マンションでインターネットを使用するには、自分が住んでいるマンションでどのインターネットが使用できるのか確認しましょう。
今回はインターネットの種類やそれぞれの回線を使うメリットとデメリット、注意点を詳しくご紹介しています。
ぜひマンションでインターネットを契約する際の参考にしてみてくださいね。
自分のマンションはどのタイプか確認する
マンションやアパートに住んでいていて自分が住んでいるマンションは、インターネットにどのように対応しているマンションなのか確認する必要があります。
自分のマンションがどのタイプか確認する方法は、管理会社に連絡するか賃貸契約書に記載されているので確認しておきましょう。
▼インターネットの種類
・無料インターネット(Wi-Fi)付マンション
・インターネット完備マンション
・インターネット対応マンション
・インターネット未導入マンション
どのインターネットの種類に該当しているかによって、どの方法でインターネットを開通するのか変わってきます。
光回線は通っていても使用する際は各個人で契約をするという場合がほとんどなので、自分のマンションがどのタイプなのかご紹介するのでみていきましょう。
無料インターネット(Wi-Fi)付マンションとは?
無料インターネット(Wi-Fi)付きのマンションは、マンションの部屋にWi-Fiが使えるように無線ルーターが設置されているタイプです。
こちらは回線を引いたり、ルーターを用意したりする手間も必要ないので、すぐに使えます。
インターネット完備マンションとは?
インターネット完備のマンションは、すでに部屋までインターネットの回線が通っています。
有線LANを用意すれば工事日程を調整する必要もなく、すぐにインターネットを使用することができるのです。またルーターを用意すればWi-Fiとしても使用することができます。
インターネット対応マンションとは?
インターネット対応マンションとは、マンション自体にインターネットの環境はあるけど、その回線は部屋まで届いていないということです。
そのためインターネット回線を部屋まで通す工事が必要になります。
インターネット未導入マンションとは?
インターネット未導入マンションは、マンション自体にインターネットが通っていないためインターネットの開通工事を行い、その後部屋まで回線を伸ばす工事が必要です。
この場合、開通工事を行うにあたって管理会社などに許可を取る必要があります。
回線は3つから選ぼう!それぞれのメリットとデメリットを比較
マンションでインターネットを利用する際には3つの回線から選ぶことになります。
▼マンションで契約できるインターネット回線
・光回線
・ホームルーター
・ポケットWi-Fi
ここではそれぞれのメリットやデメリットを詳しくご紹介しているので、自分に合ったインターネット回線を選ぶ参考にしてくださいね。
光回線とは?
光回線は光ファイバーを使ってデータを送受信する通信回線のことをいいます。光ファイバーは光を通す繊維でインターネット回線の通り道となり、インターネットが使えるようになります。
光回線のメリットは電磁波の影響を受けないため、インターネットの速度が早く安定していることや、データの通信制限がないので家族で使ってもストレスなく使えることです。
ですが光回線でインターネットを通すためには、回線開通の工事が必要になることや工事の日程によってはすぐに開通できないなどのデメリットがあると言えるでしょう。
ホームルーターとは?
ホームルーターは、Wi-Fiルーターを置くだけで、モバイル回線を使ってWi-Fiを使うことができる機器のことです。コンセントに繋いで使うタイプのため、据え置き型のため持ち運びには基本的に向いていません。
ただ回線の工事が要らないためルーターを購入すればすぐにインターネットを使うことができ、光回線よりも料金が安い傾向があります。
ただし光回線と比べると通信速度や安定性は劣り、速度制限がかかることもあるので注意が必要です。
ポケットWi-Fiとは?
ポケットWi-Fiは、持ち運びができるWi-Fiのことで、こちらもモバイル回線を使用して使うため回線の工事は不要です。
ホームルーターとの大きな違いは持ち運びができるかどうかですが、持ち運びができるため家以外の場所でも利用できるというメリットがあります。
ですがホームルーター同様、光回線に比べると通信速度や安定性は劣り、通信速度の制限があります。
おすすめの光回線を3つご紹介!
