時々、街を散策していたりすると外観に目を引かれてしまうような建物が目に入ることがあるのではないでしょうか?
デザイナーや建築家のこだわりが強く現れている物件、それがデザイナーズマンションです。
今回は、そんなデザイナーズマンションのメリットやデメリット、お部屋探しの際の注意点、どんな人に向いているかなどを紹介していきます。
デザイナーズマンションとは?
デザイナーズマンションとは、一般的にデザイナーや建築家が内装や外装のデザインを重要視して作られた建物のことを指します。
しかし、デザイナーズマンションは具体的にどのようなものなのか定義が難しいため、デザイナーズマンションかどうかを判断するのは不動産会社などに判断が委ねられることが多いです
デザイナーズマンションは、主に以下のような特徴を持っています。
- 内装の壁や外の外観がコンクリートそのままになっている
- ガラス張りのトイレやお風呂がある
- 壁の一部分が全て窓ガラスになっている
上記のようにデザイナーズマンションは非常に見た目はおしゃれな作りとなっていますが、物件によってはおしゃれさを優先することで住みにくいという物件も考えられるでしょう。
デザイナーズマンションに一人暮らしするメリット
デザイナーズマンションで一人暮らしをするメリットには以下のようなメリットがあります。
- 物件に合わせたインテリアが置ける
- コンクリートの物件は遮音性がある
- 間取りが特殊
これらについて一つ一つ解説していきます。
①物件に合わせたインテリアが置ける
外観や内装のデザインに合わせて、インテリアを決めることができます。普通の物件では使うことができないような特殊なデザインの家具も、心配なく置くことができます。
物件に合わせた家具などのインテリアが置けることはデザイナーズマンションで一人暮らしをする上での魅力と言えるでしょう。
②コンクリートの物件は遮音性がある
コンクリートには音を遮断する効果が期待できるので、コンクリートを打ちっぱなしにした物件は遮音性に優れている可能性があります。
このことから、大画面のテレビで音楽や映画鑑賞を比較的大きい音で楽しむことができます。壁の薄い物件と比べて隣の部屋の生活音が聞こえづらいなどのメリットもあるので、非常に住みやすいといえるでしょう。
③似たような価値観を持った人が集まりやすい
デザイナーズマンションには似たようなデザイン性を求めて価値観が同じ人が集まりやすいといえます。
そのため、一人暮らしをする上でも安心感を持った上で暮らすことができるといえます。
デザイナーズマンションに一人暮らしするデメリット
デザイナーズマンションで一人暮らしをする上でのデメリットは以下のとおりです。
- 家賃が相場よりも高い
- 物件数が圧倒的に少ない
- コンクリートは夏は暑く、冬は寒い
これらについて一つ一つ解説していきます。
①家賃が相場よりも高い
デザイナーズマンションは、デザイナーが一つ一つ特別にデザインしている物件なので、1件1件のデザイン性においての価値が高く、家賃が他の同じ間取りの物件よりも高くなる可能性があります。
また、通常の賃貸物件と比べて人気があり、競合性が高いことも、家賃が高くなっている要因の1つです。地域によりますが、平均して数万円~家賃が高い傾向にあります。
②物件数が圧倒的に少ない
デザイナーズマンションの物件は、通常の物件と比べて、デザイナーの手が加えられているため、沢山建築することができないことから、数が少ないことが多いです。
また、競合率も高いことから売り切れやすい傾向にあるので、早めに住むことを検討した上でデザイナーズマンションの物件選びを始めることをおすすめします。
③コンクリートは夏は暑く、冬は寒い
コンクリートは熱が伝わりやすい素材であり、熱容量が大きいです。熱が伝わりやすいことから、夏は日差しの強さや気温の高さの影響で暑くなり、冬は外気の冷たさで寒くなります。
また、熱容量が大きいので、夏は室内の温度が下がりにくく、冬は室内が中々暖かくならない可能性があります。
室温はもちろん、夏はカビの発生や冬は寒すぎて結露してしまうことも考えられます。
コンクリートの水分は、数年の間に少しづつ外部に抜けることから、水気が室内に残るようになり、湿気が多くなる原因になります。
デザイナーズマンションで部屋探しする際の注意点
デザイナーズマンションを選ぶ際に注意して欲しいポイントは以下のとおりです。
- カーテンレールの有無
- 収納スペースがあるか
- トイレと浴室の場所
これらについて一つ一つ解説していきます。
カーテンレールの有無
壁全体が窓ガラスになっているようなデザイナーズマンションの場合、カーテンを取り付けることを想定していないためにカーテンレールが付いていないことが考えられます。高層階であればカーテンがなくても見られる可能性は低いためそこまで気にならないかもしれませんが、1階や2階だとどうしても通行人などの目が気になってしまうでしょう。
カーテンレールがあるかどうかの確認は、契約を交わす前に必ずチェックしておくようにしましょう。
収納スペースがあるかどうか
デザイン性を重要視したデザイナーズマンションは広々とした空間ではありますが、壁一面真っ平らでメリハリがないという可能性があり、収納スペースが全く無いということも考えられます。
場合によっては引っ越しの際に荷物の量や内容を把握した上で、収納をするための家具などを用意する必要があります。
後で後悔しないためにも間取りをしっかりと確認するようにしましょう。
トイレと浴室の場所
間取りの種類によっては、浴室やトイレがリビングから丸見えなんてことも考えられます。
このような部屋だと来客が合った時にお風呂やトイレには行きにくくなってしまいます。
入居前に必ず、人を読んだ際の生活を考えておくことをおすすめします。
デザイナーズマンションはこんな人におすすめ
デザイナーズマンションには以下のような人が向いています。
- 生活よりもおしゃれな空間を優先させたい
- 高い家賃を払える余裕がある
- 自分だけのオリジナルの部屋にしたい
生活を最優先するには家具や物を買い足さなければいけない可能性もありますが、そのようなことも気にせず、自分だけの独創的な空間を求めている人にデザイナーズマンションは向いていると言えるでしょう。
デザイナーズマンションについて理解いただけましたか?
デザイナーズマンションにはデザイナーや設計者のこだわりポイントが大きく表現されており、見る人にとっては非常に芸術性のある物件と言えるでしょう。その反面、収納や日常的な普通の暮らしを求めている人にとっては利便さは決してあるとは言い難いので、自分のイメージを常に意識しながら物件を探す必要があります。
デザイナーズマンションはデザインの貴重さから競争率が高く、すぐに売れてしまう可能性も十分に考えられるので、もし住みたいという物件がある人は、情報を常にチェックして後悔のない部屋選びをしましょう。
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