよね。しかし、どんな間取りなの?と聞かれるといまいち説明できない方も多いのではないでしょうか。

今回は、3LDKの間取りとは?という疑問から、3LDKのおすすめレイアウトまで、徹底的に解説します。

3LDKのメリットやデメリットも詳しく解説していますので、3LDK物件を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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3LDKってどんな間取り?

「LDKでくつろぐ4人家族」

まずは、3LDKがどのような間取りなのかについてみていきましょう。

3LDKとは、おもに下記のような特徴を持った間取りを指します。

 

  • LDK(リビングダイニングキッチン)+3部屋
  • 平米数だと大体70平米くらい

 

それぞれ解説していきます。

 

LDK(リビングダイニングキッチン)+3部屋

3LDKとは、L(リビング)、D(ダイニング)、K(キッチン)を兼ねる広い1室に3つの部屋を加えた間取りのことです。

10〜11.5畳とゆったりしたLDKスペースが特徴で、ファミリー向けの間取りとして多くの住宅で採用されています。

自由に使える部屋は3つあり、1部屋を夫婦の寝室、もう2部屋を子ども部屋にすれば、子どもが2人いてもプライバシー空間を保てます。もちろん、そのほかにもさまざまな使い方ができます!詳しくは後述の3LDKおすすめレイアウトをご覧ください。

 

平米数だと大体70平米くらい

広々としたLDKスペースが中心の間取りである3LDK。家族みんなで過ごす空間を重視したいという方には特におすすめです。

平米数はだいたい70平米くらいが一般的でしょう。ただし最近では、平均よりも専有面積が小さい3LDK物件が増加傾向にあります。5平米の増減によってスペースのゆとりが変わってくるといわれていますから、このあたりはじっくり検討しましょう。

 

【実例】3LDKのおすすめのレイアウトとは?

「3LDKのイメージ」

3LDKに住む場合のおすすめのレイアウトを3つご紹介します。

 

  1. 2部屋を寝室にもう1部屋を和室に
  2. 2部屋を寝室にもう1部屋を子どものプレイルームに
  3. 余った部屋を勉強部屋やテレワークの仕事場に

 

3LDKのレイアウトを考える参考にしてみてくださいね。

 

①2部屋を寝室にもう1部屋を和室に

1つ目のレイアウトは「2部屋を寝室にして、もう1部屋を和室にする」レイアウトです。

和室を採用するメリットとしては、急な来客時にも対応しやすい点が挙げられます。サッと座布団を出せば、十分応接室として使えるでしょう。お客様用布団を用意しておけば、寝室としても使えます。こういった空間が作れるのも、部屋数の多い3LDKならではの魅力でしょう。

また、フローリングと違って畳はやわらかいので、横になってごろごろとくつろげるのもポイントです。ある程度の遮音性があるため、子どもと遊ぶ空間としても最適でしょう。

 

2部屋を寝室にもう1部屋を子どものプレイルームに

2つ目のレイアウトは「2部屋を寝室にして、もう1部屋を子どものプレイルームにする」レイアウトです。

子どもが大きくなるにつれて、おもちゃが増えてきますよね。プレイルームとして子どもがたっぷり遊べる空間を設ければ、スペースを取る大きなおもちゃも設置しやすく便利です。子どもが大きくなったら勉強部屋として、子どもが巣立ったあとは夫婦の趣味スペースとしてなど、ライフステージに合わせて部屋の用途を変更しやすいレイアウトといえるでしょう。

 

③余った部屋を勉強部屋やテレワークの仕事場に

3つ目は「余った部屋を勉強部屋やテレワークの仕事場にする」レイアウトです。

最近では多様な働き方が認められるようになり、在宅勤務をする会社員も増えています。また、学校でもオンライン授業が導入されており、自宅で勉強や仕事に取り組むこともあるでしょう。

そんなとき、ちょっとした書斎のようなスペースがあれば便利ですよ。生活スペースと作業スペースを分けることで、オンオフの切り替えができて作業効率の向上も期待できます。部屋数の多い3LDKなら、こういった空間も設けやすく便利ですよね。

 

3LDKの間取りのメリットとは?

