換気扇や窓がない部屋、または窓があっても開けられない部屋は、換気ができなくて困りますよね。
この記事では換気扇を後付けする方法や、方法別の特徴や注意点を詳しく解説します。換気扇の設置を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
換気扇は後付けできる?
もともと換気扇がない部屋にも換気扇を設置したい場合、後付けすることは可能なのか気になりますよね。
換気扇は簡易的なものから多機能なものまでさまざまな種類がありますが、条件に合うものを選べば後付けすることも可能です。
そもそも換気扇はなぜ必要?
タバコや食べ物、ペットなどの臭いが気になるときに部屋の換気の必要性を感じる人は多いですよね。それ以外にも部屋を換気することは、居住者の健康を守るため、そして部屋自体を守るために重要な役割を担っています。
窓やドアを閉め切っていると二酸化炭素やハウスダスト、細菌やウイルスなどの空気中の汚染物質が部屋の中に留まり、健康被害を引き起こす原因になります。それらの汚染物質を部屋の外に出すために、換気は有効な手段です。
また密閉された空間では壁紙や木製家具にも負担がかかりやすく、汚れた空気や湿気が留まることでダメージを受けやすくなります。建物や部屋を長持ちさせるためにも換気は重要です。
戸建てかマンションか、持ち家か賃貸かといった点や、設置する壁や天井の位置や構造によっても適する方法は違います。後付けしたい場所に応じて検討しましょう。 >>プロフィールはこちら
業者に依頼する場合
ここでは、換気扇の取り付けを業者に依頼する場合について詳しく紹介します。
- 業者に依頼するタイプの換気扇の特徴
- 工事の内容
- 費用の目安
- 業者に依頼する際の注意点
それぞれ解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
業者に依頼するタイプの換気扇の特徴
壁や天井に取り付けるタイプの換気扇は、すっきりとした見た目で生活の邪魔にならないのが特徴です。専門的な作業が必要になるため、取り付けの際は必ず業者に依頼して設置してもらいましょう。
工事の内容
換気扇を壁や天井に後付けする工事は、取り付けたい場所に穴を開けて行います。電源がなければコンセントを増設する作業も必要です。
室内から外につながる排気用のパイプダクトを取り付け、室内側には換気扇本体を取り付けます。外側には雨などが入らないようにフードを取り付けてコーキング剤で固定したら完了です。
費用の目安
換気扇本体は、一般的な換気機能のみの製品では5,000〜15,000円程度のものが多いです。人感センサーやタイマーなど多機能の製品の場合はさらに価格が上がります。
工事費の相場は8,000〜40,000円程度が一般的です。壁に取り付けるだけのシンプルな作業の場合は比較的安く済みますが、天井裏にダクトを設置するような工事や、多機能タイプで作業工程の多い工事などの場合は費用も高くなります。
業者に依頼する際の注意点
持ち家で戸建ての場合以外は、最初に換気扇を取り付ける工事をしていいのか必ず確認をしましょう。無断で設置すると規約違反やトラブルにつながるため、賃貸物件の場合は大家さんに、マンションの場合は管理会社にまず相談してみてください。
業者選びのポイントは、複数の業者に見積もりをしてもらって比較をすることです。見積もりを比べる際には安さにだけ飛びつくのではなく、必ず内訳の詳細を確認しましょう。詳細が記載されていない場合は後から追加料金がかかることもあるため注意が必要です。
自分で取り付ける場合
ここでは自分で換気扇の取り付けを行う場合について詳しく紹介します。
- 自分で取り付けるタイプの換気扇の特徴
- 費用の目安
- 取り付ける手順
- 取り付ける際の注意点
それぞれ解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
自分で取り付けるタイプの換気扇の特徴
自分で取り付けるタイプの換気扇は、窓枠に取り付ける窓用のものが一般的です。壁に穴を開けるような大掛かりな工事が必要ないため、賃貸物件やマンションでも使用できるのが特徴です。
窓用の換気扇にはさまざまなタイプのものがあります。風量や静音性、消費電力量、温度センサーなど、目的や用途に合わせて選ぶことができます。
ただし換気扇を窓枠にはめ込むため、換気扇を設置した部分の窓は全開にできなくなるため注意が必要です。
費用の目安
窓用の換気扇の本体価格は5,000〜15,000円が相場です。同時給排気型でファンが2つあるものや温度センサーで自動運転ができるものなど、高機能の製品は価格が上がります。
自分で取り付ける場合はドライバーがあれば設置できることがほとんどなので、本体の購入費用以外は費用がかからないことが多いです。
取り付ける手順
窓用の換気扇はメーカーによって多少の違いはあるものの、基本的には窓枠の大きさに合わせてサッシの長さを調節してはめ込む形で設置をします。
まずは窓枠に本体をあて、上下に突っ張りながら仮止めをします。もし大きな隙間ができてしまうようであれば、別売りしているプレートの追加が必要です。
窓枠の大きさに合わせて本体を準備できたら、実際に取り付けていきます。ネジを締める必要があるところはドライバーでしっかりと固定することが大切です。
本体が固定できたら、最後にテープを使って隙間を埋めていきます。本体にテープが付属されていない場合は自分で用意する必要がありますが、大切な工程なので省かないようにしましょう。
取り付ける際の注意点
窓用の換気扇を取り付ける際には、まず購入前に窓のサイズを測り、大きさの合う製品を選ぶことが大切です。
多くの製品が窓の左側に取り付けるタイプになっているため、どうしても右側に設置したい場合は右側に設置可能な製品を選びましょう。
また、一部の製品はビスでの固定が必要なものもあります。賃貸物件などの場合は大家さんに確認をするか、ビスの固定が必要ないタイプの製品を選ぶようにしましょう。
取り付ける際に一番気をつけなければならないのは、本体や部品が落下しないように細心の注意を払う点です。特に換気扇本体は小型のものでも1〜2Kg程度あるため、落下すると危険です。
条件に合う換気扇を取り付けて快適に過ごそう
この記事では換気扇を後付けする方法として、業者に依頼するタイプと自分で取り付けるタイプについてそれぞれ紹介しました。
持ち家で戸建ての場合は業者に依頼して取り付けるタイプがおすすめですが、賃貸物件やマンションの場合は窓用の換気扇が手軽に導入できておすすめです。
きれいな空気の中で快適に過ごせるよう、設置したい場所に合わせた換気扇を選んでくださいね。
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