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2DKの間取りってどんな間取り?2LDKとの違いを解説!

2022.03.10
2022.12.06
おしゃれなリビングルーム

一人暮らしや2人暮らしを始めるときに、物件の候補の一つとして2DKを考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、子どもが小さいうちは家族で2DKに住み、将来のマイホーム購入に向けて貯金をしている方もいますよね。2DKは使い方や工夫次第で1LDKやワンルームにもアレンジができるため、使い道の幅が広いことも特徴の一つです。

この記事では2DKの間取りについて詳しく解説していきます。

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2DKとはどんな間取り?

「購入する物件の間取りについて話をする二人」

 

2DKはダイニングキッチンと2つの居室がある間取りをいいます。

一人暮らしの場合には、寝室とリビングルームとして2つの居室を使うのが定番です。二人暮らしだと2部屋を1人部屋としてそれぞれが使ったり、寝室・書斎などとして使ったりとライフスタイルや居住相手によっても使い方はさまざまです。友人同士やカップルの同棲など使い勝手の良い間取りとして人気があります。

 

2DKと2LDKと2Kは何が違う?

「パソコン キーボードを打つ手 家のイラスト」

 

3人暮らしで家賃を抑えたい場合や、2人暮らしに合う物件を探していると最適な間取りとして2DKや2LDKをすすめられることがよくあります。2つの居室があることはどれも同じですが、具体的に2DK・2LDK・2Kの違いについて紹介していきます。

 

2DKの定義とは?

2DKとは、2つの居室とダイニングキッチンの物件を指します。また、使い方や工夫次第で1LDKやワンルームにも対応することが可能です。一般的には1人暮らしや2人暮らしが最適とされていますが、レイアウトによっては家族で暮らすこともできます。

 

2LDKの定義とは?

2LDKとは、2つの居室とリビングダイニングキッチンがある間取りをいいます。

DKとLDKの違いは「広さ」です。2つ以上の居室がある間取りにおいて、6畳以上10畳未満のキッチンであればダイニングキッチン、キッチンが10畳以上リビングダイニングキッチンと表記されます。

 

2Kの定義とは?

2Kとは、2つの居室と4.5畳以下のキッチンスペースが一般的な間取りとなります。

2部屋の合計が10~12畳ほどの広さ、専有面積の平均が28~30平米です。 2Kは1948年頃に流行した間取りのため古い建物が中心のため、トイレが和式であったり、洗濯機が外に置いてあるケースが多くあります。

 

2DKのメリットとは?

「白いソファ 黄色とオレンジのクッション 植物が飾ってある ローテーブルがある」

2DKの物件は、広さと比較して価格が安い物件が多いことも人気の理由であり、目的に応じて部屋を使い分けられる魅力もあります。2DKのメリットとしては以下のようなことがあります。

 

①価格がリーズナブル

②リノベーション物件が多い

③壁が多いので家具が配置しやすい

④家族向けの間取りだったためキッチンが使いやすい

 

それぞれのメリットについて、詳しくお伝えします。

 

①価格がリーズナブル

2DKは1980年頃に流行した間取りです。新築や築年数が浅い物件に比べて少し古めの物件が多く、広さがある割に2LDKと比べて家賃が安い傾向にあります。住む地域によって値段は異なりますが、都内では台東区の2DKの相場が12.4万円、2LDKが15.6万円と3.2万円ほど2DKの方が安くなっています。

都内の2DKは2LDKに比べて3~7万円ほど値段が安いです。

家賃をできるだけ抑えたいという方や、築年数は気にしないから広めの部屋に住みたいと考えている人にはオススメの間取りです。

 

②リノベーション物件が多い

リノベーションは築年数が20~30年のものが最適と言われており、ちょうど2DKの物件の多くがこれに該当します。そのため、リノベーションされている物件も多く、築年数が長くても、部屋の中は新築の物件や築浅物件に近い状態という物件も多くあります

 

③壁が多いので家具が配置しやすい

部屋数が多いので、それに伴って壁の数も多くなります。壁が多いと家具も置きやすく、配置がしやすいといった部分がメリットです。

例えば、一人暮らしであればリビングや寝室などにも収納スペースをつくることが可能です。他にも収納部屋として活用すれば大きな荷物も散らかることなくキレイに収納することができ、役に立ちます。

 

④家族向けの間取りだったためキッチンが使いやすい

二つの居室とキッチンが分かれているので、料理をしたときも匂いが寝室や他の部屋に影響しづらいのもメリットのひとつです。料理が好きな人や自炊が多い人にも向いている間取りであることも人気の要因です。

 

2DKのデメリットとは?