「子ども部屋のイメージ」

3LDKという間取りには、さまざまなメリットがあります。

ほしい条件とマッチする場合には、ぜひ3LDKの間取りの部屋も検討してみてくださいね。

 

  1. 十分な広さで間取りに余裕がある
  2. 子ども部屋を設けられる
  3. 収納スペースがたっぷりある

 

①十分な広さで間取りに余裕がある

家族みんなが集まってご飯を食べたり、くつろいだりするのに十分な広さを誇るLDKスペースは、3LDKの大きなメリットといえます。

また、自由に使える3部屋の存在も特徴です。夫婦の寝室一室と子ども部屋一室を確保してもまだ空いている部屋がありますから、客室や書斎、趣味やプレイルームなど柔軟な使い方ができます。

 

②子ども部屋を設けられる

間取りに余裕があるため、子ども部屋を設けられます。今はまだ子どもが小さい、という場合でも、いつかは成長して自分のプライベートな空間をほしがるかもしれません。ライフステージの変化に合わせて柔軟に対応できます。

また、3LDKなら、子どもが二人に増えてもそれぞれのプライベート空間を確保できるので、子どもが大きくなっても快適に生活できるでしょう。

 

③収納スペースがたっぷりある

部屋がたくさんある3LDK。各部屋に収納を設置すれば、たっぷりのスペースを確保でき収納には困らないでしょう。季節の衣類や布団類はもちろん、こたつやクリスマスツリーなどの幅を取る季節ものもすっきり収納できます。

もしも空き部屋があれば、まるごと物置として使うのもおすすめです。このたっぷりの収納スペースは3LDKの大きなメリットといえるでしょう。

 

3LDKのデメリット・注意点とは?

「掃除機をかける女性」

3LDKには、メリットだけでなくデメリットもあります。後悔しないようにしっかり納得したうえで契約するようにしましょう。

 

  1. 掃除に手間がかかる
  2. 光熱費が高くなる
  3. 子どもの数が多いと、人数分の子ども部屋が作れない場合がある

 

①掃除に手間がかかる

3LDKは、広いLDKスペース+3部屋で計4部屋からなる間取りです。広くてゆったりしている分、掃除には多少手間取るかもしれません。ロボット掃除機やコードレスクリーナーなど利便性の高い掃除道具を用意しておくとよいでしょう。また、日常的にちょこちょこ掃除するのを心がけることで、汚れがたまらないので毎回の掃除が楽になりますよ。

 

②光熱費が高くなる

自由に使える部屋が3つあることは、3LDKに住む大きなメリットといえるでしょう。一方で、部屋数が増えることで光熱費が高くなる傾向にあります。

というのも、3LDKで快適に生活していくには、それぞれの部屋にエアコンや照明といった家電が必要になるでしょう。夏場や冬場にエアコンを同時に稼働させたり、複数の部屋で照明をつけたりといったシーンを想定しますと、光熱費の高騰はやむを得ないでしょう。

とはいえ、過剰に意識しすぎて生活しづらくなっては本末転倒です。光熱費は、部屋にいないときはこまめに電源を切るなど、少しずつ無駄な利用を省くだけでも節約につながります。もし気になるようなら少し意識してみましょう。

 

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2級建築士,木造建築士,インテリアプランナー,2級インテリア設計士
加藤万悠
お子さんが多いときは間取りに注意してください
3LDKでは、1部屋を夫婦の寝室にした場合、お子さんが1~2人であればそれぞれにプライベートな空間を用意することができます。
もしお子さんが3人以上になる場合は、それぞれの自室を確保できないため、ライフプランも考慮しながら間取りを検討してくださいね。 >>プロフィールはこちら

 

3LDKの間取りで気になる3つのこと

「テレワークする女性」

3LDKの間取りで生活するメリットやデメリットを解説してきましたが、ここからは取り上げきれていない、3LDKの気になるポイントをご紹介します。

 

  1. テレワークはできる?
  2. 風水的にはどう?
  3. 家族は何人くらいが住める?

