「自宅でのテレワークはスペース的に難しい」「自宅だとどうしても集中できなくて…」とお悩みの方はいませんか?
自宅でのテレワークスペースにはいくつかポイントがあります。
ここでは、自宅のどこにテレワークスペースを作ったらよいか、作業効率をUPするポイントをご紹介します。自宅でも快適な仕事環境を作るのにお役立てください。
テレワークスペースを作るメリットとデメリットとは?
自宅にテレワークスペースを作りたいと考える方がいる一方、テレワークスペースをつくるのは難しい、わざわざ作るのも…という方がいるのも事実です。
テレワークスペースを作るメリット・デメリットには具体的にどんなものがあげられるのでしょうか。
テレワークスペースを作る4つのメリット
自宅にテレワークスペースを作るメリットには次のようなことがあげられます。
- 仕事に関係する書類や道具を整理しやすい
- 好みに合わせたレイアウトができる
- リラックスして仕事ができる
- 子どもの勉強スペースにも併用できる
ワークスペースは仕事に関する書類や道具をまとめて置いておける場所になります。整理しやすくなるため、しまい忘れて探し回ることもありません。
また、自宅のテレワークスペースは、自分だけのワークスペース。使いやすいように机や棚をレイアウトできます。好みのデザイン、雰囲気を作るのも自由です。
お気に入りの環境ならリラックスして仕事ができ、モチベーションも上がりそうです。また、ワークスペースは子どもの勉強スペースとしても活用できます。
テレワークスペースを作る3つのデメリット
自宅にワークスペースを作るデメリットは次のようなことです。
- スペースに余裕がない
- コンセント・照明・空調などの場所が限られる
- 環境を選ぶ必要がある
自宅のワークスペースにどうしても必要なのがPC用のデスクと椅子です。大きな物にするとスペースに余裕がなくなり部屋が狭く感じるようになります。
また、コンセントの数も限られているため、工夫が必要になります。仕事に適した照明、快適な気温のなかで集中できる空調なども考える必要もあるでしょう。
ワークスペースとはいえ、自宅であることにかわりはありません。近くにソファやベッド、テレビなどがあるとついついオフモードになってしまうこともあります。そのため、ワークスペースを作る場所・環境にも気を配る必要があります。
テレワークはここでするべき!おすすめスペース【5選】
自他にテレワークスペースを作るとなると、はじめに気になるのが場所の問題です。自宅のどこに作るのが便利なのでしょうか。
- リビングの一角
- 書斎(一室)
- 寝室
- 廊下
- WIC(ウォークインクローゼット)の中
これらの場所にテレワークスペースを作るアイデアをご紹介します。
おすすめスペース①:リビングの一角
リビングの一角に小さめの机を用意すると簡単なワークスペースになります。ノートPCなら、大きな机を用意する必要はありません。壁に沿ってカウンターを取り付けるのもおすすめです。
リビングは自然光が入りやすい場所なことが多いため、明るい環境で仕事ができます。エアコンなどの設備も心配不要です。
壁に沿って机を配置すると、視界が区切られ家のことに気を取られるのを防げます。低めの本棚やパーテーションなどを用意すれば、空間を分けることも可能です。
広さが気になる場合は、折りたたみができる机にすると使わないときはしまっておけます。また、子どものリビング学習のスペースにも使えそうです。
おすすめスペース②:書斎(一室)
書斎や空いている一室があるなら、その部屋をテレワークスペースにしてしまうのもひとつの方法です。物置にしている部屋を使うのもよいでしょう。
防音効果が高く他に気を取られることも少ないため、仕事に集中できるスペースになります。また、Web会議やミーティングもしやすい環境です。
机や棚なども使いやすいようにレイアウトを変えられる自由度も魅力です。完全な一室となることで、オンオフの切り替えもしやすくなるでしょう。
広さによっては、夫婦やカップル2人がテレワークをすることになっても同じ部屋で作業できます。仕事関連で必要なプリンターやFAXも共同で使用できるため便利です。
