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マンションと戸建ての内覧会チェックリストを公開|持ち物もご紹介!

2022.03.15
2022.03.15

内覧会は、家の仕上がりを実際に目でみて確認できる、とても貴重なイベントです。

 

しかし、「内覧会の当日はどのような流れなのか」「どんなところに着目すべきなのか」このような疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、マンションと戸建ての内覧会で役立つチェックリストや当日の流れ、持ち物などについて詳しく解説していきます。



内覧会とは?

「家と虫眼鏡の画像」

 

内覧会とは、購入した住宅の建設工事がほぼ終わった段階のときに、「施工ミスや不具合はないか」「図面と実際の建物に相違はないか」などをチェックするための場です。

 

万が一、暮らし始めてから不具合箇所が見つかった場合、補修費は実費で支払うことになるため、内覧会ではくまなく施工ミスや図面との相違がないかチェックします。

 

不具合箇所を見つけた場合には、遠慮せずに指摘し修繕・補修してもらいましょう。



内覧会当日の流れ|所要時間は約2時間

「建物の外で担当者と握手する画像」

 

内覧会の当日の流れは、以下のとおりです。

 

①物件か不動産屋で待ち合わせ 

②チェックを行う前に物件の説明を受ける

③物件の仕上がりをチェックリストに則って確認する

④不具合箇所を指摘する

⑤チェックシートに押印して終了

 

これら一連の流れにかかる所要時間は、約2時間です。

 

それぞれの項目について、詳しく説明します。



①物件か不動産屋で待ち合わせ

 

内覧会当日は、まず現地もしくは不動産会社で待ち合わせをします。不動産会社で待ち合わせする場合は、そこから現地へ移動する流れです。

 

内覧会を始める前に、不動産会社の担当者から施工担当者が紹介され、簡単なあいさつをすませます。

 

その後、コロナ感染予防対策のための体温チェック、手や靴などの消毒を行ってから部屋に入ることになるでしょう。



②チェックを行う前に物件の説明を受ける

 

チェックを行う前には、物件の設備面に関わる説明を受けます。

 

設備というのは、水回りや暖房設備、インターホン、マンションであればオートロックなどです。

 

例えば、キッチンであればガスコンロの動作確認や注意事項、浴室であれば給湯器の使い方などを施工担当者が詳しく説明してくれます。

 

わからないことがあれば必ず、その場で質問するようにしましょう。



③物件の仕上がりをチェックリストに則って確認する

 

物件の説明がひととおり終われば、チェックリストに則り物件の仕上がりを確認。

 

チェックリストは、基本的に不動産会社側で用意してくれますが、簡易的な内容のリストだったり、そもそも用意されていなかったりすることもあります。

 

チェックリストにつきましては後述しますので、そちらをコピーして持参すると安心です。

 

あとは、チェックリストに則り各部屋を回りながら施工状況をチェック。気になる箇所があれば、リストに書き込んでいきましょう。

 

④不具合箇所を指摘する

 

不具合箇所が見つかれば、その場で指摘しましょう。

 

指摘することに対して、ためらってしまう方もいるかもしれません。しかし、住宅購入は人生最大の買い物です。不動産会社側の都合は気にせず、修繕・補修が必要な箇所を伝えることが重要といえます。

 

全ての不具合箇所の指摘が終われば、再内覧会のスケジュールを決めておくようにしましょう。



⑤チェックシートに押印して終了

 

指摘した箇所がその場で修繕・補修してくれた場合には、修復状況を確認してチェックシートに押印して終了です。

 

しかし内覧会当日、修復が出来ない場合は、後日行われる再内覧会時に「指摘した事項について補修などが適切に行われているか」「新たに問題点が発生していないか」などを確認します。

 

そのうえで問題がないと判断できたら、その時点でチェックシートに押印することになるでしょう。



内覧会への持ち物まとめ

「住宅の説明を受ける夫婦の画像」

 

内覧会当日に、用意しておきたい持ち物は以下のとおりです。

 

・メジャー

・折りたたみ式の脚立

・スリッパ

・間取り図のコピー

・水平器(スマホの水平器やビー玉を利用も可)

・懐中電灯

・カメラ

・ティッシュ

・マスキングテープ

・スマホ(撮影用)

 

それぞれの項目について、詳しく説明します。



メジャー

 

メジャーは、内覧会のときに家具やカーテン、電化製品を配置する場所の寸法を測りたい方に必要です。

 

不動産会社から間取り図はもらえるので、メジャーで採寸してからサイズを書き込んでおきましょう。 

 

またメジャーがあれば、図面と完成した住宅を見比べて「設備の位置やサイズが異なるのでは?」と感じたとき、その場で計測することで施工ミスなどにいち早く気づけます。



折りたたみ式の脚立

 