 

①テレワークはできる?

最近では、テレワークの機会が増えたという方も多いのではないでしょうか。テレワークを快適に行うためには、オフィスで働いているかのような環境を自宅に作り出すことが重要です。そのためには生活環境と仕事をする空間を分けることが理想的といえるでしょう。そういう意味では、個室が3部屋ある3LDKはテレワークしやすい間取りといえます。余っている部屋があればそこを書斎として活用できますし、寝室のデッドスペースにテレワークスペースを作ってもよいでしょう。

 

②風水的にはどう?

風水とは、中国で誕生した環境学の一種を指します。「玄関を掃除するとよい運気が入ってくる」など、生活環境を整えることで運気が上がるというのが風水の考え方です。家はもっとも長い時間を過ごす場所。そのため、風水を取り入れて運気をアップしようと考える人も多いのです。

間取りに関する風水はいろいろあるのですが、まず意識したいのは方角です。なかでも「鬼門」とよばれる北東と南西は、鬼が出入りするよくない方角とされてきました。風水では、家の入口である玄関や、キッチン、トイレなどの水回りを鬼門の方角に設置するのは避けるべきという考え方があります。

とはいえ、家を建てる以上必ず鬼門は生じます。方角を意識しすぎて住みにくい間取りになってしまっては本末転倒ですので、参考程度に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

③家族は何人くらいが住める?

前述のように、3LDKはLDKスペース+3部屋という間取りです。自由に使える3部屋のうち1部屋を夫婦の寝室とすると、余った部屋は2つ。この部屋をどのように活用していくかは自由ですが、子ども2人までならそれぞれに部屋を割り当てられます。このことから、一般的に3LDKは3〜4人家族向けの間取りといえるでしょう。

 

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2級建築士,木造建築士,インテリアプランナー,2級インテリア設計士
加藤万悠
工夫次第では5~6人でも暮らせます!
一般的には3~4に家族向けの間取りですが、お子さんが男の子同士、女の子同士の兄弟姉妹であれば、1部屋を2人で共通して子ども部屋として使うことができます。
また、家具の配置を工夫することで5~6人家族でも3LDKに住むことは可能ですよ。 >>プロフィールはこちら

 

どんな人が3LDKに向いている?

「ホームパーティーをする家族」

小さい子どもがいるご家族や、自宅でホームパーティーを開きたいと思っている方は3LDK向きといえるでしょう。3LDKは自由に使える部屋が3部屋あるので、子どもが小さいうちはプレイルームとして活用したり、成長するにつれて子どもの寝室にしたりとライフステージに合わせて柔軟な使い方ができます。

また、ゆったりとしたLDKスペースは、お客さんをお招きしても窮屈さを感じにくいでしょう。お部屋の真ん中に大きなテーブルを置いて、ちょっとしたパーティーを楽しめます。広い空間がある3LDKならではのメリットですね。

 

広めの間取り3LDKで理想の暮らしを

3LDKは、10畳以上のゆったりとしたLDK(リビング、ダイニング、キッチン)と3部屋がある間取りです。3部屋は寝室や書斎、プレイルームなど多様な使い方ができ、子どもが複数人いる家族でも生活しやすい間取りといえます。個別のスペースを確保しやすい点からテレワークもやりやすく、在宅勤務が多い方にもおすすめです。

一方で、3LDKの広さがゆえに、掃除の手間や光熱費の高騰などのデメリットもあります。便利なお掃除道具の導入や、こまめな電源スイッチのオンオフなどを心がけることでデメリットが解消され、快適に生活できるでしょう。

3LDKの間取りについて知りたいという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

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