多くの人が夢見るマイホーム。20代の若いタイミングでマイホームを持つことで自信にもつながる上に、定年までに住宅ローンを完済しやすいというメリットがあります。
一方、デメリットも存在し、後悔する人も少なくありません。20代でマイホームを持って後悔した人の事例や対策について解説をしていきます。
20代のマイホームで後悔した事例
まずは20代の人がマイホームを購入した時に後悔している事例について紹介していきます。
後悔した事例を6つ紹介していきますので、これからマイホームを購入しようと検討している人は参考にしてみてください。
事例① 転勤が必要でマイホームの購入が意味なくなる
20代では他の年代と比べると仕事に慣れ始めるタイミングになるため、将来を見据えるのが難しいです。20代後半から30代にかけては仕事に慣れて役職が付き始め、肩書に伴って転勤を求められるケースも少なくありません。
せっかくマイホームを購入したのにも関わらず、あまり住まずに他の場所で物件を借りないといけないため、後悔したという人は多いです。
事例② 出産を機に家計が厳しくなる
住宅ローンは夫婦の収入をもとに算出を行うケースが少なくありません。しかし、女性が妊娠をした場合、仕事ができなくなるため、男性だけの収入で住宅ローンを含め、生活を回す必要があります。出産時にはさらにお金がかかるため、家計が厳しくなりやすいです。
子どもを作る予定がある場合は、ある程度貯蓄をしておくのがおすすめになります。
事例③ ランニングコストの負担が大きい
マイホームの出費は、ローンの支払いに目が行ってしまいがちですが、ランニングコストも計算しておくことが必要です。
マイホームに長く住み続けていくためには、外壁や屋根のメンテナンスだけでなく、内壁のメンテナンスも定期的に行わなければいけません。修繕・補修費や保険の支払いも必要になるので、年間30万近くの費用を視野に入れておきましょう。ランニングコストの負担が大きくて後悔するケースも多いです。
事例④ 価格重視で選び過ぎる
20代でマイホームが欲しい場合、極力負担を減らしたいため、物件の価格を抑えるケースも少なくありません。しかし、物件の価格を抑えた場合、狭いと感じる場合や周辺施設から遠いと感じやすい傾向があります。価格重視で選び過ぎると後悔してしまうケースも多いため、注意しましょう。
事例⑤ 家族構成の変化で不便な物件に
賃貸物件であれば、家族構成が変わっても引越しを行うことで対応できますが、マイホームの場合は家族構成が変わっても引越しができない上に、間取りの対応が難しいです。子どもが生まれたり、親の介護が必要になったりと、家族構成が変わった場合は変化に合わせづらく、不便に感じやすいため、家族構成をしっかりと考えておきましょう。
事例⑥ 周辺環境・騒音問題に悩まされる
立地が良く、周辺施設から距離が近いため、住みやすいと判断する人も少なくありません。しかし、実際に住んでみると周辺環境が年数経って変わり、住みにくくなる場合や、騒音が多すぎて住みづらいというケースも多いです。気になる物件がある場合は、時間帯を変えて、周辺状況をしっかりとリサーチしましょう。
20代でマイホームを購入するメリット
20代でマイホームを購入するメリットでは、下記の2つがあげられます。
- 定年までにローン払いを終えやすい
- 返済計画を無理なく立てやすい
それぞれのメリットについて詳しく解説をしていきますので、購入を視野に入れている人はチェックしましょう。
定年までにローン払いを終えやすい
多くの人が住宅ローンを組む際に定年を意識したり、30~40年を目安に組みます。25歳でマイホームを購入したとしても、定年までに住宅ローンが完済するため、老後安心して過ごせるという点が魅力としてあげられます。定年までに購入して老後の負担を減らしたいと考えている人におすすめです。
返済計画を無理なく立てやすい
20代でマイホームを購入する場合は、家庭の年収に合わせて返済計画を練ることができます。余裕をもって早めに返済を終わらせる計画を立てたり、毎月の負担を減らすために少し長めに計画を練ったりすることも可能です。
後悔しないために!20代でマイホームを購入する際の5大ポイント
20代の人がマイホーム購入で後悔しないために、おさえておくべきポイントは下記の5つです。
- 余裕を持ったローンの組み立て
- 将来の家族構成の変化にも対応できる家を選ぶ
- 不動産会社はしっかりと選ぶ
- 貯金を全額使わない
- 売却のしやすさも意識する
それぞれのポイントについて解説をしていきますので、20代でマイホームの購入を検討している人は参考にしてみてください。
余裕を持ったローンの組み立て
20代ではマイホームを購入する際に、余裕を持った住宅ローンの組立を行うことができます。30代や40代でマイホームを購入する場合、定年までに完済しようとすると毎月あたりの支払金額がどうしても高くなりやすいです。
支払金額が高くなると家計を圧迫してしまい、負担になってしまうケースが多いため、余裕を持てる20代でのマイホーム購入はおすすめになります。
将来の家族構成の変化にも対応できる家を選ぶ
20代でマイホームを購入する際には、まだまだ家族構成が決まっていないケースが多いです。現在二人で暮らしていたとしても将来3人になる場合や4人になる場合もあります。マイホームで後悔しないためにも、将来の家族構成を意識した広さ・間取りを選びましょう。
不動産会社はしっかりと選ぶ
不動産会社によって、物件の価格や取り扱っている金融機関などが異なるため、不動産会社もしっかりと意識するようにしましょう。
さらに、不動産会社によって、サポート体制が異なり、困った時に丁寧に対応してくれるところもあれば、対応があまり良くないところもあります。マイホーム購入後のアフターフォローがしっかりとしている不動産会社を選ぶようにしましょう。
貯金を全額使わない
20代でマイホームを購入するとき、思い切って全財産を投入する人も少なくありません。しかし、貯金を全額使ってしまうと、少し高めの物件を購入できますが、急な出費が発生した際に対応できないケースが多いです。中でも住宅ローンは夫婦の収入を基に計算されるケースが多く、奥さんが妊娠を機に仕事を休んだ際に苦しくなる場合もあります。
将来何があるかわからないため、貯金をある程度残しながら住宅ローンを組むようにしましょう。
売却のしやすさも意識する
マイホームはメリットでも触れましたが、資産として所有することができます。万が一の場合はマイホームを売却することが可能です。売却を考える場合はマイホームの間取りや広さ・土地の場所なども関係してくるため、立地の良さを意識するのがおすすめになります。
売却を視野に入れている場合は住みやすい需要がある場所を意識するようにしましょう。
20代でマイホームを購入する際には慎重に!
20代でマイホームを購入した際に、後悔をしてしまう人も少なくありません。後悔する内容は各家庭によってそれぞれ異なりますが、後悔したことがある人の事例を知っておくことで事前に対策が練れます。20代でマイホームを購入する場合はなるべく慎重に考えるようにしましょう。
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