折りたたみ式の脚立は、高い位置にある設備などをチェックするときに役立ちます。たとえば、「収納棚の上部に破損はないか」「扉の金具に付け忘れはないか」などです。

 

見落としがちな高い位置に、チェックするべきポイントが意外にたくさんあります。

 

不動産会社側が脚立を用意している場合もありますが、念のためご自身でも準備しておきましょう。



スリッパ

 

スリッパは、不動産会社側で用意していることもありますが、持参しておいたほうが無難です。

 

物件によっては、内覧会に備えて清掃してくれている場合もありますが、木くずやほこりなどがそのままになっていることもあり得ます。

 

そのような状態でもスリッパがあれば、靴下が真っ黒になったり、木くずなどで足裏をけがしたりすることを防げるでしょう。



間取り図のコピー

 

不動産会社からもらった間取り図のコピーは、必ず持参しましょう。

 

間取り図を頼りに、コンセントの位置や部屋の間取り、設備などが建設中に変更されていないかを確認します。

 

なかには、変更ではなく単に施工ミスで間取り図と異なっていることもあるため、相違点があった場合には、その理由や修正は可能なのかどうかを質問しましょう。



水平器(スマホの水平器やビー玉を利用も可)

 

水平器は、床の傾斜を見るためのアイテムです。床の傾きは、目で見ただけでは分からないことがほとんどであるため、水平器は必要になります。

 

水平器は、ホームセンターなどで簡単に手に入りますが、iPhoneの場合は元々計測アプリが入っているので、スマホでも確認が可能です。

 

もっと手軽に調べたいのであれば、ビー玉でも代用できます。ビー玉の場合は、よく転がるほど床が傾いていると判断してよいでしょう。



懐中電灯

 

懐中電灯は、室内にある薄暗い場所をチェックするときに使います。室内に照明が付いていても、天井裏や床下、棚の中や部屋の隅などは懐中電灯がないと見えにくい場所です。

 

また、床や壁の傷なども懐中電灯の光をあてることで、よく見えるようになります。

 

細かなところまで、見落とさず確認できるように、懐中電灯は必ず持参するようにしましょう。



カメラ

 

カメラは、不具合箇所を撮影するために必要です。不具合箇所を写真として残しておくことで、修繕・補修を依頼した箇所のビフォーアフターが一目瞭然になるでしょう。

 

撮影時のポイントとしては、接近写真と不具合箇所から2歩ほど下がった場所からの写真を残しておくことです。

 

そうすることで、再内覧会時の修復状況を確認するとき、場所の特定がしやすくなります。

 

 

ティッシュ

 

ティッシュは、内覧会で見つけた汚れが落ちるものかどうかを確認するために使います。

 

乾いたティッシュであれば、どこを拭いてみても問題ないかと思いますが、ウエットティッシュの場合は注意が必要です。

 

壁紙や床材によっては、ウェットティッシュで拭くことによって、汚れを悪化させたり変色させたりすることもあります。

 

そのため、ウエットティッシュを使うときは、必ず施工担当者に確認してからにしましょう。



マスキングテープ

 

マスキングテープは、傷や汚れなど不具合箇所に直接貼るときに使います。

 

ひととおり気になる部分をマスキングテープで貼っておけば、施工担当者に確認してもらいやすく、見落としを防げるでしょう。

 

さらに、メジャーで家具や家電の大きさを測ったところにマスキングテープを貼ることで、家具や家電を置いたときのイメージがしやすくなります。



スマホ(撮影用)

 

スマホはカメラがない場合、不具合箇所を撮影するために使用します。

 

また、写真を撮るのが面倒に感じたり、後々のトラブルを極力なくしたいという方は、スマホの動画機能で室内の様子や不動産担当者とのやり取りを撮影しておくとよいでしょう。

 

音声まで残しておけば、不動産会社との「言った、言わない」のトラブルを未然に防げます。



新築マンションの内覧会チェックリスト

「きれいなマンションの画像」

 

新築マンションの内覧会チェックリストは以下のとおりです。新築マンションの場合は、共有部分のチェックも忘れずに行いましょう。

 

場所

項目

チェック内容

共有部分

インターホン

・目立つキズや汚れがないか
・きちんと機能しているか

トランクルーム

・トビラの開閉に違和感がないか

・取っ手やビスなどに欠損がないか

玄関

収納

・棚にガタつきやズレがないか
・扉の開閉に違和感がないか

床面

タイルがひび割れていないか

廊下

床面

目立つキズや汚れがないか

壁・天井

クロスに目立つ汚れ、はがれ、接着剤のはみ出しはないか

居室

・窓枠に目立つキズや汚れがないか

・ガラスが割れていないか

・網戸にほつれや穴がないか

床面

床材に目立つ汚れやキズ、すき間がないか

壁・天井

クロスに目立つ汚れ、はがれ、接着剤のはみ出しはないか

図面との比較

扉の向き、コンセント、スイッチの位置など図面と相違がないか

キッチン

給排水

・水、お湯が出るか(水道・電気・ガスが通っている場合)