「白い壁 メリットと書かれた木のブロックが3つとデメリットと書かれた木のブロックが2つ」

2DKは値段が安いといったメリットがある反面、築年数が30年以上のものも多くあります。居室が2部屋あるものの、一部屋あたりの広さはあまり取れないので子どもを含めた3人以上での生活は少し窮屈に感じることが多いかもしれません。2DKのデメリットは以下のようなものがあります。

 

①建物が古いことが多い

②ゆっくりくつろげる場所がない場合がある

③個人のスペースを確保しにくい

 

それぞれのデメリットについて、一つずつお伝えしていきます。

 

①建物が古いことが多い

昨今の賃貸物件はLDKの物件が流行っており、2DKは築古物件のものが多いといったデメリットもあります。築年数が長いと最新設備が整っていないことが多く、浴室乾燥機や都市ガスなどがついていないことが多くあります。

 

②ゆっくりくつろげる場所がない場合がある

子どもが小さいうちはそこまで狭さを感じることは少ないかもしれません。

しかし、小学校に入学すると荷物や習い事の道具が多くなります。子どもが高学年になって身体が大きくなるにつれて、リビングなど家族全員が同じ場所にいるだけで圧迫感が増します。そのため、間取りによってはゆっくりとくつろぐことは難しくなることもあるでしょう。

 

③個人のスペースを確保しにくい

2DKに子どもと両親で住む場合、部屋数が少ないので自室や書斎など個人のスペースを確保することは簡単ではありません。近年では在宅ワークが増えていることもあり、自宅で仕事をするケースも多くなっています。そういった場合に自分のスペースがないと仕事に集中しづらいといったデメリットがあります。

 

2DKの部屋を選ぶ際の注意ポイント

「コンセプトと赤字のチェックが黒板に書かれている。白いチョークを持った手」

 

2DKは値段の割に広さや部屋数があって人気です。しかし、築年数が経っていたり、設備が古いなどのデメリットがある物件も多くあります。2DKの部屋を選ぶ際には以下のような注意ポイントがあります。

 

①導線・収納スペースの有無

②設備の使いやすさ

③居室の広さ

 

それぞれの注意ポイントについて、具体的に説明します。

 

①導線・収納スペースの有無

2DKは部屋の間取りや配置の種類が豊富です。そのため、部屋数は同じでもキッチンや居室の位置が異なるので事前にどういった導線なのかをチェックしておく必要があります。

間取りによっては、廊下がなかったり、窓がない部屋があるケースがあります。居室内にクローゼットなど収納スペースがあれば荷物をしまうことも出来るので事前に確認するようにしましょう。

 

②設備の使いやすさ

2DKは1980年代に流行した物件であるため、広さの割に値段が安いといったメリットがある反面、リノベーションやリフォームがされていない物件だとお風呂の給湯設備が古かったり、トイレのウォシュレットがついていなかったりと設備が最新のものではないケースが多くあります。住む際にその設備で十分なのかをよく考えて使いやすいかどうかをしっかりとチェックしておくことが大切です。

 

③居室の広さ

2DKは居室が2つあることや広さの割にリーズナブルな価格なことが魅力です。

専有面積が広い間取りでは、ウォークインクローゼットが居室内に設けられていることが多く、水回りがまとまっているといった特徴もあります。しかし、家族で生活をするには子どもの成長に伴ってリビングとなる居室が狭く感じる方も多くいます。事前に居室の広さを確認して、どういった使い方をするかを考えながら間取りを選ぶようにしましょう。

 

2DKは何人家族の人におすすめ?

「白いソファーの下に座る外人の若い両親が赤ちゃんを抱っこしている」

2DKがおすすめなのは2~3人家族です。

カップルの同棲や2人暮らしにはキッチン以外にも居室が二つあるので比較的ストレスも少なく生活することができます。例えば、居室がキッチンと繋がっていればリビングとして、もう一つの居室を寝室として使うパターンも実際に多くあります。

また、3人家族の14%が2DKに住んでいることから子どもが小さい3人家族であれば2DKでも問題はありません。

しかし、子どもの成長に伴って共有スペースに集まると窮屈に感じたり、個人スペースがないといった部分では3人家族には少し狭いと感じる間取りであることも事実です。2人暮らしや一人暮らしであればスペースに余裕を持たせながら、値段の割に安く住めるので便利な物件です。

参照:住まいの教科書

 

2DKはリノベーション済み物件がおすすめ!

 2DKは築年数がかなり経っている物件が中心のため、2LDKなどの物件と比べて広さの割にリーズナブルな値段の間取りが多いといった特徴があります。

1~2人暮らしをするには余裕をもって住める間取りで、3人家族でも子どもの年齢や使い方によっては問題なく住むことが可能です。

但し、2DKは個人のスペースを確保しづらいといったデメリットや設備が古い物件も多くあるので事前に使いやすさやリノベーションされているかなどをチェックするようにしましょう。

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