マイホームは多くの人が憧れますが、ある程度の貯蓄がないと難しいと考える人も多いのではないでしょうか?確かに頭金や貯金があれば、自分がイメージする理想的なマイホームの購入ができます。
頭金なしや貯金なしでもマイホームが持てるのか心配になっている方に向けて、マイホームを持てるのか注意点を含めて解説していきます。
そもそも「頭金」の役割とは
頭金は、住宅ローンの計算に含まれない初期投資費を指します。
例えば、4,000万円の物件に対し、2,000万円の頭金を用意した場合は、残りの2,000万円に対して住宅ローンの計算が行われます。マイホームを購入する際の負担を減らす大きな部分になるため、頭金はなるべく用意するのが好ましいです。
実際に頭金なし・貯金なしでもマイホームは購入できる?
結論からあげると、頭金や貯金なしでマイホームを購入することは可能です。ただし年収が低い場合は、頭金や貯金なしでは返済能力がないと判断され、マイホームの購入ができない場合があります。
そのため、頭金なし・貯金なしではマイホームの購入が可能ではあるものの、希望通りのマイホームが購入できるわけではないと把握しておきましょう。他の部分で資産を所有している場合は資産を担保してマイホームの購入を行うことも可能です。
頭金なし・貯金なしで購入できるマイホームの目安
頭金や貯金なしでマイホームの購入ができますが、前述でも触れたように、購入できる物件にも限りがあります。頭金や貯金がない場合はマイホームの目安が3,000万円程度の物件です。土地を所有しているか、周辺施設・環境などの立地も関係してくるので、近場の不動産会社に確認しておくのがおすすめです。
無理のない返済計画は、年収に対する年間返済額の割合でもある25%が目安となっています。
頭金なし・貯金なしでマイホームを購入するときの注意点
頭金や貯金なしでマイホームを購入する際には、下記の3つに注意する必要があります。
- 必ず購入できるわけではない
- 住宅ローンの審査が厳しい
- 諸費用や維持費を視野に入れておく必要がある
それぞれの注意点について詳しく解説をしていきますので、頭金や貯金なしでマイホームを購入しようと考えている人は参考にしてみてください。
必ず購入できるわけではない
頭金や貯金なしでマイホームを購入することもできますが、人によってマイホームを購入できないケースもあります。頭金や貯金がないという点は、返済能力や貯蓄能力がないという評価を金融機関からされやすいです。
そのため、年収が高くないとマイホームを購入できにくいといっても過言ではありません。必ず購入できるわけではないという点を理解しておきましょう。
住宅ローンの審査が厳しい
頭金や貯金がない場合は、住宅ローンの支払いがスムーズにできないという評価を金融機関からされる可能性が高いです。
返済能力がないという判断をされた場合は住宅ローンの組み立てができず、マイホームの購入ができません。頭金や貯金がある場合は余裕を持った生活を送れるという判断をされるため、住宅ローンの審査に通りやすいです。
諸費用や維持費を視野に入れておく必要がある
住宅ローンを組めた後、安心してしまう人も多いのですが、諸費用や維持費の出費も考えておくようにしましょう。
というのも、マイホームを購入できたとしても、建物を維持するために、維持費や税金などの支払いの積み立てが必要です。年間でも30万円近くは必要であるという点を把握しておきましょう。住宅ローンと合わせて2万円~3万円前後は毎月支払いが必要であると考えておくのがおすすめです。
頭金なし・貯金なしでマイホームを持つメリット
頭金や貯金なしでマイホームを持つ際のメリットは下記の2つです。
- 気に入った物件をすぐに購入できる
- 生活費と貯金などのライフスタイルに合わせたお金の使い方ができる
それぞれどのようなメリットがあるのかについて解説をしていきますので、頭金なしや貯金なしでマイホームを持ちたいと考えている人は参考にしてみてください。
気に入った物件をすぐに購入できる
自分が気になる物件があっても、頭金や貯金なしが必要だと考えて何年も待つ人が少なくありません。しかし、不動産会社に問い合わせると頭金や貯金なしでも購入できたという人もいます。気に入った物件をすぐに購入できる上に、お得なキャンペーンが行われているタイミングで物件の購入も可能です。
ただし、気に入った物件が見つかったとしても必ず物件の購入ができるというわけではないため、早めに問い合わせを行うようにしましょう。
生活費と貯金などのライフスタイルに合わせたお金の使い方ができる
頭金や貯金なしでマイホームを購入できた場合、早い段階から支払いができるため、無駄なく資産への投資が可能です。
さらに、早い段階から住宅ローンの費用が分かるので、余裕を持った状態を作ることができ、ライフスタイルに合わせた日々を過ごせます。生活費の計算や貯金をしていきたいと考えている人にはおすすめです。
頭金なし・貯金なしでマイホームを持つデメリット
頭金や貯金なしでマイホームを購入する際には、下記の3つがデメリットとしてあげられます。
- 毎月の支払いが高くなりやすい
- 金融機関から借り入れができない場合も多い
- 緊急事態に対応できにくい
それぞれのデメリットについて解説をしていきますので、メリットと合わせてチェックしましょう。
毎月の支払いが高くなりやすい
頭金や貯金なしでマイホームを購入する場合は、毎月の支払いが高くなるという点は把握しておきましょう。
同じ4,000万円の物件を購入するとしても、頭金を3,000万円を用意したパターンと、頭金なしで住宅ローンの組み立てを行うのでは、毎月の支払いが全く異なります。
さらに、マイホームは住宅ローンだけでなく、維持費やメンテナンス費用の積み立てもしておく必要があるため、毎月の支払いは高いことを覚えておきましょう。
金融機関から借り入れができない場合も多い
頭金や貯金がない場合は、住宅ローンが高くなってしまいやすいですが、返済能力がないと判断して金融機関から借入できない可能性も高いです。頭金がない場合は年収や貯蓄を見られる場合が多いですが、貯金もない場合は、身元の支払い環境などの調査が行われます。以前に金融機関から別件で借り入れを行い、順調に返済を行っていない場合は金融機関からの信頼を失っており、借入できない可能性も高いです。
緊急事態に対応できにくい
住宅ローンと維持費やメンテナンス費用を考えた上で毎月の支払いを行う必要があります。しかし、住宅ローンや積み立てがあると、一回当たりの支払金額が高くなってしまうため、負担が大きくなり、貯金がしにくいという人も多いです。貯金が少ない状態で急に支払いが必要になった際に、用意することができず、困ってしまうケースも少なくありません。
貯蓄をなかなか溜めにくいため、緊急事態には対応しにくいという点も知っておきましょう。
頭金なし・貯金なしでマイホームを購入する際には慎重に!
頭金や貯金なしの場合でも、マイホームの購入ができますが、メリットやデメリットがあります。
中でも頭金なしや貯金なしの場合は毎月の支払いが高くなってしまいやすい上に、金融機関から借りられないというパターンも多いです。
マイホームを購入する際にはなるべく慎重に行うようにしましょう。
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