・排水管、給水管に水漏れがないか

キッチンカウンター

壁との継ぎ目にすき間やコーキング材のはみ出しはないか

洗面所

洗面台

・水、お湯が出るか(水道・電気・ガスが通っている場合)

・洗面に水をためたときにあふれたり漏れたりしないか

・排水管、給水管に水漏れがないか

・照明はつくか、鏡に汚れや割れがないか

浴室

シャワー・湯船

・水、お湯が出るか(水道・電気・ガスが通っている場合)

・吐水量は適正か

トイレ

便器

・目立つキズや汚れがないか

・きちんと流れるか

・シャワートイレは機能するか



新築戸建ての内覧会チェックリスト

「一軒家が立ち並ぶ画像」

 

新築戸建ての内覧会チェックリストは以下のとおりです。新築戸建ての場合は、外回りのチェックも忘れずに行いましょう。



場所

項目

チェック内容

外回り

外壁

目立つ汚れや割れ、亀裂などがないか

屋根

(見える範囲で)割れている瓦がないか

外溝

・インターホンや郵便ポストの位置の相違はないか

・駐車スペースに車が入るか

玄関

ドア

・開閉速度に違和感はないか

・鍵の動作に違和感はないか

収納

・棚にガタつきやズレなどはないか

・取っ手やビスなどに欠損はないか

廊下

壁・天井

クロスに目立つ汚れ、はがれ、接着剤のはみ出しはないか

居室

ドア・引き戸

開閉に違和感はないか

・窓枠に目立つキズや汚れがないか

・ガラスが割れていないか

・網戸にほつれや穴がないか

床面

床材に目立つ汚れやキズ、すき間がないか

図面との比較

扉の向き、照明、コンセント・スイッチの位置など図面と相違はないか

キッチン

キッチンカウンター

壁との継ぎ目にすき間やコーキング材のはみ出しはないか

給排水

・水、お湯が出るか(水道・電気・ガスが通っている場合)

・排水管、給水管に水漏れがないか

洗面所

洗面台

・水、お湯が出るか(水道・電気・ガスが通っている場合)

・洗面に水をためたときにあふれたり漏れたりしないか

・排水管、給水管に水漏れがないか

・照明はつくか、鏡に汚れや割れがないか

浴室

シャワー・湯船

・水、お湯が出るか(水道・電気・ガスが通っている場合)

・吐水量は適正か

トイレ

便器

・目立つキズや汚れがないか

・きちんと流れるか

・シャワートイレは機能するか

ベランダ

手すり

・固定不良の箇所がないか




専門家への依頼という選択肢も

「担当者と握手をする画像」

 

内覧会の際には、専門家へ依頼するという選択肢もあります。

 

既述の通り、内覧会ではチェックするべき項目は多く、キズや汚れならば、見ればわかるので指摘できますが、素人目線では気付けない部分もあるでしょう。

 

そんな時に、専門家に依頼して住宅の施工精度や品質のチェックをしてもらうと安心です。

 

専門家というのは、一般的に「一級建築士」などが挙げられます。費用は3〜6万が相場のようです。



気になることはなんでも聞くことが大事

「夫婦で物件の説明を受けている画像」

 

内覧会では、「こんなことを聞いたら失礼かな」と思うようなことでも、遠慮せず何でも聞く姿勢が大事です。

 

内覧会は、聞きたいことや、言いたいこと、不安に思うことを伝える唯一の機会です。

 

この機会を逃してしまうと、暮らしはじめてすぐに不具合箇所が見つかったとしても、立ち会ってもらえないケースがあります。

 

それを防ぐためには、今回ご紹介したチェックリストをもとに、気になることがあればなんでも担当者に質問しましょう。




内覧会では気になったことをすぐに質問することが大切!

 

新築住宅の購入時には、内覧会という重要なイベントが行われます。

 

内覧会の所要時間は2時間程度で進められ、そこまで長い時間ではありません。

 

そのため、当日スムーズに内覧会を進められるように、今回紹介した「内覧会当日の流れ」「チェックリスト」事前に把握しておくことが大切です。

 

そうすることで、慌てることなく万全の態勢で臨めるようになるでしょう。



航空業界に2年間勤めた後、不動産が好きすぎて2021年にMUSUBUに入社。月間90本MUSUBUメディアのwednesdayとTSUNAGUの構成考案と執筆を務める。絶賛宅建勉強中のライター兼編集者。趣味はルームツアーのYouTube動画を見ること。

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