マイホームのためにマンションを購入しようと考えている人の中には、中古物件をおしゃれにリフォームしようと考えている人もいるでしょう。
この記事では、リフォームでおしゃれなマンションにするために、コツやアイデア、実例などをご紹介。
ぜひマンションリフォームをして、おしゃれで理想の住まいを実現してください。
リフォームで部屋をおしゃれにするには?
リフォームで部屋をおしゃれにするには、見た目にもキレイな印象の部屋づくりをめざすことです。
家族で住むマンションならライフスタイルに寄り添った住み心地のよい空間にしたいもの。具体的には下記のようなアイデアがあります。
- シンプルな空間にする
- 収納スペースをとり入れる
- 開放的なリビングにする
- 子どもがいるなら、遊ばせやすい空間にする
リフォームするのであれば、部屋を有効活用しましょう。部屋同士をつなげることや、空間をつくることも、おしゃれな部屋にする工夫のひとつです。
シンプルな空間にする
シンプルな空間もおしゃれにつながるでしょう。余計なものが置いていない部屋は色合いも引き立たせることが可能です。
たとえば、白と黒のシックな色の組み合わせやガラスなどのインテリア、シンプルながらムダを省いたスペースにすることでおしゃれな部屋に近づくでしょう。
また、隠れ収納をとり入れると、よりスタイリッシュな印象に。リフォームをするのであれば、シンプルモダンなスタイルを採用すると、見た目にもおしゃれに感じます。
特に床を広く見せることは空間に広がりを持たせるでしょう。ホテルのようにシンプルな空間がおしゃれに一役買うことに期待が持てますよ。
収納スペースをとり入れる
部屋をおしゃれにするには収納スペースの確保も不可欠でしょう。リフォームの際はクローゼット増設を検討してみたいところです。
せっかくのリフォームですから、未使用の部屋や物置になっているスペースなどをクローゼットに変えたり、すき間収納で有効活用したりといったアイデアも考えられます。
そのほか、間仕切りを兼ねた本棚などをとり入れても、無理なく収納に活かせるでしょう。視覚的な重さを排除して整理された印象につなげます。
開放的なリビングにする
開放的なリビングもまた、おしゃれなマンションには欠かせないスペースといえるでしょう。広々としたリビングは一家団欒にも適しているといえます。
リフォームの際は、隣り合っている部屋の壁や仕切りを撤去することで、スタイリッシュなリビングにつながるでしょう。
また、子どもがいる家庭なら、リビングにキッズスペースを設けることで、子どもから目を離したくない時期にもメリットがあるはずです。
おしゃれなマンションにはリビングの開放感は欠かせないものといえるでしょう。
子どもがいるなら、遊ばせやすい空間にする
子どもがいるケースで見ていくと、子どもを遊ばせやすい空間にすることもまた、おしゃれな部屋づくりにつながるといえるでしょう。
子どもがいると、何かと整理整頓が難しい状況もあるはずです。そのようなとき、リビングに絵本やおもちゃなどをしまう小さな本棚などを置いておくと、片し忘れを防ぐことにもなり、結果的に整理整頓につながるでしょう。
子どもがいても工夫次第で雑然とした印象は少なくなり、おしゃれな部屋に近づくはずです。
リフォームをするメリット
リフォームをするメリットはいくつもあります。ライフスタイルや家族構成に合わせた理想の住まいを実現したいところです。
代表的なメリットは下記の3点。
- 家族が住みやすい空間をつくれる
- マイホーム購入の選択肢が増える
- 新築より安い価格で購入できる
リフォームを活用すれば、フレキシブルに色々な物件と出会えるかもしれません。新築マンションを購入するのとはまた異なる、家族が住みやすい環境をめざせるでしょう。
家族が住みやすい空間をつくれる
リフォームをするメリットとして、家族が住みやすく感じる、居心地のよい空間をつくれるということがあげられます。
今、暮らしている家や購入を検討している中古物件をリフォームすることで、キレイでおしゃれな居住空間へと期待が持てます。
また、家族構成やライフスタイルなどを考えた上でのオリジナリティあるおしゃれなアレンジなどは、リフォームならではのメリットといえるでしょう。
子どもがいる家庭やこだわりの住環境を演出したい人は、既存のマンションよりもメリットを感じやすいかもしれません。
マイホーム購入の選択肢が増える
家を購入しようとするとき、価格、立地、通勤通学圏がどこであるかなどを調べると思います。一般的に都心部などの利便性のある立地であるほど、価格が高くなる傾向にあるため、新築にこだわると住みたい場所に住めない可能性もあるでしょう。
その点、リフォーム予定の中古物件を選択肢に入れれば、マイホーム購入時に選択肢が増えます。理想のマイホームをもてる可能性が高くなり、メリットといえるでしょう。
新築より安い価格で購入できる
新築にこだわる場合、最低でも1,000万円ほどはかかるといわれるマイホーム。注文住宅なら一般的にそのくらいはかかるでしょう。
しかしながら、1,000万円ほどだと間取りもシンプルで内装も安っぽいことは否めません。広くて開放的なマイホームも難しいでしょう。
地域や立地にもよりますが、ある程度、理想とされる住環境をつくりだすには、3,000万円から4,000万円ほどはみたいところです。
その点、リフォームを想定した上での中古マンションならば2,000万円ほどで購入できます。安い価格で購入し、理想の住環境をめざせるでしょう。
リフォームをするデメリット
一方で、リフォームをするデメリットも存在します。
代表的なデメリットは下記の2点です。
- 想定以上に費用がかかるケース
- 耐震性に不安があるケース
老朽化や耐震補強など、想定外の費用がかかることも考えられます。築年数が古い物件は特にリフォーム代が高くなるとみてよいでしょう。
