家事室を作りたいけれど、本当に必要か迷っている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、家事室のメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。家事室の活用方法や後悔しない家事室を作るためのポイントもまとめているので、参考にしてください。
家事室とは?
家事室とは、名前の通り家事をするための部屋です。家事室は、ユーティリティスペースともいわれています。
家事室といえば、最近作られるようになったスペースと考えている方も少なくありません。しかし、家事室の歴史は意外と古く、明治時代の上級階級の自宅では、すでに家事室というスペースが設けられていました。
家事室の役割と活用方法
家事を楽にするために、間取りや動線を工夫する方も多いのではないでしょうか。最近は、家事の負担を軽減するために、自宅の間取りに家事室を取り入れる方も増えています。
まずはじめに、家事室の役割と活用方法について、解説します。
活用方法①作業スペース
家計簿やパソコンなどの作業スペースとして、家事室を活用している方も多いです。自宅に書斎や作業スペースがない場合、ダイニングテーブルで作業をしなければなりません。ダイニングテーブルでの作業は、集中できないという方も多いのではないでしょうか。
キッチンやリビングの一角に、家事室を設けることで、家計簿やパソコン、趣味に集中できます。家事室があると、趣味などで使用したアイテムをいちいち片付ける必要がなくなり、家事の合間に休憩スペースとしても活用可能です。
活用方法②ランドリースペース
家事の中でも、洗濯は時間がかかり、負担に感じている方も多いのではないでしょうか。家事室をランドリースペースとして活用することで、洗濯物を洗うことから畳むことまで、一室で完結させられます。
家事室をバルコニーと隣接させることで、格段に家事動線を短縮させられるでしょう。広い作業台を設けることで、アイロンかけのスペースも確保できます。
活用方法③ファミリークローゼット
作業スペースやランドリースペースとして活用されることの多い家事室ですが、最近はファミリークローゼットとしても活用されています。家族の衣服を家事室にまとめることで、家事の負担を大幅に軽減できるでしょう。
また、床面積に制限があり、各部屋にクローゼットを設けられない場合もファミリークローゼットを取り入れることで、収納スペースの確保が可能です。
また、日用品や食材を保管するパントリーとしても使用できます。キッチンの横にパントリー機能を兼ね備えた家事室を設置することで、日用品や食材のストックを把握し、無駄な買い物も防げるでしょう。
家事室のメリットとデメリット
さまざまな用途で使用できる家事室ですが、メリットだけではありません。ここでは、家事室のメリットとデメリットを解説していきます。
メリット①家事動線の効率化
家事室の最大のメリットといえば、家事動線の効率化です。ランドリースペースとして活用することで、1室で洗濯物を干すという作業から、たたむという作業までをスムーズに行えます。
また、家事室とキッチンに隣接させることで、スキマ時間に家計簿やパソコン作業を行うことも可能です。家事動線を効率化させられるため、家事の負担も軽減できます。
メリット②LDKが綺麗にできる
家事室は、ランドリースペースや収納スペースとしても活用できるため、LDKを綺麗に保てます。
家事室を設けておくことで、急な来客の際も慌ててLDKを片付ける必要がありません。
デメリット①間取りに工夫が必要
家事室を追加するということは、床面積に制限がある中、間取りに1部屋追加しなければなりません。家事室を設けることで、寝室やLDKの面積を削らなければならなくなる可能性があります。建築費用も上がる可能性があるため、予算との兼ね合いも重要です。
デメリット②結局あまり使わない可能性がある
家事室を設置したにもかかわらず、結局あまり使用しなかったという方も少なくありません。本来、作業スペースとして設置したけれど、収納スペースとしてだけ使用しているという方も多いです。
家事室の設置場所によっては、子どもの様子が見えないといった理由で、使用しなくなる可能性もあります。家事室の設置は、建築費用も上がるため、本当に自分たちの生活に必要かどうか判断しなければなりません。
家事室に必要な設備
家事室を最大限に活用するためには、適切な設備を整えなければなりません。
ここでは、家事室に必要な設備について、詳しく解説していきます。
設備①作業台
ランドリースペースや作業スペースとして使用する場合、作業台の設置は必須です。家事室に設置する作業台の大きさは、用途によって異なります。
洗濯物をたたむのに使用する場合は、50cm以上の奥行きのある作業台が必要です。しかし、あまりにも奥行きの広い作業台を設置した場合、手前しか使用せず、無駄なスペースが生まれる可能性があります。
設備②システム収納
限られたスペースで多くの荷物を収納する必要があるため、システム収納は必要です。また、システム収納を作り込みすぎると、デッドスペースがうまれる可能性も少なくありません。家事室に何をどれくらい収納したいのか、明確にしておきましょう。
後悔しない家事室を作るためのポイント
家事室を設けたにもかかわらず、使用しないデッドスペースになってしまうケースも少なくありません。
ここでは、後悔しない家事室を作るためのポイントを紹介していきます。
ポイント①家事室で何をするのか明確にする
家事室をどのように活用するのか、イメージがつかない方も多いでしょう。ランドリースペースを目的とした家事室と、ファミリークローゼットとして使用する家事室は、家事室のレイアウトも大きく異なります。
また、何をするための家事室かを明確にしなければ、快適に過ごせる家事室が作れません。後悔しない家事室を作るために、家事室で何をしたいのか明確にしておきましょう。家事室は余った空間に設けるのではなく、家事を快適にできる空間に設置してください。
ポイント②風通し・遮光面を考える
家事室をランドリースペースとして使用する場合は、風通しや遮光面を考える必要があります。洗濯物が良く乾くように、日当たりと風通しの良い場所に家事室を設けましょう。
今後、周辺の環境の変化で、風通しや遮光面が変化するケースも少なくありません。そのような場合は、サーキュレーターなどを設置することで、空気の流れを作ることが可能です。サーキュレーターや除湿器を設置することを見越して、コンセントの位置も考えておきましょう。
家事室は暮らしを豊かにしてくれる便利なスペース
家事室の活用方法やメリットについて、詳しく説明しましたが、いかがでしたでしょうか。家事室を取り入れることで、苦痛に感じていた家事の負担を軽減させられます。
しかし、家事室で何をするのか明確にしないまま、家事室を設置してしまうと、本来の目的で使用できず、デッドスペースになってしまう可能性も少なくありません。
家事室を設ける場合は、利用目的を明確にし、レイアウトにもこだわることが大切です。暮らしを豊かにしてくれる、便利な家事室を取り入れてみましょう。
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