「結婚を考えているし、もう少し広々とした物件に住みたい」「将来子どもが生まれたら、子供部屋も用意したい」結婚が現実味を帯びてくると、住まいに関しても将来的な夢が膨らむのではないでしょうか?
今回は新婚夫婦におすすめな物件の間取りや、どのような物件を選べばよいのかのポイントについて解説していきます。
新婚夫婦に最もおすすめなのは2LDK!
新婚夫婦におすすめな間取りは2LDKです。2LDKに住むことによって以下のような生活を行うことができます。
- 寝室と書斎を分けられる
- 1人1部屋リモートワークできる部屋を作れる
- 生活リズムが違う夫婦は寝室を分けられる
これらの特徴について一つ一つ解説していきます。
寝室と書斎を分けられる
2LDKはリビング、ダイニング、キッチンの他に2つ部屋が用意されている間取りのことを指します。このことから、2つの部屋を寝室と書斎に分けることができます。夫婦で住むとなるとリビングに収納などの観点から寝室を設けることは難しいかもしれませんし、夫の仕事上書斎が必要になることも考えられることから、最低でも別に2部屋は確保したいところです。
1人1部屋リモートワークできる部屋を作れる
前述したような寝室と書斎で分けるのではなく、夫婦で1人1部屋にするというのも2LDKなら十分可能です。2LDK であれば2つの「寝室+書斎」を用意することができます。昨今ではコロナウイルスの影響からリモートワークに取り組む会社員も増えていることから、寝室と書斎で分けてしまうと、仕事の面から不都合が生じることも考えられるため、リモートワークに取り組む前提であれば、寝室+書斎で部屋を作ることをおすすめします。
生活リズムが違う夫婦は寝室を分けられる
リモートワーク部屋と同じような内容になりますが、仕事などの関係上、生活リズムに違いが生じている夫婦の場合は部屋を1部屋ずつ設けることができます。
具体的には時間交代制などで夜勤のあるようなお仕事に従事されている場合は起床時間も間逆なため、お互いの生活リズムを確保するためにも寝室を分けることは大切だと言えるでしょう。
2LDKのおすすめのレイアウト例
こちらの部屋は夫婦で一人一部屋使用することができるので、それぞれの生活リズムに合わせて部屋割りを決めることができます。
リモートワークや夜勤などの仕事の勤務体制が違う夫婦は別々の部屋にしてもいいですし、同じ生活リズムで生活できる人は寝室を一部屋で使って、一つは書斎スペースにするのもおすすめですよ。
1LDKだとどう?メリット・デメリット
これまでは2LDKについてのメリットやデメリットについて解説してきました。しかし、中には2LDKではなく、それよりも小さな間取りの1LDKに住んでいる夫婦もいるのではないでしょうか?
ここでは1LDKに住んでいることのメリットやデメリットについて解説していきます。
1LDKのメリット
1LDKに住むことへのメリットは「2人で過ごす時間が増えること」ではないでしょうか。部屋数が少ないとどうしても同じ部屋を共有する時間は必然的に増えることになります。
このことから、夫婦で過ごす時間が増えることが2人で過ごす一番のメリットであると言えるでしょう。
1LDKのデメリット
夫婦で1LDKに住むことへのデメリットといえば何と言っても「部屋が少し手狭に感じる」という理由が1番でしょう。2部屋余分に用意されているわけではないので、寝室を一つにしたり、プライベートの空間が全くなくなってしまうといったデメリットも同時に引き起こってしまいます。
1LDKのおすすめのレイアウト例
こちらの独立型の1LDKのお部屋はリビングダイニングとキッチンが一つになっており、一見部屋の数は少ないように見えますが、一つ一つの部屋が壁に区切られた状態でしっかりと独立しており、各部屋にいる人の空間や生活が守られるような設計となっているので、生活リズムが全く違う夫婦でも安心して暮らすことができます。
3LDKだとどう?メリット・デメリット
1LDKのメリットとデメリットは前述したとおりです。それでは3LDKだとどうなのでしょうか?部屋が更に増えることによって生活空間に余裕はできそうですが反対にデメリットも生じるかもしれませんね。
ここからは3LDKのメリットやデメリットについて解説していきます。
3LDKのメリット
夫婦で3LDKに住むことのメリットは「寝室と書斎を完全に分けることができる」ことです。具体的には自分の部屋が1人1部屋、寝室が2人同じ部屋というパターンが多いでしょう。
部屋を別々に分けることにより、プライベートの空間も確保されつつ2人の共同の生活スペースも用意されるため、気持ちの上でもチラックスした気持ちで日常を過ごすことができるでしょう。
3LDKのデメリット