おすすめスペース③:寝室
寝室の一部をテレワークスペースにするのも手です。寝室はリビングから少し離れ、比較的静かな環境にあります。
家族がリビングにいてもそれほど声や生活音は届きません。また、日中は人が寝室に出入りすることも少ないため集中しやすい環境です。
広さが足りないと感じる場合でも、棚板やカウンターを取り付けるだけで机として使えます。新たにデスクを設置する必要はなく、それほど広さも取りません。
棚板を上部にいくつか取り付けると、仕事関連の書類や道具をコンパクトにまとめておけて便利です。
おすすめスペース④:廊下
意外かもしれませんが、廊下もテレワークスペースになります。自宅の廊下なら多くの人が通るわけではありません。トイレや各部屋への動線もスムーズで便利です。
カウンターや折りたたみのできる机があれば、広さ的にも大きな問題はありません。リビングでも寝室でもない空間は、仕事に集中しやすくなります。
廊下なら子供の様子も見ることができるので、子育てや仕事を両立したい方におすすめです。
おすすめスペース⑤:WICの中
WIC(ウォークインクローゼット)もテレワークスペースになります。WICは部屋としては使えませんが、テレワークスペースとしては充分な広さの半個室的な役割ができます。
コンパクトにまとまった仕事だけをする空間は、黙々と仕事をするのにピッタリ。他のことに気を取られる心配がありません。
仕事をする場所と生活する場所を分けたいけど部屋数が足りない、という方にはおすすめです。静かな環境で仕事をしたいという方にもよいでしょう。
テレワークスペースを作る時の5つのポイント
テレワークスペースを作るにはいくつか気をつけたいポイントがあります。
- デスクまわりに物を置かない
- コンセントが近くにあるか確認する
- 照明が暗くないか確認する
- パソコン画面の高さは視線に合わせる
- 椅子の大きさやリクライニングの角度にこだわる
実際にテレワークを始めてみたら不便だった…とならないために確認しておきましょう。
便利なテレワークスペースは、仕事の作業効率UPにもつながります。
ポイント1:デスクまわりに物を置かない
デスクまわりに物があると、意識が散らばり仕事に集中しにくくなります。
自宅は本来生活するための空間。自分や家族の生活に必要な物、お気に入りの物が置いてあるのは当然です。しかし、テレワークをする際にも必要な物とは限りません。
仕事をしている視線の先に気になるものがあれば、手に取ってしまうこともあるでしょう。置いてある物が気になって、急に掃除したくなるという人もいるようです。
デスクまわりをスッキリとさせておくと、仕事だけのことを考えられる空間になります。集中力が高まるため作業効率UPにもつながります。
ポイント2:コンセントが近くにあるか確認する
仕事に使用するPCや電子機器の電源をどこから取るか、コンセントの位置も確認してスペースを作りましょう。
コンセントは数は少なくても2口は欲しいところ。1つはPC用に、1つは携帯やWi-Fi用に使用できるのがよいでしょう。ワークスペースまわりの明るさが足りない場合はライトも用意したいため、その分のコンセントも必要です。
デスクまわりに延長コードを引っ張る方法もありますが、コードに足を引っ掛けてしまう可能性があります。できるだけデスクの近く、PCのコードが十分届く範囲が理想です。
コンセントの数や位置は簡単に変えられるものではありません。テレワークスペースを作るために家具を動かす場合も、コンセントの位置や使い方は必ず確認しておきましょう。
ポイント3:照明が暗くないか確認する
仕事をする環境にとって明るさは重要な要素です。照明が暗くないか、仕事がしやすい明るさかを確認しましょう。
できれば自然光がよいですが、テレワークスペースにできる場所は限られています。もしも明るさが足りないと感じたら、別にライトを用意する、電球の種類を変えてみるなど工夫するのがおすすめです。
ワークスペースの明るさは、眼精疲労などの問題にもつながっています。特に長時間PCを見る作業は目に大きな負担がかかります。少しでも負担を軽減できるよう、明るさにも気を配りましょう。
