天井にはさまざまな種類があることを知っていますか?せっかく家を建てるなら、天井のデザインまでしっかり考えて、お気に入りの空間にしたいですよね。
そこで今回は、天井の種類や素敵な照明を紹介します。天井にもこだわって、おしゃれで快適なお部屋を作りたい方は必見です。
天井の種類とそのメリット
天井にはいくつかの種類があります。
天井は建物自体のかたちに左右されることも大きいですが、種類によってそれぞれデザインが異なり、特徴やメリットも違うのです。
天井の種類に加えて天井の素材も変えることで、お部屋の雰囲気をがらっと変えることができます。
では、天井には一体どのような種類があるのでしょうか。ここでは、4つの天井のデザインと合わせてメリットも紹介します。
どの天井があなたのお部屋のイメージに合うか、想像しながら確認してみてくださいね。
平天井とは
まず紹介するのはオーソドックスな平天井です。
平天井は床と天井が平行になっている、もっとも一般的でスタンダードなデザインであるといえるでしょう。そのため、洋室でも和室でも合わせやすい、オールマイティなデザインになっています。
ひとくちに平天井と言っても、クロスで真っ白な天井に仕上げたり、木目調にして壁紙とは違う素材でアクセントにしたりと、デザインを楽しめるのが嬉しいポイントです。
また、平天井のメリットとして、他のデザインの天井よりも費用がおさえられることも挙げられます。
勾配天井とは
屋根のかたちを活かして傾斜がついている天井が、勾配天井です。
空間をできる限りいっぱい活用できることがメリットで、広くて開放感があるように見せたり、高い位置に窓をつけることができるので通気性がよくなったりします。
その他にも、空間を有効活用してロフトを設置して収納スペースとして使うことも可能です。
ただし、平天井に比べるとコストは高くなってしまいます。
とはいえ、収納スペースを確保できたり通気性がよくなったりと実用的なメリットも多いため、デザインが苦手でなければ検討してみてはいかがでしょうか。
下がり天井とは
天井の一部分が下がったデザインの天井を、下がり天井といいます。
天井が低いことで精神的な安定感が得られ、落ち着いた空間を演出することができるのがメリットであるといえるでしょう。
また仕切りがない続いたお部屋でも、天井の高さを変えることによって印象を変えることもできるのです。
たとえばリビングとキッチンが繋がっているけれど壁やとびらなどの仕切りがない場合、キッチンの天井だけ低くすることでアクセントにすることができます。
また、キッチンであれば上部に収納スペースが取り付けられていることもありますが、高すぎる位置だと使いにくいですよね。そこでキッチンに下がり天井を採用することで、作業がしやすくなるというメリットもあるのです。
折り上げ天井
折り上げ天井は、天井の一部を他の部分より一段高くするデザインの天井です。
空間を広く演出してくれるというメリットだけではなく、個性的なデザインであるというメリットもあります。
折り上げ天井はオーソドックスな平天井よりもデザイン性が高く、お部屋のアクセントとなって高級感がうまれるのです。
また、折り上げ天井は照明と合わせることで雰囲気を大きく変えることができます。
リビングに採用するのもいいですが、寝室の天井を折り上げ天井にするのもおすすめです。横になったときに圧迫感がなく、おしゃれな折り上げ天井が目に入ります。
天井の照明で印象が変わる
オーソドックスな平天井をはじめとし、4つの種類の天井を紹介しました。
天井のデザインを変えるだけでもお部屋の雰囲気や印象は変わりますが、これに合わせて照明にもこだわると一気に理想のお部屋へと近づくのです。
とはいえ、どのような照明があるのか知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで天井や壁に取り付けることができる照明を6つ紹介します。
実はこのほかにも手元で操作できるデスクライトやリーディングライトなどもあり、組み合わせることでさらに雰囲気が変わるのです。その中でも、今回は天井や壁につける照明を確認しましょう。
シーリングライトとは
照明の中でもオーソドックスなものが、シーリングライトです。
シーリングライトは直接天井に取り付けるタイプの照明で、お部屋全体を高い位置から均等に照らしてくれます。
リビングはもちろん、キッチンや寝室、子ども部屋など、さまざまなお部屋で活躍するのがこのシーリングライトなのです。
シーリングライトは、天井からつり下げるイメージではなく、張り付いている印象になるものが多いため天井付近の空間が広く使えます。
ペンダントライトとは
コードやチェーンを使ってつり下げるタイプの照明を、ペンダントライトといいます。
ペンダントライトは高い位置に取り付けることでお部屋全体を照らすこともできますが、低い位置に取り付けて部分照明として利用することも可能です。
シーリングライトと違ってペンダントライトは天井からつり下げるため、低い位置に照明が取り付けられることになります。お部屋の上部のスペースにペンダントライトがあるため、照明が視界に入りやすいという特徴があるのです。
ダウンライトとは
天井に穴をあけて、直接取り付けるタイプの照明をダウンライトといいます。
ダウンライトは天井に埋め込まれているような形になるため、天井がフラットになるのです。そのため、洗練された雰囲気を出したい場合にはぴったりのライトであるといえるのではないでしょうか。
ただし、ダウンライトは広い範囲を照らしてくれる照明ではありません。
リビングなど、ある程度の明るさを確保したい場合には、いくつかのダウンライトを一定の間隔で取り付けるといいでしょう。
シャンデリアとは
ガラスや金属で装飾された、華やかな照明をシャンデリアといいます。ホテルなどで設置されているのをみたことがある、という方も多いのではないでしょうか。
シャンデリアには、天井からつり下げて取り付けるタイプのものと、直接天井に取り付けるタイプのものがあります。
リビングに採用してもいいですが、吹き抜けや玄関に設置するのもおすすめです。シャンデリアは華やかで存在感があるため、お部屋の雰囲気をゴージャスで重厚感のあるものにしてくれます。
スポットライトとは
スポットライトはお部屋を全体的に照らすための照明ではなく、狙った場所をピンポイントで照らす照明器具です。
天井に取り付けるタイプのものの他に、壁やダクトレールに取り付けるタイプ、置き型のタイプもあります。
リビングなどに取り入れる場合には全体照明を天井に取り付け、スポットライトはサブの照明としてダクトレールに取り付けるのがおすすめです。
またスポットライトは室内だけではなく屋外に採用することもでき、人気があります。
ブラケットライトとは
ブラケットライトは、壁に設置するタイプの照明器具となります。
こちらのブラケットライトもお部屋全体を照らすものではありません。そのため、全体照明を別で設置し、サブの補助照明としてブラケットライトを組み合わせることが多いです。
ブラケットライトはペンダントライトと同じように、視界に入りやすい照明となります。たくさんのデザインのブラケットライトがあるので、明るさのみならず見た目にもこだわって選ぶといいでしょう。
天井にこだわっておしゃれな部屋に
天井や照明にこだわることで、お部屋の雰囲気は一気に変わります。
どれだけ素敵な天井や照明であったとしても、お部屋全体のトータルバランスが大切です。
どちらもたくさんの種類やデザインがあるので、どのようなイメージのお部屋にしたいのかを決めておくと選びやすく、失敗しにくいといえるでしょう。
照明はダウンライトなどの特殊な形状でない限り交換可能ですが、天井は後から変更することができないため、慎重に選ぶようにしたいですね。
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