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縦長の間取りで気をつけることとは?実際の間取りを見て解説!

2022.03.11
2022.12.06
縦長リビングの画像

マンションの部屋には様々な間取りがあります。縦長の間取りもその1つ。具体的にはどんな特徴がある間取りのことをいうのでしょうか?

縦長の間取りのメリット・デメリットだけでなく、どんなところに気を付けると暮らしやすくなるのかもご紹介します。

実際の間取り図を見ながら縦長の間取りについて解説していきます!

 

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縦長の間取りとは?

狭い廊下にドアが並んでいる様子の画像

縦長の間取りとは、全体が長方形で奥行きの長い間取りのことを指します。玄関を入ると廊下や部屋が続き、その先に窓がある間取りです。

マンションでは、窓やバルコニーに面してリビングやダイニングがあるのが一般的。全体の広さによっては、リビング・ダイニングの隣に居室が設けられている場合もあります。

間取りは全体的に細長くなるため、暮らしにくそうと感じることもあるかもしれません。しかし、縦長だからこそのメリットがあります。デメリットは、あらかじめ理解しておけば工夫することができるでしょう。

部屋の間取りは、暮らす人のライフスタイルや家族構成によっても捉え方は異なります。縦長の間取りでは、どのような暮らしになるのか具体的にイメージしてみることが大切です。

 

縦長の間取りのメリット【3選】

風に揺れるカーテンの画像

縦長の間取りのメリットには、次のことがあげられます。

  • リビング・ダイニングの採光・風通しがよい
  • リビング・ダイニング全体をキッチンから見渡せる
  • 家具のレイアウトがしやすい

窓やバルコニーの間口全体に面したリビング・ダイニングは、かなり明るく開放的になります。また、リビング・ダイニングの隣に居室がある場合は、仕切りを開けることでより広く風通しのよい空間を設けることが可能です。

キッチンの配置によっては、縦長だからこそ全体を見渡しやすくすることもできます。

また、縦長の部屋の場合、壁の面積も大きくなります。壁に沿って家具をレイアウトできるため、空間を広く使えるところもポイントです。

 

縦長の間取りのデメリット【3選】

光が届かないキッチンの画像

縦長の間取りのデメリットとしては、次のことがあげられます。

  • キッチンに光が届きにくい
  • 縦長のリビングの場合、リビングとダイニングを分けにくい
  • 寝室に窓がない場合がある

縦長のリビングの場合、リビング・ダイニングに比べてキッチンがあるのは奥まった場所です。そのため外からの光が入りにくく、キッチンは暗くなることがあります。

また、リビングとダイニングが縦に並ぶ場合は、空間の分け方があいまいになりがちです。きっちり区別して使いたい場合は、家具の配置に工夫が必要になるでしょう。

縦長の間取りで2LDK以上の場合、家の中央にあたる場所に位置する部屋には窓が設けられません。外廊下にもバルコニーにも面していないと、エアコンが後から設置できない可能性も出てきます。

 

この場合、この1部屋にもエアコンを設置できるようあらかじめ工事をしておくことが必要です。物件を選ぶ際にも特に注意しておきたいポイントになります。

 

cta-image-6

 

縦長の間取りの実例をご紹介

リビングルームを虫眼鏡で映している画像

 

縦長の間取りと一口に言っても、そのタイプはさまざまです。家族構成やライフスタイルによっても、ピッタリな間取りは異なります。

具体的にどのようなつくりになっていて、どんな暮らしができそうかイメージしていきましょう。

 

