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壁付けキッチンがある間取りのポイントをご紹介!対面キッチンとの比較も解説します

2022.03.15
2022.03.15

昔から日本で多く採用されている壁付けキッチン。アイランドキッチンなどの対面キッチンが人気を集めている今、「古いタイプのキッチン」という印象を持っている人もいるのではないでしょうか。

しかし、壁付けキッチンには対面キッチンにはない魅力がたくさんあります。

この記事では、壁付けキッチンのメリット・デメリットのほか、壁付けキッチンをおしゃれにみせるレイアウトなどもお伝えしていきます。

キッチンのタイプに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

 

壁付けキッチンとは?対面キッチンとの違い

壁付けキッチンのシンクの画像

 

壁付けキッチンとは、キッチンの正面が壁に接しているタイプのキッチンを指します。ウォール型キッチン、背面キッチンとも呼ばれており、日本の家では昔から採り入れられているので、実際に使ったことがある人も多いのではないでしょうか。

対して、対面キッチンは、リビングやダイニングの方を向いて設置されているタイプのキッチンのことをいいます。家族を見守りながら料理できるなどの理由から、近年人気を集めています。

 

壁付けキッチンの4つのメリット

メリットに傾くてんびんの画像

 

日本で昔から親しまれてきた壁付けキッチンには、どんなメリットがあるのでしょうか。

こちらでは、代表的な4つのメリットについてお伝えします。

 

・リビングダイニングが広くなる

・料理に集中できる

・間取りを生かせる

・油汚れやにおいが広がりにくい

 

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

①リビングダイニングが広くなる

壁付けキッチンは部屋の壁にキッチンが付いているので、対面キッチンのように空間が区切られることがありません。そのため、部屋全体を無駄なく活用でき、リビングダイニングを広く使うことができます。

省スペースでキッチンを設置できることは、壁付けキッチンの大きなメリットです。

 

②料理に集中できる

正面が壁のため、料理以外のことが視界に入りづらく、料理に集中できることも、壁付けキッチンのメリットです。

対面キッチンの場合はリビングを向いて調理をするため、家族との会話やテレビなどに気を取られてしまうこともありますが、壁付けキッチンの場合はリビングダイニングが目に入らない配置なので、料理以外のことに気を引かれることがありません。

手の込んだ料理を作ったり、集中して短時間で調理を終わらせたいという人にとって、壁付けキッチンは料理のしやすいキッチンといえるでしょう。

 

③間取りを生かせる

壁付けキッチンは壁のある一面だけのスペースで設置ができるので、どんな間取りでも配置が可能です。

壁付けキッチンはキッチン専用のスペースが不要で、正方形や長方形以外の変形の部屋でも、壁のある面にキッチンを収めることができます。

デッドスペースが生まれにくく、部屋の間取りを有効に活用することができることも壁付けキッチンの大きなメリットです。

 

④油汚れやにおいが広がりにくい

壁付けキッチンは正面が壁のため、油の飛び散りはすべて壁が受け止めてくれます

また、コンロも壁に向かって設置されているので、においがリビングダイニングまで広がりにくいといわれています。

壁付けキッチンの場合は正面の壁に窓が設置されていることも多く、その場合は窓を開けての換気も可能です。壁付けキッチンは、油汚れに強く、換気に優れたキッチンといえるでしょう。

 

壁付けキッチンの4つのデメリット

デメリットに傾く天秤の画像

 

メリットがたくさんある壁付けキッチンですが、デメリットも存在します。代表的なものは以下の4点です。

 

・動線が良くない可能性がある

・キッチンが丸見え

・リビングダイニングが見れないので会話が少なくなる

・スペースが少なくなることもある

 

それぞれ詳しくお伝えしていきます。

 

①動線が良くない可能性がある

壁付けキッチンの場合、冷蔵庫や食器棚なども壁側に配置することが多いため、動線が横一直線になってしまいます。

横の移動が長いと作業の効率が悪くなってしまうため、必要なものをあらかじめ用意しておくなど、工夫して料理に臨む必要があります。

 

②キッチンが丸見え

壁付けキッチンは、シンクやコンロなど、キッチンの様子がリビングダイニングからよく見えます。キッチンが散らかっていると雑然とした印象になってしまうので、調理器具は都度洗う、ゴミを見えるところに置かないなど、キッチンをきれいに保つことを意識して使いましょう。

難しい場合は、リビングから見えないように目隠しを作ると便利です。ロールスクリーンやハイカウンターの設置など、さまざまな方法があるので、検討してみると良いでしょう。

 

③リビングダイニングが見れないので会話が少なくなる

壁付けキッチンの場合、料理中はリビングダイニングに背を向けることになるので、家族と話しながら作業を進めるには不向きです。また、子どもが小さい場合は振り返えらなければ様子を見ることができず、不安に思うこともあるでしょう。

ただし、壁付けキッチンの場合は、背面がすぐリビングダイニングなので家族の声はよく聞こえます。声かけをしたり、呼んでいる声に応えることは可能ですので、仕切りがない分、会話はしなくとも家族を身近に感じられるという一面もあります。

 

④スペースが少なくなることもある

壁付けキッチンは対面キッチンに比べると作業台が少ないため、ものを置くスペースが足りなくなる場合もあります。

リビングダイニング側や、直角にある壁側にカウンターや棚を設置するなど、スペースを増やす工夫をしてみましょう。

 

対面キッチンとの違い・価格の差はどのくらい?

