家を購入する際、こだわりたいポイントといえば「家の間取り」です。希望の間取りがある人も多いと思いますが、理想の間取りと実際に暮らしやすい間取りは異なることもあります。
今回は、実際に人気の間取りランキングをご紹介します!みんなに人気の間取りはどんなものがあるのでしょうか?不動産屋が選ぶおすすめの間取りもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
人気の間取りランキングTOP5
ここでは、人気の間取りランキングを5位までご紹介します。これから家を購入しようと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
■人気の間取りランキングTOP5
第1位:充実した生活動線
第2位:ランドリールーム
第3位:独立洗面所
第4位:対面キッチン
第5位:水回りが1箇所にある
参照:
THE ROOM TOUR「新築住宅の間取りおすすめ人気ランキングTOP10!【4万人に聞いたリアルな集計!】」
第1位:充実した生活動線
人気の間取りランキング第一位は、充実した生活動線です。家は毎日過ごす場所なので、より快適に過ごすために、部屋と部屋の配置などの生活動線の配慮は忘れないようにしましょう。
特におすすめの間取りは、すべての部屋が繋がっている回遊動線です。たとえば、リビング・洗面所・お風呂・ランドリーなどの水回りが繋がっている間取りや、玄関・脱衣所・キッチンなど帰宅してからの動線を考えた間取りなどがおすすめになります。日常で頻繁に行き来する部屋を繋げると、動線がよりスムーズで快適です。
第2位:ランドリールーム
ランドリールームは、洗濯物を洗う・干す・取り込む・畳む・しまうという工程が全て一箇所で完結できる部屋です。家事の時間を短縮できるので、人気の間取りになります。
また、ランドリールームで洗濯物を干せるため、雨などの天候に関係なく洗濯物を干せます。部屋の中で洗濯物を干すことで、花粉やPM2.5などを洗濯物につかずおすすめです。
ランドリールームが接する場所に、ウォークスルークローゼットを配置する間取りもおすすめ。畳んだ洗濯物をすぐにしまえるので、動線がよりスムーズになります。
第3位:独立洗面所
おすすめの間取り第3位は、独立洗面所です。お風呂・トイレ・洗面所が一体になっていると、誰かが入浴中やトイレを使用している際に、洗面所が使用できません。そのため、忙しい朝の支度の際や来客時に困ってしまいます。独立洗面所であればそれぞれ使用できるため、スムーズに支度などもできる間取りです。
また、独立洗面所があれば来客時に洗濯物などを隠せるため、プライバシーを保つこともできます。
独立洗面所については、こちらの記事でもご紹介しています。
関連記事:
独立洗面台とは?メリット・デメリットとどんな人に向いているのかなど紹介|TSUNAGU
第4位:対面キッチン
おすすめの間取り第四位は、対面キッチンです。対面キッチンがあると、配膳や片づけがキッチンカウンターを介してスムーズにできます。食事は毎日のことなので、少しでも準備や片づけの時間を削減できるとストレス軽減につながるのでおすすめです。
また、小さい子どもがいる場合、対面キッチンだとリビングで遊ぶ子どもの様子が見えます。火を扱う際などキッチンから離れられないときでも、安心して調理が可能です。
対面キッチンについては、こちらの記事でもご紹介しています。
関連記事:
対面キッチンとは?メリット・デメリットや対面キッチンの種類などを紹介|TSUNAGU
第5位:水回りが1箇所にある
水回りを1箇所にまとめる間取りも人気です。トイレ・キッチン・洗面所・浴室などの水回りをなるべく一箇所にまとめることで、それぞれの動線がスムーズになり家事が楽になります。キッチン・トイレ・浴室などもなるべく近い間取りにするとよいでしょう。
また、水回りを近い距離の間取りにすることで、配管工事のコストも削減できます。機能面・コスト面でもおすすめの間取りなので、ぜひ採用してみてください。
物件探しにおすすめのサイト
ここまで、人気の間取りランキングを5位までご紹介してきましたが、実際にどのように物件を探せばよいか分からない人もいるのではないでしょうか。そのような人におすすめなのが、こちらのの2サイト。
通常、写真のみの物件紹介サイトが多い中、こちらの2サイトでは実際に物件の写真を交えながら、お部屋の詳細までしっかりとご紹介しています。今回ご紹介した間取りランキング1位の生活動線についても、具体的にどの部屋からどの部屋へのアクセスがしやすいかまで記載されているので、生活してからのイメージがつきやすいです。
写真を交えて紹介されているので、洗面所などの水回りからキッチンの様子までしっかり把握できます。忙しくてなかなか内見ができない人にもおすすめのサイトです。
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【番外編】編集部おすすめの間取り
