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家を買うリスクにはどんなものがある?知らないと損するかも!

2022.01.25
2022.11.01
家の模型とお金の画像

家の購入を考えている人は、買った後のリスクやメリットにはどんなものがあるのか気になるのではないでしょうか。

例えば、以下のようなものが考えられます。

<家を購入するリスク>

住宅ローン

引っ越しが簡単にできない

理想の売却ができないことがある

 

<家を購入するメリット>

資産になる

自由にリフォームができる

設備の質が高い

 

家の購入は大きな問題ですので、後悔しないためにもメリットとリスクをしっかりと把握しておかなければなりません。

この記事では、家を買うときに想定されるリスクやメリット、リスクへの対策を紹介していきます。

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家を買うときに想定されるリスク6選

家の置物の上にクエスチョンが並んだ画像

家を買うときに想定されるリスクとは、何が思い浮かぶでしょうか。実は家の購入には以下のようなリスクが考えられます。

 

住宅ローン(頭金・利子など)が負担になる

急な引っ越しはできない

理想の売却ができないことがある

修繕費用がかかる

固定資産税がかかる

ライフプランを変えにくい

 

どれも見逃せないものばかりです。ここでは1つずつ詳しく内容を説明していくので、理解していくようにしてください。そうすることで、購入後に後悔するリスクを低くできます。

 

①住宅ローン(頭金・利子など)が負担になる

家を買う場合、多くの人は住宅ローンを組んで購入するでしょう。その場合、ローンが大きな負担になることが考えられます。

 

例えば、生活費などを抑えて、毎月利子を上乗せした分のお金を返済していかなければなりません。仮に頭金を増やして利息を少なくしたとしても現金が減るので、災害などの突発的な出費に対応できないリスクを抱えてしまいます。

 

このような住宅ローンのリスクを考えておく必要があるでしょう。

 

②急な引っ越しができない

家を買うと引っ越しをしたくても容易にできなくなるのがリスクです。

 

例えば、家族構成が変わって間取りに不満が生じても、リフォームなど工夫をして住み続けることが必要になるでしょう。また、周辺で気になるニオイや音が発生するようになっても、賃貸のときのように簡単には引っ越しができません。

 

特に転勤が多い職業の人は、引っ越しができないことは大きなリスクと認識しましょう。

 

③理想の売却ができないことがある

家を買ったとしても、いつでも売りに出すことは可能です。しかし、希望通りの売却ができない場合も十分に考えられます。

 

例えば、日本では「築20年の建物の価値はゼロになる」といわれているのをご存じでしょうか。つまり、買った時から資産価値は減っていくので、希望の値段で売れない可能性があるのです。

 

また、売り出したらすぐに売れるものでもありません。

 

④修繕費用がかかる

どんな家でも買った後は、メンテナンスに費用がかかります。

 

例えば、外壁は塗料にもよりますが、基本的に10年程度で塗り替えが必要です。トイレやお風呂など水回りの平均寿命も10〜15年といわれています。これらに不具合が生じれば、その都度修繕していかなければなりません。

 

家を購入すると、快適に住み続けるために修繕費用がかかることも考えなければならないでしょう。

 

⑤固定資産税がかかる

家の購入にかかる費用としては、建物やローンの支払い、仲介手数料などは想定しやすいです。しかし、購入したら固定資産税がかかってくることを見落としてしまう人がいます。

 

固定資産税は毎年かかるものなので、ローンを完済した後も払い続けなければなりません。固定資産税の額は場所によって異なりますので、どれくらいの額がかかってくるのか、購入前に把握しておくようにしましょう。

 

⑥ライフプランを変えにくい

家を購入すると、ライフプランを変えにくくなるのもリスクといえます。

 

例えば、将来独立したいと考えていたとしても、収入の安定性を優先しなければならないでしょう。また、子どもをたくさんほしいと思っても、ローンなどを含めた生活費の中で考えなければなりません。

 

家の購入はライフプランを制限してしまうリスクも大きなリスクの1つといえるでしょう。

 

家を買うメリットを4つご紹介

家族で笑顔の画像

家を買うことにはリスクがある一方で、下記のような確かなメリットもあります。

 

資産になる

自由にリノベーション・リフォームができる

ローンを完済すれば住居費の負担を小さくできる

安心して安定的に住み続けられる

 

賃貸の継続と比較する場合に対象となる要素ですので、しっかりと確認してください。

 

①資産になる

家の購入で最もいわれるメリットの1つが「資産になる」でしょう。賃貸の場合、毎月滞りなく支払い続けても資産になることはありません。しかし、家を購入した場合、ローンの支払いがあったとしても、資産としてなります。

 

また、将来お金を借りたくなったとしても、土地や家を担保に借金も可能です。つまり、家を購入して資産を手にすることで、社会的な信用度も高まるといえるでしょう。

 

②自由にリノベーション・リフォームができる

家を購入すれば、自由に間取りを変えられるのもメリットです。

 

