家族が集うリビング。もっと快適に、おしゃれにリフォームしたいと思ったとき、気になるのはやはり可能な施工内容や費用のことではないでしょうか。

この記事では、気になるリビングリフォームについて詳しくご紹介していきます。リビングのリフォームに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

リビングのリフォームでできることは？

リビングのリフォームでは、一体どのようなことができるのでしょうか。こちらでは、リビングのリフォームで可能な施工内容についてお伝えしていきます。

レイアウトを変更する

リビング自体のレイアウトを変更することももちろん可能です。

壁やドアを撤去して他の部屋とつなげる場合やキッチンの移動などを行う場合は、大規模な工事が必要となり工期も長くなります。その場合、工事中は住むことができなくなるので仮住まいの準備が必要になります。

壁紙や天井のクロスを張り替える

壁紙や天井のクロスの張り替えも、人気のあるリフォームです。比較的気軽にでき、部屋の雰囲気をがらりと変えることができるので、部屋をおしゃれに変えたいという人にはおすすめです。

フローリングを張り替える

床の老朽化が気になる場合や、部屋全体の雰囲気を変えたいときは、フローリングを張り替えることも可能です。フローリングは天井や壁よりも目に入りやすいため、色や材質により部屋全体の印象が変わります。インテリアと調和がとれたフローリングにすると部屋のおしゃれ度がぐっと上がるのでおすすめです。

バリアフリー対応にする

介護が必要になったときや、将来に備えて、バリアフリー対応へリフォームを検討しているという人も増えています。

バリアフリー対応のリフォームは、使用頻度の高い部屋の段差をなくしたり、手すりをつけたりという部分リフォームも可能です。予算や生活スタイルに合わせて、リフォームする場所を選ぶと良いでしょう。

床暖房を設置する

床暖房の後付けも人気のあるリフォームです。冷えやすい足元から温めてくれる床暖房は、冬の寒さが気になる場合におすすめです。

床暖房を後付けする方法は、床に直貼りする方法と床の張り替えをする方法の2種類があります。直貼りは床暖房を貼った分だけ床が高くなり段差ができるので、高齢者や小さな子どもがいる場合は、床を張り替える方法がおすすめです。フローリングを張り替えるタイミングで床暖房も設置するのも良いでしょう。

間仕切りを撤去してリビングを拡張する

間仕切りを撤去してリビングを拡張することももちろん可能です。

しかし、住宅によっては、柱や梁などの位置の関係で撤去できない壁もあるので、間仕切りの撤去を考えている場合は、事前にしっかりと確認を行いましょう。

リビングのリフォームの費用相場は？

リビングリフォームの費用相場は以下の通りです。

リビングのリフォームは、どの範囲をどのくらいリフォームするかにより、費用が大きく変わります。リフォームを検討している場合は、まずは業者に相談してみることをおすすめします。

リビングのリフォームの工期は？

リビングのリフォームの工期の目安は以下の通りです。

こちらも、どの範囲をどのくらいリフォームするかにより、工期は大きく変わります。仮住まいが必要になる場合もあるので、まずは業者に相談してみましょう。

リビングをおしゃれにリフォームするポイント

こちらではリビングをおしゃれにリフォームするポイントをお伝えしていきます。

• イメージを具体的にまとめておく
• 壁・床・天井に統一感をもたせる
• 空間全体のトータルコーディネートを意識する

それぞれ詳しくみていきましょう。

①イメージを具体的にまとめておく

まず大切なのは、自分がおしゃれだと思うリビングのイメージを具体的にまとめることです。漠然と思い描いているだけでは、実際に色や素材を選ぶときに迷ってしまいます。

SNSや雑誌などで自分好みのリビングの画像をまとめておくと業者との打ち合わせ時に画像を共有でき、具体的なイメージを伝えられるので、自分の思うおしゃれなリビングを実現しやすくなります。

②壁・床・天井に統一感をもたせる

それぞれがおしゃれであっても、壁・床・天井の色やテイストが違うと、ごちゃごちゃしてしまい落ち着かない空間になってしまいます。1つの部屋の壁・床・天井は統一感を持たせた色や素材を選びましょう。

③空間全体のトータルコーディネートを意識する

リビングだけではなく、隣接するキッチンやダイニングの雰囲気も考慮して色や素材を選ぶと、空間全体に統一感が出ておしゃれになります。

リビング、キッチン、ダイニングでそれぞれメインとなる色や素材が違うと、ごちゃごちゃとした印象になりやすいので、空間全体を意識して選びましょう。

リビングのリフォームの注意点

続いて、リビングリフォームにおける注意すべき点についてお伝えします。

• 構造をチェックする
• 床暖房の設置場所を考える
• コンセントの位置を考える

それぞれ詳しくみていきましょう。

①構造をチェックする

リフォームをしようと思っても、家の構造により、耐力壁などの壊せない壁がリフォームしたい箇所にある場合があります。

また、電気配線の移動が難しいという場合もあるので、具体的にリフォームを進める前に、業者に相談するなどして家の構造をチェックして、理想通りのリフォームができるかの確認を行いましょう。

②床暖房の設置場所を考える

床暖房を設置する場合、設置場所も重要です。

家具の下に床暖房がくると、熱伝導効率が下がり電気代がもったいないばかりか、家具が傷んでしまうこともあります。床暖房を設置する場合は、家具の配置を決めた上で場所を決めましょう。

③コンセントの位置を考える

リビングのリフォームに伴い、家電の置き場所が変わるという場合はコンセントの位置も重要です。

家電を置こうとしていた場所にもしもコンセントがなかった場合、延長コードを使わなくてはならなくなり、見た目の問題が出てきてしまいます。

リフォームを行う場合は、リフォーム後の家具、家電の置き場所を考えた上で、必要であればコンセントの増設も行いましょう。

リビングをリフォームして快適な空間を作ろう

一言でリビングのリフォームといっても、壁紙やフローリングなどを張り替えのような比較的気軽なものから、レイアウトや間取りを変える大規模なものまで施工内容はさまざまです。

目的や予算に合わせたリフォームを行い、家族が集うリビングを快適な空間に作り上げましょう。

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