一人暮らしでマンションを購入するときの相場を知っていますか?
この記事では一人暮らしでマンション購入するときの相場を解説します。
マンションの購入は多くの人にとって大きな買い物となるので、後悔したくないですよね。
そこで、一人暮らしにおすすめの間取りも、ライフスタイルに合わせて確認しましょう。
一人暮らしでマンションを購入するときの相場はいくら?
一人暮らしでマンションを購入するときの価格は、3,000万円前後が相場となります。
ただし、立地や間取りによって1,000万円以上変わることもめずらしくありません。
そこで、希望の立地条件や間取りを先に決めておき、詳しい相場を調べましょう。
また、マンションを購入するときの価格を決めるためには、相場よりも重視すべきことがあります。
それは、自分の年収と物件の価格のバランスです。
新築マンションと中古マンションでは相場が異なりますが、適正価格は年収の5~7倍といわれています。
住宅金融支援機構の調査によれば、2020年にマンションを購入した人の全国平均は、新築マンションで年収の7.0倍、中古マンションで年収の5.8倍です。
そのため、新築マンションと中古マンションの相場を計算すると以下のようになります。
新築マンションの相場 |
中古マンションの相場 |
|
年収200万円 |
1,400万円 |
1,160万円 |
年収300万円 |
2,100万円 |
1,740万円 |
年収400万円 |
2,800万円 |
2,320万円 |
年収500万円 |
3,500万円 |
2,900万円 |
年収600万円 |
4,200万円 |
3,480万円 |
年収700万円 |
4,900万円 |
4,060万円 |
年収800万円 |
5,600万円 |
4,640万円 |
参照: 住宅金融支援機構「2019年度 フラット35利用者調査」
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一人暮らしのマンションに購入でおすすめの間取り
一人暮らしのマンション購入で最も多いのは1LDK、もしくは1DKで過半数を占めます。
また、女性の方が男性よりコンパクトな物件を選ぶことが多いようで、女性には2LDKの間取りが、男性には3LDKの間取りが人気です。
とはいえ、一人暮らしであれば1Rや1Kでも充分に暮らせる、と言う人ももちろんいます。
そのため、間取りを決めるときには、なぜマンションを購入するのか、どのようなライフプランを持っているかに合わせて決めましょう。
それでは間取りごとに、どのような人がおすすめなのか紹介します。
1LDKは価格をおさえられる
1LDKはコンパクトマンションといわれ、とにかく価格をおさえられることがメリットです。
価格が比較的安く、地方であれば1,000万円台から、首都圏でも2,000万円台から購入できるので、無理なくローンの返済ができます。
そのうえ、1LDKならリビングキッチンと寝室をわけることができるので、メリハリのある生活を送ることが可能です。
立地がいい物件も多いので比較的価格が下がりにくく、将来売却するかもしれない、という方にもおすすめといえるでしょう。
2LDKなら結婚後も安心
2LDKならライフスタイルの変化にも対応できる間取りです。
二人暮らしでもおすすめな間取りなので、結婚後も住み続けたいと思っている場合にも安心して暮らせます。
もちろん、一人暮らしでもゆとりを持って生活することが可能です。
スペースを広く使えるので、趣味の部屋を作りたい、仕事部屋は分けたいというあなたにぴったりといえるでしょう。
ただし、マンションの価格は1LDKよりも高く、3,000万円程度からが相場の目安となります。
3LDKで長く暮らす
3LDKはファミリー向けの間取りで、長く暮らせるのが最大のメリットです。
今は一人暮らしだけど、将来的には結婚や出産により家族が増える予定の人におすすめだといえます。
一人暮らしの間は、よく人を招くのであれば1部屋をゲストルームとして活用できるのも嬉しいポイントです。
その他にも、収納スペースが広いため、趣味のものや洋服が増えても収納に困りません。
とはいえ、3LDKのマンションは地方で4,000万円から、首都圏では6,000万円からが相場となるので、決して安いとはいえない価格になります。
マンションを購入するデメリットはたったの2つ!