家族構成が変わったりライフスタイルが変わったりすれば、間取りに不自由を感じる可能性があります。賃貸の場合は、その都度引っ越しをして馴染みのある空間を手放さなければなりません。しかし、家を購入すれば、リノベーションやリフォームで住みやすい形にいつでも変えられます。

 

③ローンを完済すれば住居費の負担を小さくできる

多くの人は家の購入に住宅ローンを利用し、それがリスクになると説明しました。しかし、ローンを完済すればその分の負担がなくなるので、住居費の負担を小さくできます。これは持ち家の大きなメリットです。

 

賃貸の場合は、住み続ける限りずっと家賃の支払いが必要なのと比較すれば、大きな差といえるのではないでしょうか。

 

④安心して安定的に住み続けられる

家を購入すれば、高齢になっても安心して住み続けることが可能です。例えば、賃貸の場合は、数年に1度契約の更新をしなければなりません。また、引っ越したいと思っても、新たに契約をするのが難しいです。

 

しかし、持ち家でローンの支払いが済んでいれば、住む場所に困ることなく安心して住み続けられます。

 

リスクを想定した対策を5つご紹介

家の置物の前で電卓を触る画像

家を買うにはメリットとリスクがあるので、躊躇してしまう人もいるでしょう。しかし、リスクに関してはある程度想定ができるので、下記のような対策を講じることが可能です。

 

購入する前にお金をためておく

購入前に環境を調べる

メンテナンス費用をコストと考えて積み立てる

ライフスタイルをイメージしておく

将来どんな暮らしをしたいか家族で相談する

 

ここではリスクを最小限に抑える対策について具体的に紹介していきます。

 

①購入する前にお金をためておく

家を購入するためには、まとまったお金が必要なので、事前にためておくことが有効です。

 

例えば、頭金を多めにできれば、利息を少なくできて支払総額を減らせます。また、病気で入院するなどの突発的な出費へも対応しやすくなるでしょう。なお、頭金は住宅購入額の20%が目安といわれているので、この金額を目標にしてみてはいかがでしょうか。

 

②購入前に環境を調べる

購入を具体的に進めていく前に、さまざまな環境について調べておくことが大切です。

 

例えば、購入を考えている家の周辺環境にニオイや音などの問題はないかどうか。家を購入すると引っ越しが容易にできないので、しっかりと調べておきましょう。他にも、転勤など引っ越しが必要な要素が自分自身にないかも把握しておいてください。

 

③メンテナンス費用をコストと考えて積み立てる

家を購入すればその都度修繕が必要ですので、マンションの修繕積立金のように積み立てておくことも必要です。外壁や屋根、水回りなどの修繕は、何十万もすることがあります。特に水回りの寿命は同じくらいですので、新築の場合はまとまって発生することも考えられるでしょう。

 

メンテナンスの費用は見逃しがちですが、生活費とは別に設けておくようにしてください。

 

④ライフスタイルをイメージしておく

ライフスタイルをイメージしておくことでも、家を購入する場合の経済的なリスクを低減できます。

 

例えば、何人の子どもをつくるのかで、将来子どもに必要なお金の額がある程度割り出せるでしょう。すると、今からどのような生活をしなければならないかも見えてきます。

 

ライフスタイルは多様化していて日々変化していますが、ある程度イメージしておくことでリスクヘッジが可能です。

 

⑤将来どんな暮らしをしたいか家族で相談する

家族みんなで理想的な暮らしを行うためにも、将来どんな暮らしをしたいかも相談しておきましょう。

 

例えば、子どもが独立して退職した後は、引っ越しして田舎で暮らしたいとします。その場合、希望通りすぐに不動産を売れるわけではないので、早めに情報を収集して有効打を打つことが必要です。

 

引っ越しやリフォームなどの暮らしに関することは、事前に家族で共有しておくことでベストなタイミングで実施しやすくなります。

 

家を購入するのはこんな人におすすめ

家の置物をつまんでいる画像

家を購入するのがおすすめな人は、家を資産化させて将来安心して暮らしたいと考えている人です。ローンを支払い終えれば生活費が抑えられ、賃貸の契約更新の心配もなく、ずっと安心して住み続けられます。

 

間取りや内装にこだわりを持っている人にもおすすめです。自分の好きなタイミングで最新設備に変えたり、部屋の数を増やしたりができます。リフォームをして住環境をその都度変えたいと考えている人は、家の購入を積極的に考えてみてください。

 

リスクも考慮して家を買おう

家を買うにはローンの支払いや引っ越しが簡単にできないなど、いくつかリスクがあります。
一方で、
家を購入すれば資産ができたりリフォームがいつでもできるなど、大きなメリットがあるのも事実です。

ただ、リスクは購入前後の対策で十分に抑えられます。リスクが不安な人は、この記事で紹介した対策を参考にしてみてください。もし対応できるのであれば、家の購入を積極的に考えてみてはいかがでしょうか。

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