テレビや雑誌などで目にするおしゃれなインテリアは、誰もが一度は憧れを抱いたことがありますよね。
この記事では、マンションの部屋をおしゃれなインテリアにするためのコツや家族みんなが心地よく過ごすための工夫を、事例を交えて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
【インテリアの工夫事例】お部屋の間取り別
マンションのインテリアを考える際、間取りの特徴をふまえてインテリアのバランスを工夫することが大切です。ここではマンションの間取りとして一般的な3LDKと2LDKの間取りにおいて、それぞれのインテリアの工夫事例を紹介します。
3LDK
3LDKの間取りは、夫婦と子どもが2人以上いる家庭におすすめの間取りです。LDK以外に3つの居室があるため、夫婦の寝室や子供部屋をそれぞれ用意することができます。
それぞれの居室は好きなインテリアを楽しみ、家族が集まるリビング・ダイニングはみんながくつろいだり家族の時間を楽しんだりできるようなインテリアにすると、メリハリが生まれます。
寝室は落ち着いた色合いや上質な素材のインテリアで、ゆったりと休めるような空間づくりを工夫してみましょう。子供部屋はお子さんの好きなテイストのインテリアを思いっきり楽しむのもおすすめです。
2LDK
2LDKの間取りは、夫婦と子どもが1〜2人いる家庭におすすめの間取りです。LDK以外に2つの居室があり、家族構成やライフステージに応じて居室をどう使うかを工夫することが大切です。
夫婦2人だけの場合やお子さんが小さい場合は、1つの居室を寝室にし、もう1つの居室を収納庫や書斎として使用するのもおすすめです。日用品のストックや趣味の荷物などをまとめて管理したり、仕事や趣味に集中するためのスペースにしたり、さまざまな用途が考えられます。
2つの居室を寝室や子供部屋として使う場合は、リビング・ダイニングに勉強や家事ができる作業スペースを作るのもおすすめです。色味を抑えたシンプルなインテリアを意識することで、家族それぞれが好きなことをして過ごしていても全体がごちゃついて見えません。
【インテリアの工夫事例】お部屋別
横長リビングは明るく開放的
※2bocchinchiさま提供画像
横長のリビングは長辺に大きな窓が設けられている場合が多く、明るく開放感があるのが特徴です。デメリットとしては、壁が少ないため家具のレイアウトに工夫が必要な点があります。
明るく開放感があるため、淡い色ですっきりとしたインテリアにすることで部屋がより広く見えやすくなります。また窓が大きいため、カーテン選びにこだわることで部屋の雰囲気をぐっと変えることができるのも楽しみの一つです。
壁が少なく限られたスペースでも、高低差のある家具や高さのある観葉植物を組み合わせることで立体的でおしゃれな部屋にすることができます。
縦長リビングは壁を活用したインテリアが楽しめる
※__m.room __さま提供写真
縦長リビングの特徴は横長リビングのメリット・デメリットと真逆になります。壁が多いため家具のレイアウトの自由度が高い反面、ダイニングやキッチンまで明かりが届きにくい点がデメリットです。
壁が多いというメリットは、家具の置き方の選択肢が多いことに加え、壁面にウォールシェルフを取り付けたりファブリックパネルを飾ったりと、壁を有効に活用したインテリアを楽しむことができます。
ダイニングやキッチンは暗くなりがちなので、明るい色や光を反射する素材を取り入れたインテリアで明るさを演出するのがおすすめです。
【インテリアの工夫事例】お部屋の平米数別
都心部のマンションの広さは、60〜70平米代が一般的です。ここでは広さ別に、60平米、70平米、狭いマンションの場合について、それぞれインテリアの工夫事例を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
60平米
60平米のマンションは2LDKまたは3LDKの間取りが一般的です。60平米の場合はそれぞれの居室があまり広くないことが多いため、家族が自然とリビングに集まり好きな時間を過ごせるように工夫することが大切です。