一人暮らしでマンションを購入する際のデメリットは2つあります。
デメリットに注意しなければ、マンションを買って後悔することになるかもしれません。
1つめは引っ越しが気軽にできないこと、そして2つめはマンションの価格以外にかかる費用があることです。
この2つのデメリットに気をつければ、後悔することも少なくなるのではないでしょうか。
それではさっそく2つのデメリットについて詳しく紹介するので、あなたもしっかりチェックしてください。
デメリット①:引っ越しが気軽にできない
1つめのデメリットは引っ越しが気軽にできないことです。
引っ越しのときにはマンションを売却するか賃貸にする、もしくは空き家として管理しなければなりません。
そのうえ、もし住宅ローンを完済していないなら売却できないこともあります。
住宅ローンを返済中の場合、所有者の権限だけでマンションを売却することができません。
金融機関と相談し、マンションの売却価格が残っている住宅ローンの額を下回る場合は、足りない分を負担することになります。
デメリット②:マンションの価格以外にかかる費用がある
マンションを購入した場合、マンションの購入価格以外にもかかる費用があります。
主に、税金や維持費が必要です。
マンションを所有している間は、固定資産税や都市計画税といった税金が毎年課税されます。
また、住宅ローンが完済したからといって支払いがなくなるわけではありません。
管理費や修繕積立金などの維持費がかかります。
そのため、住宅ローンのみならず税金や維持費も考慮して、資金計画をたてるようにしましょう。
マンションを購入する3つのメリット
ここまで、マンションを購入する際のデメリットを確認しましたが、言うまでもなくメリットも存在します。
一人暮らしでマンションを購入するときのメリットは3つです。
マンションは資産となること、内装をリフォームできること、設備が充実していることが挙げられます。
これらのメリットは賃貸マンションではなく、マンションを購入したからこそ得られるメリットといえるでしょう。
そこで、マンションを購入するメリットをそれぞれ詳しく紹介します。
メリット①:マンションは資産となる
マンションは、購入してしまえば売却できる資産となります。
ローン完済後には売却したり、賃貸物件として貸し出し家賃収入を得たりすることが可能です。
また、マンションを自身の子どもに相続することもできます。
ただし、資産として運用することを視野に入れている場合には、将来の価値を考えて購入しなければいけません。
とはいえ、賃貸マンションでは物件が資産になることはなく、家賃を払い続ける必要があります。
そのため、マンションを資産として運用したり、相続したりしたい方にはマンション購入がおすすめです。
メリット②:内装をリフォームできる
マンションを購入すれば賃貸ではできないリフォームができるので、好みの内装に変えられます。
そのため、自分好みの住まいにカスタマイズすることが可能です。
また、ライフスタイルが変わったとしても設備を変更することができるので、引っ越ししなくてもリフォームをすれば住み続けられます。
先ほどお伝えしたとおり、マンションを購入すると引っ越しが気軽にできないことはデメリットです。
しかし、リフォームをして長く暮らせるのであれば、必要以上に気にしなくてもいいのではないでしょうか。
メリット③:設備が充実している
賃貸マンションとは異なり、マンションを購入する場合は長く暮らすことを想定しています。
そのため、セキュリティや設備が充実していることが多いです。
具体的には、オートロックや監視カメラなどのセキュリティ、オートバスやエステケアシャワーなどの設備が挙げられます。
特に住宅ローンを完済したあとは維持費や管理費のみで住むことができるので、住居費の負担が減るのも魅力的です。
老後の家賃を心配せず、ハイグレードな設備を満喫できます。
一人暮らしでもマンション購入がおすすめ!
一人暮らしの方にもマンション購入はおすすめです。
なぜなら、セキュリティや設備が充実しており、リフォームによって長く住み続けられるからです。
マンションを購入する際の相場は3,000万円ですが、自分の年収と物件の価格のバランスを考えて予算や間取りを決めましょう。
また、住み続けるのか、売却なども考えているのかも購入の際には注意したいポイントです。
あなたのライフスタイルに合わせて、ぴったりのマンションを選んでください。
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