電卓を持ちプランを比較している画像

 

壁付けキッチンは、昔から広く取り入れられていることから扱っているメーカーも多く、価格も比較的安く設定されています。大きさや機能によっても異なりますが、相場は50~80万円ほどといわれています。

対して対面キッチンは、リビング側から見える部分の化粧板などの部材が必要になる分、壁付けキッチンよりも価格は高くなり、相場は80~100万円ほどです。

近年人気の高い、キッチンが独立しているアイランドキッチンの場合はさらに価格が高く設定されており、150~200万円ほどが相場となっています。

壁付け、対面に関わらず、キッチンはグレードによっても大きく価格は変わります。こだわりたい箇所がある場合は、あらかじめ価格を確認しておくとよいでしょう。

 

壁付けキッチンの注意・工夫する点とは?

キッチンでお皿に触ろうとする子どもの画像

 

空間に仕切りがない壁付けキッチンには、リビングダイニングと一体になっているからこその注意点があります。

こちらでは、壁付けキッチンの注意すべきポイントと工夫する点についてみていきましょう。

 

子どもが近くにいると油はねなどかかる危険がある

リビングダイニングと一体化している壁付けキッチンは、子どもが近づきやすい構造になっています。

キッチンには、コンロの火や包丁など、子どもには危険なものがたくさんあるうえに、揚げ物の油がはねてかかってしまう危険性もあるため、子どもを近づかせたくないと考える人も多いでしょう。

壁付けキッチンは、対面キッチンと違いベビーゲートの設置がしにくいですが、キッチンの背面にカウンターなどを設置して壁をつくることで、子どもがキッチンに近づくことを防ぐことができます。特に乳幼児がいる場合は、簡単にキッチンに近づくことができないよう、対策をとってみてください。

 

目隠しする方法を考える

壁付けキッチンは、リビングダイニングから丸見えになってしまいます。きれいに片付けられているとすっきりと見えますが、散らかっていると、一体となっているリビングダイニング自体も雑然とした印象となってしまいます。

キッチンを常にきれいに保つのが難しい場合は、目隠しがあると便利です。ロールスクリーンや背の高いカウンターなどを設置し、リビングダイニングからキッチンが見えないように工夫すると、急な来客時も慌てずに済むでしょう。

 

壁付けキッチンのあるリビングをおしゃれに見せるレイアウト

壁付けキッチンのある広々としたリビングの画像

 

キッチンは、使いやすいことはもちろんですが、やはりおしゃれに見せたいですよね。

こちらでは、壁付けキッチンを機能的かつ、おしゃれに見せる3つのレイアウトをご紹介します。

 

・背面にカウンターを設置する

・背面にテーブルを置く

・家具や家電も壁につけて設置する

 

リビングダイニングと空間が続いている壁付けキッチンだからこそできるレイアウトを、ぜひ試してみてください。

 

①背面にカウンターを設置する

壁付けキッチンの背面にカウンターを設置すると、作業スペースが増えるだけではなく、リビングスペースとキッチンを分断することができ、空間をすっきり見せることができます。

カウンターは収納付きのものがおすすめです。食器や電子レンジなどの家電をカウンターに収められれば、生活感が減り、さらにすっきりとした印象になります。

また、高さのあるカウンターを選べば目隠しにもなり、リビングからキッチンの生活感を隠す効果も期待できます。一石二鳥の効果を期待できるカウンターは、壁付けキッチンと相性が非常に良いのでぜひ採用してみてください。

 

②背面にテーブルを置く

壁付けキッチンの背面にテーブルを置くと、キッチンとダイニングの空間を1つにまとめられるため、リビングスペースを広く使うことができます。

キッチンとテーブルが近いレイアウトは、できたての料理をすぐに運ぶことができるので実用性も抜群です。

また、調理中はテーブルを作業台として使うことも可能です。壁付けキッチンはスペースが狭いこともあるので、作業スペースが増えることも嬉しいポイントですね。

 

③家具や家電を直角にある壁側に設置する

冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品や、食器棚などの家具をすべて横並びに配置するのではなく、キッチンの直角にある壁側に設置することにより、調理のしやすい動線を確保することができます。

また、キッチンスペースがL字につながることで、部屋全体がすっきりとした印象になります。

キッチンと家具の高さを揃え、さらに色味を合わせると、より空間に一体感をもたせることができますよ。

 

壁付けキッチンはこんな人におすすめ!

壁付けキッチンで調理する女性の画像

 

壁付けキッチンは、リビングダイニングのスペースが広くとれることが最大のポイントです。壁付けキッチンを採用することにより、対面キッチンと比べ、同じ畳数の部屋でもリビングスペースを広く使うことができます。広々としたリビングで過ごしたいという人には、壁付けキッチンがおすすめです。

また、キッチンの目の前が壁のため、料理に集中できることも大きなポイントです。手の込んだ料理を作りたい人、週末に作り置き料理をまとめて作るというような人も、壁付けキッチンなら集中して取り組むことができるでしょう。

 

壁付けキッチンにも魅力はたくさんある!

壁付けキッチンについてお伝えしました。

省スペースで設置できる壁付けキッチンは、LDKを広く使いたいという人におすすめのキッチンです。空間に仕切りがない分、カウンターや家具を自由に配置し、自分の使いやすいように工夫ができることも壁付けキッチンの大きな魅力といえるでしょう。

しかし、子どもが近づきやすいなどのデメリットも存在します。キッチンのレイアウトは簡単には変えることができませんので、メリット・デメリットを知った上で、自分のライフスタイルに合うキッチンを選んでみましょう。

航空業界に2年間勤めた後、不動産が好きすぎて2021年にMUSUBUに入社。月間90本MUSUBUメディアのwednesdayとTSUNAGUの構成考案と執筆を務める。絶賛宅建勉強中のライター兼編集者。趣味はルームツアーのYouTube動画を見ること。

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