ここからは、編集部がおすすめする間取りをご紹介します。以下の4つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- ファミリークローゼット
- テレワークができる書斎
- シューズクローク
- パントリー収納
1.ファミリークローゼット
おすすめの間取り一つ目は、ファミリークローゼットです。ファミリークローゼットとは、その名の通り、家族分がまとめて収納できるほどの広さのクローゼットを指します。衣類以外にも、子どもが学校で使う道具や、休日に使う趣味の道具、扇風機などの季節物も入れることが可能です。
ファミリークローゼットがあると、家族の衣類などを一箇所に収納できます。畳んだ洗濯物を家族の各部屋にしまいに行く必要がなく、片付けや掃除もスムーズに行えるためおすすめです。
2.テレワークができる書斎
おすすめの間取り二つ目は、テレワークができる書斎です。コロナ禍でテレワークをする人が増えましたが、家の中で仕事をする場所がなくて困っている人は意外と多くいます。そこでこれから家を購入する人におすすめの間取りが、テレワークもできる書斎です。
書斎は、もともと読書や書き物をする場所でした。ただ最近では、テレワークなどのPC作業や、趣味をするスペースとして活用されるようになりました。
書斎については、こちらの記事でもご紹介しています。
関連記事:
書斎とは?メリットデメリットや書斎を作るときの注意点を紹介|TSUNAGU
3.シューズクローク
おすすめの間取り三つ目は、シューズクローク(シューズクローゼット)です。シューズクロークとは、靴や物を収納できる場所で、玄関横などに設置されます。靴を脱がずに物を収納でき、いちいち物を部屋に取りにいかずに済むため、動線がスムーズです。
靴以外にも、ベビーカーやアウトドア用品など大型の荷物も置けるため、玄関がすっきりします。荷物が多い家庭や、子どもがいる家庭などはおすすめの収納スペースです。
また、コロナ禍で上着を家の中に持ち込みたくない人や、花粉がついた服を持ち込みたくない人もいるのではないでしょうか。その場合、シューズクロークに服を置くことで、家に持ち込まずに済みます。
シューズクロークについては、こちらの記事でもご紹介しています。
関連記事:
シューズインクローゼットとは?シューズクロークとは何が違う?特徴やメリットを紹介|TSUNAGU
4.パントリー収納
おすすめの間取り四つ目は、パントリー収納です。パントリー収納とは、食料品や飲料を保管するスペースを指します。防災の面でも、食料などを備蓄しておくことができるので、あると安心な収納スペースです。
キッチンの壁面に収納されているパントリー収納や、キッチン近くや玄関横などにある広めのウォークインタイプのパントリー収納があります。家の広さや保管したい物の量に応じて、収納の広さを決めるとよいでしょう。
パントリーの収納については、こちらの記事でもご紹介しています。
関連記事:
パントリーの間取りってどんなのがあるの?パントリーのタイプを紹介|TSUNAGU
間取りを決める際の注意点とは?
ここまで、おすすめの間取りをいくつかご紹介してきました。できればすべての間取りを採用したいところですが、家のスペースは限られているため、なかなかすべて実現できないのが実情です。
では、実際に間取りを決める際にはどのようなことに注意すればよいのでしょうか。ここでは、以下の2つの注意点をご紹介します。
- 収納スペースをどれくらい設けるか
- 家族が増えるかどうか
収納スペースをどれくらい設けるか
1つ目の注意点は、収納スペースをどの程度確保するかです。生活する上で、収納スペースはとても重要な間取りになります。収納スペースが狭いと、荷物をしまう場所がなくなってしまい、逆に収納スペースが広すぎても、掃除や管理の手間がかかります。そのため、どれくらいの荷物を所持していて、どのように収納したいのかを事前に把握しておくとよいでしょう。
家族が増えるかどうか
2つ目の注意点は、将来家族が増えるかどうかです。二人暮らし用の間取りで考えていると、将来家族が増えた際、部屋が足りないなどの問題が生じます。部屋の数を増やすだけではなく、仕切りができる仕様にしておくなど、工夫の仕方はさまざまです。将来の家族計画に応じて準備をしておくとよいでしょう。
暮らしやすい間取りで心地いい生活を
今回は、人気の間取りランキングをご紹介しました。家を購入する際、どのような間取りを選択するかによって、暮らしてからの快適さが劇的に変わります。希望の間取りだけではなく、日常生活をスムーズに快適に過ごせるよう、機能面・コスト面からも間取りを選択するようにしましょう。
また、編集部がおすすめする間取りもご紹介しました。今回ご紹介したことをぜひ参考に、同居する人と相談しながら家を選んでみてください。
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