ダイニングとリビングを仕切ることはできなくても、壁紙やラグなどを変えるだけで雰囲気が変わり、食事のスペースとくつろぐスペースを自然と分けることができておすすめです。
70平米
70平米のマンションも2LDKまたは3LDKの間取りが一般的ですが、60平米のマンションに比べると部屋の使い方の自由度も増えるのが特徴です。
リビングのスペースを広く確保したい場合は、ダイニングテーブルを丸形にするのがおすすめです。一般的な長方形のダイニングテーブルに比べて省スペースで、その分リビングを広く使うことができます。
狭いマンションの場合
背の高い家具や色の濃い家具は圧迫感があるため、狭いマンションの場合は背の低い家具や淡い色のインテリアがおすすめです。
また狭さを感じさせないためにも、スペースを有効に使うための工夫も必要です。例えばリビング・ダイニングが狭い場合は、食事ができる大きさのローテーブルとソファを組み合わせて、リビングとダイニングを兼用することもできます。
【インテリアの工夫事例】コーディネート別
ここでは次の4つのテイストのインテリアについて、コーディネートの事例を紹介します。
- 北欧風
- モダン
- 高級感のある雰囲気
- インテリアグリーン・観葉植物
それぞれについて解説していくので、自分の好きなテイストを見つけてぜひ取り入れてみてください。
北欧風
北欧の国々は年間を通して日照時間が短く寒さが厳しいため、家の中で過ごす時間を大切にしています。暗くて寒い家の外とは対照的に、あたたかさを感じる素材や遊び心のあるインテリアが特徴的です。
具体的には木製の家具やあたたかみのある布製品、デザイン性の高い照明などを取り入れることで、北欧らしいインテリアにぐっと近づきます。
モダン
モダンとは「現代的な」「今風でおしゃれな」と訳される単語で、インテリアでいうモダンも都会的でスタイリッシュなイメージを指します。
金属やガラスなどの硬質な素材をはじめ、無彩色や原色などを取り入れてコーディネートすると、モダンな印象のインテリアになります。
天然素材を取り入れた「ナチュラルモダン」や和素材を取り入れた「和モダン」など、モダンをベースにしたさまざまなテイストも人気です。
高級感ある雰囲気
ホテルやモデルルームを思わせるような高級な雰囲気のインテリアは、素材感を意識してコーディネートすることが大切です。
上質なファブリックやレザー、大理石調の家具や小物を取り入れる、メインに黒やダークブラウンなど明度や彩度が低い色を使う、アクセントとして小物にゴールドやガラスなどを使うことで、インテリアに高級感が生まれます。
インテリアグリーン・観葉植物
※ryo_yyy0様ご提供写真
観葉植物や多肉植物などのグリーンを取り入れたインテリアは癒やしや安らぎの効果があり、人気が高まっています。
インテリアの色味や柄を抑えて木製の家具や小物を取り入れると、グリーンとの相性が良くナチュラルな雰囲気のコーディネートになります。
グリーンは高さのある種類を選んだり、つるが伸びる種類のものを棚から垂らすように飾ったりすると、立体感のあるインテリアになりおすすめです。
子どもがいる場合は?
※hononut.49さま提供写真
子どもが小さいうちは、リビングがキッズスペースを兼ねるように使うケースが多いです。散らからない工夫と、子どもがのびのびと遊び安全に過ごせる空間づくりが大切です。
具体的にはローテーブルを置かずに遊ぶスペースを広く確保しましょう。テーブルが必要な場合は小ぶりなものや折り畳めるタイプがおすすめです。
おもちゃの収納はインテリアに馴染む工夫と、子どもが自分で出し入れしやすい工夫が必要です。深さのあるケースよりも、浅めの収納ボックスや引き出しの方が、おもちゃの出し入れが自分でしやすくなります。
自分好みのインテリアでお気に入りの空間作りを
この記事では、マンションの部屋をおしゃれなインテリアにするためのコツや、家族みんなが心地よく過ごすための工夫を紹介しました。
自分の好きなインテリアのテイストや広さに応じた工夫を取り入れて、お気に入りの空間を作ってみてくださいね。
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