光回線といってもその種類は200種類以上あります。
お家で動画視聴やオンラインゲームなど楽しむために必要な光回線ですが、その中で自分に合った光回線はどのように選ぶのがいいのでしょうか。
▼おすすめの光回線
・NURO光
・ドコモ光
・au光
今回は光回線の中でも特におすすめの光回線を3つのメリットやデメリットをご紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
NURO光がおすすめ
NURO光はプロバイダーや回線使用量が全て入って月額基本料が税込5200円という安さです。3年の継続契約が条件ですが、引っ越しを短期間で行わない予定であれば気にならないでしょう。
さらにNURO光は速度が速く、動画視聴やオンラインゲームなどをしていてもストレスは感じない速さです。
ただし開通工事は2回必要なため、開通までに時間がかかってしまいます。
ドコモ光がおすすめ
ドコモ光はNTTドコモが運営しているので大手である安心感が選ばれている理由の一つでもあります。またドコモでスマホを契約している人であれば、セット割を利用できるのでスマホ代が割引されるので、さらにお得に利用できます。
またドコモ光では回線速度が遅いという評判がありますが、ドコモ光では24社から1つプロバイダーを選びます。このプロバイダー選びが回線速度に関わってきます。一番回線速度が速いのは、GMOとくとくBBです。
au光がおすすめ
au光は独自の回線を使用しているため、他の業者と比べても速い通信速度で使用することができます。他にもauのスマホを契約していると、スマホ料金の割引を受けることができます。
またサポートキャンペーンやキャッシュバックなどのキャンペーンも豊富です。
au光は対応エリアも広いですが、近畿地方など一部の地域では対応していないので自分の住んでいる地域が対応しているかどうか確認が必要です。
おすすめのホームルーターを3つご紹介!
開通工事が入らず、届いたその日にコンセントに差すだけで使うことができるホームルーター。手軽にインターネットを使えるのですぐにインターネットを使いたいという人におすすめです。
▼おすすめのホームルーター
・WiMAX
・ドコモ home5G
・Softbank Airターミナル5
ホームルーターは種類によって、インターネット回線の通信速度の違いが違います。
通信速度はGbpsという単位で表され、数字が大きいほどその速度が早いです。
通信速度の上りといわれるのはインターネットにデータを送信・転送する時の速さのことで、下りといわれるのはインターネットからデータを受信する時の速さのことです。
今回は光回線の中でも特におすすめの光回線を3つのメリットやデメリットをご紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
WiMAXがおすすめ
WiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G L12では独自回線のWiMAX2+とau回線を使用していて、最大通信速度は下り2.7Gbpsで使用することができ、他にもWi-Fi通信の暗号化方式にWPA3が採用されているので、セキュリティ面でも安心して使うことができます。
また最大のデメリットであった3日間15GBというデータ通信の制限も2022年2月からは通信制限も撤廃され、データ容量も気にせず使えるようになったのも嬉しいポイントです。
ドコモ home5Gがおすすめ
ドコモのhome5Gはホームルーターの中でも最大通信速度が下り4.2Gbpsと速く、安定して使うことができます。
またNTTドコモが運営しているためスマホがドコモの場合は、セット割でスマホの料金で割引を受けることができます。
デメリットといえば、まだ5Gに対応している地域が少ないことです。他にもドコモhome5Gに登録された住所でしか使えないため、帰省などで持ち帰っても使用することができないといった場合や、モバイル回線を使用しているため電波が弱くなる時があることもデメリットと言えるでしょう。
Softbank Airターミナル5がおすすめ
ソフトバンクエアーは速度が遅いと言われていましたが、新しく出たターミナル5は最大通信速度が下り2.1Gbpsとなり、大幅に改善されました。
5G対応になったソフトバンクエアーですが、他の5G対応のホームルーターと比べると安く契約できるので料金を安くしたい場合はおすすめです。ただし端末代金が他の会社に比べると高いため、途中で解約をすると自己負担額が多く発生することがあるので注意が必要です。
またソフトバンクが運営しているため、ソフトバンクやワイモバイルでスマホを契約している場合はスマホ代金の割引が受けられることもメリットと言えるでしょう。
Softbank Airのデメリットは、まだ5Gの対応地域が少ないことや電波が原因で通信が不安定になることがあります。
おすすめのポケットWi-Fiを3つご紹介!