ポイント4:パソコン画面の高さは視線に合わせる
パソコン画面は視線の高さに合うようにするのがおすすめです。身体に合わせてデスクの高さもしくは椅子の高さを調節しましょう。
パソコン画面を覗き込むような姿勢で長時間仕事をしていると、肩や首に大きな負担がかかります。一方、視線の高さに画面があれば自然な姿勢をキープできます。
画面が目線より低いと感じる場合は、PC台を使用するかイスを低く調整しましょう。逆に高い場合は、デスクを低くするか高めのイスを使用すれば画面と目線を合わせられます。
肩こりや首こりは多くの人が抱える悩みで、ひどくなると不眠の原因にもなるのだそうです。身体の不調が続くと仕事の効率があがりません。
身体へのストレスも考慮して、元気に働ける環境を作りましょう。
ポイント5:椅子の大きさやリクライニングの角度にこだわる
せっかく自宅にテレワークスペースを作るなら、椅子にもこだわってみましょう。背もたれの大きさやリクライニングの角度、座り心地は重要です。
長時間座っているものだからこそ、腰を支える座面の硬さや大きさは身体に合った座り心地のよいものを選びましょう。背もたれの大きなハイバックタイプの椅子は、しっかり背中をあずけられます。
また、リクライニング機能があると、作業中のリラックス効果や集中力UPにもつながります。リクライニングの角度は一般的なオフィスチェアと同じ120〜160度ほどあると便利です。
テレワークスペースを設ける場所によっても、配置できる椅子の大きさやデザインは変わってくるかもしれません。
座り仕事でよくあるのが腰痛の悩み。日本では3,000万人が抱える国民病とも表現されています。身体への負担も視野に入れて、より健康で仕事に集中できる環境にしたいものです。
自宅に飽きてしまったら!テレワークのおすすめの場所
自宅ではどうしても集中できない・自宅にいること自体に飽きてしまうということがあります。そんなときは思い切って外に出てみましょう。
自宅以外でテレワークするのにおすすめな場所をご紹介します。
コワーキングスペースがおすすめ
コワーキングスペースとは、さまざまな業種の人が空間を共有しながらともに仕事をするスペースのことです。「コワーキング=協働」という意味があります。
Wi-Fiやコピー機など仕事に必要なインフラが整っており、フリードリンクが用意されているところもあります。
人の目があることでだらけてしまうのを防げるでしょう。しかし、人と人とがともに働くという視点の施設であるため、会話が気になることがあるかもしれません。
シェアオフィスがおすすめ
シェアオフィスは、さまざまな企業や個人が1つのオフィスを共有する場所です。
シェアオフィスというだけあって、オフィスに必要なものは基本的には全て揃っています。また、個室や半個室を使用することができ、静かな環境がよいという方におすすめです。
カフェがおすすめ
カフェはドリンクを飲みながらリラックスして仕事ができる場所として、気軽に利用する人が多い場所です。また、意外に集中できるという人も多くいます。
しかし、カフェは年齢を問わず不特定多数の人が利用する場所です。多くの人の声が聞こえたり、人の出入りも多く落ち着かないこともあります。BGMが気になってしまうという人もいるでしょう。
テレワーク環境を整えて生産性をUPしよう
自宅でのテレワークは効率があがらない、集中できない、という人は少なくありません。家族が家にいる場合はなおのこと難しいかもしれません。
しかし、通勤や人の視線といったストレスからは解放された働き方です。テレワークを快適に効率よく行うために、まずは環境から整えてみましょう。
自宅のテレワークスペースなら、利便性だけでなく好みのデザインや雰囲気にすることもできます。使ってみて場所やレイアウトを変更していくことも可能です。
試してみたら意外な場所が使えたという発見があるかもしれません。ベストな仕事環境を探してみましょう。
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