①対面キッチンで家族とコミュニケーションが取りやすい間取り

【間取り図】クリオ中村橋弐番館316(6.4修正済み).jpg

こちらは縦長の2LDKの間取りです。リビング・ダイニングが東向きの間口いっぱいに面しているため、午前中から明るい空間になります。

対面キッチンは、お料理しながら家族とコミュニケーションが取れるところが魅力です。また、料理の配膳や使った食器を下げる際にもスムーズなやり取りができるでしょう。

ソファーの後ろ側の空間は、ラグマットなどを敷けばキッズスペースとしても使えそうです。ただし、キッチンからは死角になるため注意が必要になります。

4.1畳の寝室にはダブルベッドを、3.1畳の寝室にはシングルベッドが配置できます。4.1畳を夫婦の寝室として、3.1畳の寝室は子ども部屋にできそうです。

子どもが小さい場合は、4.1畳に布団を敷いて一緒に寝ることもできます。余った部屋は、いずれ子どもが成長したときに利用できるでしょう。それまでは、ゲストルームにしておくこともできます。

 

②一人暮らしにおすすめの縦長の間取り

【間取り図】デュオスカーラ用賀Ⅱ105.jpg

こちらは、縦長の1LDKの間取りです。LDKは9.2畳とコンパクトなつくりになっていますが、1人暮らしには充分な広さでしょう。

普段はLDKと寝室の間の仕切りを開けて、広いワンルームとしても使えます友人が来るときなど、仕切りを閉めればプライベート空間を見られる心配がありません。

寝室には、1人分の衣類をしっかり収納できるクローゼットがついています。広めのクローゼットを確保できるのも縦長の間取りのよさです。

 

テラスの先にあるのは、プライベートガーデン。自分専用の庭なので、周りのことを気にせずにガーデニングができます。また、簡単なテーブルとイスを用意すれば、外で食事をすることもできそうです。

友達を呼んでガーデンパーティーもできそうですが、周りへの配慮は忘れずに、大きな声や物音には注意しましょう。

 

③コーナーソファーで人が集まりやすい間取りに

【間取り図】サンメゾン武蔵野緑町ガーデンハウス403.jpg

こちらは、縦長の3LDKの間取りです。バルコニーに面したリビング・ダイニングは明るい空間になります。リビングの横幅もあるので、リビング・ダイニングをしっかり区分けすることができそうです。

コーナーにソファーを配置すると、中央に広い空間が設けられます。家族がゆったりくつろぐことができるでしょう。また、キッチンから全体を見渡すことができます。

 

寝室は3つあることから、4人暮らしにピッタリな間取りといえます。4.9畳の寝室にはシングルベッドとデスクが置けそうです。5.3畳の寝室にはダブルベッドが置け、大き目の収納もあります。

4.6畳の部屋は、シングルベッドの配置が可能です。子どもが小さい場合や、3人暮らしの場合はキッズルームや、在宅ワークをするワークスペースとしても使えそうです。

 

縦長の間取りの注意点とは?

!マークの付いたブロックの画像


縦長の間取りで最も注意したいのは、全体の中央部分にある部屋の使い方です。

中央にある部屋には窓が設けられない場合があります。外からの採光が期待できないため、基本的に電気を付けて過ごすことになるでしょう。

 

また、窓を開けての通気も期待できません。空調はエアコンを使用することになりますが、エアコンは設置されているのか、されていない場合は設置可能かの確認が必要になります。

日中閉め切って過ごす場所としては、不向きになるといえるでしょう。日中は家をあけることが多い方にとっては特に問題ないでしょう。ライフスタイルや家族構成に合わせて、誰がどのように使うかはしっかり考えるようにしましょう。

 

縦長の間取りにしかない良さもある

縦長の間取りは古くは町屋などで見られることが多く、「うなぎの寝床」と呼ばれる細長さが特徴でした。マンションは限られた土地を区分けするため、正方形の間取りの方が少ないかもしれません。

縦長の間取りは全体こそ細長くなりますが、その分だけ個室を多く設けられるでしょう。また、窓が設けられない部屋も出てはしまいますが、生活スタイルによってはさほど問題にならないでしょう。

ライフスタイルや家族構成を考え、具体的な暮らしのイメージを持ちながら、間取りを見ていくことをおすすめします。

 

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