3LDKにすることのデメリットは「夫婦の時間が減ってしまう」ことかもしれません。結婚をして夫婦二人三脚で生活をスタートさせたはずなのに、それぞれに生活空間ができることで必然的に夫婦の時間が減ってしまうということが起こってしまう可能性は十分考えられます。
そうならないためにも意識的に夫婦で過ごす時間を作るなどの努力が必要になってくるでしょう。
3LDKのおすすめのレイアウト例
こちらの3LDKのお部屋はリビング、ダイニング、キッチンが一つにまとまっており、その他にも洋室が2部屋、和室が1部屋用意されている物件です。
独立した部屋が3つもあるので、一人一部屋選ぶことはもちろん。和室もあるので、フローリングの物件ながら、和の空間で過ごしたいと考えている夫婦にもぜひおすすめしたい部屋のレイアウトになっています。
2DKだとどう?メリット・デメリット
ここまで1LDK、3LDKに夫婦で住むことへのメリットとデメリットを紹介してきました。しかし、さらに部屋の数が少ない2DKだとどうなのでしょうか?ここからは2DKに夫婦で住むことへのメリットとデメリットについて紹介していきます。
2DKのメリット
2DKに夫婦で住むことのメリットは「家賃が大きく抑えられる」ということが挙げられます。現在は夫婦共働きの家も多く、中には家賃の高い物件に住むことが難しいという人もいるでしょう。
そんな中で2DKだとに住むことができれば、家賃も2人で住むことで安く抑えることができますし、生活にかける費用に余裕を持たせることができます。
2DKのデメリット
夫婦で2DKに住むことで生じるデメリットは、「プライベートの空間が一切ない」という点が挙げられるでしょう。2つの部屋は寝室とメインの部屋として使ってしまうため、一人の時間がほしいという人にとっては少しだけ気持ちに余裕のない生活を強いられてしまう可能性が考えられます。
2DKのおすすめのレイアウト例
2DKの部屋の場合、ダイニングキッチンの他に部屋が2つある間取りのことを指します。前述した部屋と比べて部屋数が少ないですが、ダイニングキッチンをリビング代わりにすることもできる上に、一人一部屋づつの空間を用意できることから、夫婦2人でも余裕を持った暮らしができるのではないでしょうか。
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部屋選びのポイントをチェック
夫婦で暮らすための部屋選びは以下のような点をチェックすると良いでしょう。
- 生活リズム
- ワークスタイル
- 家賃相場と予算
- 貯蓄などのライフプラン
上記について一つ一つ解説していきます。
生活リズム
生活リズムは2人で暮らす上で1番重要な部分と言えるでしょう。少し前述しましたが夫婦で日勤と夜勤などの生活リズムが違う場合、寝ている時間などが全く逆ということも考えられます。
この場合、寝室などは別々にしておくとそれぞれの生活リズムを整えやすいので最低でも2LDKの部屋を選ぶことをおすすめします。
ワークスタイル
ワークスタイルに関しても勤務時間の違いやリモートワークの有無などが考えられます。勤務時間の違いであれば前述したような寝室を別にするといった努力が必要なほか、リモートワークがある場合は仕事部屋が必要になるためこの場合も「寝室+書斎」が2つ作れる2LDK以上の間取りを中心に選ぶようにしましょう。
家賃相場と予算
物件は2人の収入から家賃相場を決めて選ぶことが多いと思います。一般的には家賃は収入における手取りの4割と言われているので、それぞれの手取り額から家賃を決めて物件選びをしていきましょう。
貯蓄などのライフプラン
家賃や生活費はもちろん大切ですが、将来的に必要な「貯蓄」も非常に重要な問題となっています。現代では「老後2000万円問題」や「将来的な年金の有無」などが囁かれています。もし、現状の収入に不安があるのであれば、家賃の金額を少し妥協するなど将来に向けたお金の使い方も考慮した上で部屋選びを行いましょう。
子供が生まれたら?家族計画も視野に入れよう
結婚をしたら、子供の存在を考えることもあるでしょう。すぐには産まれなくても、将来的に子供部屋が必要になる可能性もあります。夫婦で将来のライフプランを話し合って、子供の予定がある場合は、その点も考慮した部屋数・間取りを選ぶようにしましょう。
快適な新婚生活ができる間取りを
新婚での部屋選びをする場合、プライベートの空間が必要か否かで間取りが大きく変わってきますし、ワークスタイルや将来的な貯蓄、子どもの予定によっても大きく左右されることでしょう。
これらに加えて、夫婦2人の生活を常にイメージしながら部屋選びを行うと後悔しない選択ができるので、夫婦の方はチェックポイントを常に意識しながら納得のいく部屋選びをしましょう。
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