ポケットWi-Fiは大きく分けると9種類あり、全ての会社を合わせると100社以上あります。
ポケットWi-Fiにはデータの制限はあるものの、どこにでも持ち運ぶことができるのが魅力です。
▼おすすめのポケットWi-Fi
・楽天モバイル
・カシモWiMAX
・Air-Wi-Fi
今回はポケットWi-Fiの中でおすすめの3つのメリットやデメリットをご紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
楽天モバイルがおすすめ
楽天モバイルから発売されているポケットWiFi「Rakuten WiFi Pocket 2B」です。
楽天モバイルのスマホ同様シンプルな料金プランが分かりやすく、ポケットWi-Fiの中では格安で利用することができます。楽天回線のエリア内であればデータは無制限でどれだけ使っても定額で、契約の解約も縛りがないのが嬉しいポイントですね。
カシモWiMAXがおすすめ
カシモWiMAXのSpeed Wi-Fi 5G X11は通信速度も速く、どこで使ってもデータ無制限で使うことができます。
また3年縛りというところが気になるという人も多いですが、製品が届いて8日以内であれば無料で解約できるので初めに自分の生活圏で使ってみて合わなければ解約するといいでしょう。
Air-WiFiがおすすめ
Air-WiFiは100GBというデータの制限はあるものの日本三大キャリアの回線を使えるので、ポケットWi-Fiの中では対応エリアが一番広いです。
30日以内であれば月額料金や事務手数料なしで解約することができるので安心して使い始めることができるでしょう。ただし30日以内で50GB以上使うと追加料金がかかるので注意が必要です。
マンションで回線を契約する際の3つの注意点
マンションでインターネット回線を契約する際に、いくつかの注意点があります。
主に気をつける場合はマンションで光回線を契約する時です。
▼回線契約の際の注意点
・回線提供圏内なのか確認する
・ネットを住居人と共有する場合は速度が遅くなる
・工事が必要な場合はオーナーに許可が必要
これらの注意点を考慮しながら、回線の契約を進めましょう。
回線提供圏内なのか確認する
まずマンションでインターネット回線を開通したい場合は、回線の提供圏内かどうか確認します。提供圏内かどうか確認する方法は、各光回線業者の公式HPから住所などを入れて確認する場合やお問合せが必要な場合など回線業者によって異なります。
インターネットを住居人と共有する場合は速度が遅くなる
マンション全体で光回線を契約している場合、一つの回線から各部屋で光回線を共有することになります。そのため夜など利用者が多い時間帯は通信速度が遅くなることがあります。
ただし、利用料金が個人で申し込むよりも安くなるメリットもあります。
工事が必要な場合はオーナーに許可が必要
マンションに光回線が開通していないときは、個別で契約することがあるでしょう。
ただし、光回線の開通工事をする時にはオーナーや管理会社の許可が必要になります。
許可がもらえれば一つの回線を自分達だけで使うことができるので、通信速度が速く使用することができます。
引っ越す際は必ずネット状況を確認しよう!
マンションでインターネットを契約する際は、マンションの設備状況によって異なります。まず自分のマンションがどのタイプが使えるのか確認しましょう。
マンションで開通工事ができて、通信速度の速さや安定さを重視するのであれば光回線を利用するのがおすすめです。
ただし工事ができない場合や光回線エリアの対象外で契約できない場合には、ホームルーターやポケットWi-Fiを検討してもいいでしょう。
他にもキャッシュバックやスマホ代の割引なども受けられるため、自分に合った契約先を見つけてくださいね。
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