順番に紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
想定以上に費用がかかるケース
デメリットとして、まずは想定した以上に費用がかかってしまうケースがあります。リフォームも大規模なものから小規模なものまでさまざま。配管設備や下地が老朽化しているなどはよくあるケースです。
問題はその老朽化の度合いによっては当初想定していた予算より、工事費がかかってしまうことがあります。そのため、プランどおりのリフォームができないことも。
インターネットであらかじめどのくらいの費用がかかるか予想はできても、実際に家の内部を見てはじめてわかることもあります。プロのリフォーム会社などに予算とスケジュールを調整してもらいながら、進めていくと間違いありません。
耐震性に不安があるケース
次に耐震性についてです。築年数が古い物件であればあるほど、耐震工事がおこなわれていないこともあるでしょう。
現行の耐震基準を満たしていない物件の場合は耐震工事が増えるため、より費用がかさむことがあります。
このような耐震性に不安のあるケースの場合、事前に物件の耐震診断をリフォーム会社に依頼するとよいでしょう。その結果によって、耐震補強の工事をする必要があるかどうかがわかります。
補強工事を含んだすべてのリフォーム費用を出してもらうと、追加でいくらかかるか、などあとで困る事態にならないでしょう。
マンションリフォームの費用相場と実例
マンションリフォームの費用相場と事例について紹介します。主なリフォーム内容とそれにかかるおおまかな費用をご紹介します。たとえば、下記3点です。
- 水回り箇所をリフォームする場合
- 内装をリフォームする場合
- 間取りを変更する場合
大体の施工内容と費用を表にしました。あくまでもひとつの目安として、ぜひ参考にしてください。
水回り箇所をリフォームする場合
リフォーム内容 |
リフォーム費用 |
システムキッチン交換 |
約50〜150万円以上 |
トイレ |
約15〜50万円 |
風呂場 |
100万円前後 |
洗面所 |
約10万円~50万円 |
内装をリフォームする場合
リフォーム内容 |
リフォーム費用 |
壁紙交換 |
約3〜10万円 |
フローリング交換 |
約5〜20万円 |
畳からフローリング |
約10〜25万円 |
間取りを変更する場合
リフォーム内容 |
リフォーム費用 |
リビング |
約15〜150万円 |
洋室 |
約15〜50万円 |
和室 |
約20万円~100万円 |
和室を洋室に(全体) |
約20万円~70万円 |
マンションリフォームのアイデアとコツ
せっかくマンションのリフォームをするのであれば、おしゃれに行いたいものです。ここでは、マンションリフォームの際のアイデアとコツを紹介します。
具体的には下記3点になります。
- 床板と素材にこだわる
- 家具を統一する
- ライフスタイルを軸に優先順位をつける
床板のアレンジやテイスト、統一感のある室内、家族のライフスタイルに合わせたおしゃれなリフォームをめざしてみましょう。
コストパフォーマンスのよいリフォームで理想の住み心地を実現したいところです。
床板と素材にこだわる
まずは床板と素材についてです。目に入る面積の多い床にこだわると垢抜けた印象に様変わりします。部屋の印象を左右する床板に注目してみましょう。
長さ、幅が大きめの床板なら流行りに関係なく、高級な雰囲気のおしゃれな部屋に期待できます。
子どもがいる家庭なら、はだしで歩きやすいように優しい無垢材を選ぶなどのアイデアも。ヘリンボーン柄や部分的にタイルにするなど、こだわるのもよいでしょう。
また、おしゃれに見せるコツとして、ベースとなるテイストを決めておくとよいです。いろいろな要素が混在していると、おしゃれに見えないこともあるためです。
家具を統一する
次に家具を統一することです。リフォームを計画する段階でリフォーム会社の設計士や担当者に、イメージする部屋にはどんな家具やインテリアが合うか、相談しておくのもよいでしょう。
家具やインテリアはマンションの室内でテイストやアレンジを統一するのがおすすめです。木目調ならテーブルとイスの色合いを統一する、アジアンテイストならアジアンテイストで統一するなど、全体の印象でおしゃれな空間になっているかがコツといえます。
ライフスタイルを軸に優先順位をつける
最後に優先順位をつけることです。どこの家庭にもライフスタイルがあります。そのライフスタイルに合わせた優先順位をつけたリフォームをすることで、おしゃれな住まいに近づくことができるでしょう。
たとえば、リフォームでオープンクローゼットを取りつけたとしても、仕事で忙しくこまめに整理をする時間のない家庭の人もいるでしょう。
その場合、視覚的に散らかっている印象になってしまうこともあるため、扉付きのクローゼットをしっかりとつくった方が良い場合も。
また、普段つかうことが少ない部屋に、お金をかけてリフォームするのも効率的とはいえません。
家族で過ごすことの多い部屋、おしゃれにリフォームしたい箇所などがあると思います。より重点的にリフォームしたいポイントに集中して、予算とアイデアをかけるようにしましょう。
リフォームでおしゃれで便利に
マンションのリフォームでおしゃれな部屋にするにはいくつかのポイントがありました。
- シンプルで整理整頓ができる収納を有効につかった部屋にする
- 子どもがいる家庭でも、リフォーム次第で理想に近づける
- 床板の素材にこだわり、家具やインテリアを統一する
以上のことがらをリフォームの際には気をつけてみてください。
マンションのリフォームをして、おしゃれな住まいを実現する一助となれば幸いです。
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