雨の日や花粉対策として部屋干しする際に便利な浴室乾燥機ですが、実際どれくらいの電気代がかかっているのでしょうか?また、電気代を抑えるコツや洗濯乾燥機との料金の差についてもご紹介していきます。
家を建てる際や、引っ越しの際に物件を選ぶ判断基準にもなるので、ぜひ参考にしてくださいね。
浴室乾燥機の電気代は?
浴室乾燥の電気代は3時間で100円前後、換気だと3時間で2円前後です。
これらはあくまで平均的な金額なので、浴室の広さや乾燥機のメーカーによって前後します。そのため、正確な金額は取扱説明書やメーカーへ問い合わせてください。
乾燥は3時間で100円程度
1時間の料金が30円と考えると3〜4人家族の場合で1回に4時間程度使うようになるので、1日にかかる金額は120円となります。これを1ヶ月間に換算すると、3,600円です。1ヶ月の間に数回の利用なら、そこまでですが、毎日になるとかなり痛い出費になりますよね。
また、1日に出る洗濯物の量が多かったり、何度も洗濯をする家庭だとこれの倍の金額になることも考えられます。これはあくまで浴室乾燥機のみを利用した場合の金額です。後で紹介する電気代を抑える方法を実践していただけると、これよりも安く使うことができるので、ぜひ参考にしてください。
換気は3時間で2円程度
換気だけを3時間使うと2円です。乾燥と同じように1日に4時間使ったとしても換気は3円未満のため、1ヶ月使用した場合90円となります。これだと、毎日続けても家計に響くことはありません。
しかし、換気だけで洗濯物を乾かすのは不可能なので他の乾燥用機器との併用が必要です。夏場など天気がいい日は窓を開けて換気をつけていると乾きますが、花粉対策や天気が悪い日にはできません。
これらを踏まえて考えると、安いのは魅力的ですが、他の機器のことを考えるとどうなのでしょうか。衣類乾燥除湿機の電気代はメーカーによって違いますが、衣類乾燥除湿機は1時間10〜20円です。3時間使用しても30〜60円。つまり、換気プラス衣類乾燥除湿機の併用が浴室乾燥よりも安いということになります。
部屋干ししたいけど、「浴室乾燥がついていない」や「洗濯乾燥がついていない」という方は、衣類乾燥除湿器を購入すれば洗濯物が乾かないということもなく、部屋干しができますよ。
電気代を抑えるには?
浴室乾燥を使う場合の電気代を抑える方法を5つ紹介します。
- サーキュレーターの併用
- 換気をしてから乾燥に切り替える
- 夜間の電気代が安い時間に使用する
- 洗濯物の場所を定期的に動かす
- フィルターの掃除を定期的にする
これらを意識的に行うだけで、電気代を抑えることができるので、ぜひ実践してみてください。
また、電気代を抑えるだけでなく洗濯物が早く乾くというメリットもあります。浴室乾燥で乾き切っていないものを放置してしまうと臭いの原因になるので、できるだけ早く乾かせることが大切です。
サーキュレーターの併用
サーキュレーターは1時間1円未満です。サーキュレーターを併用することで、浴室内の空気を回転させることで、効率よく全体を乾かすことが可能です。
そのため、浴室乾燥だけで使用するよりも早く乾くようになります。洗濯物の間隔をしっかり開けておけば、動かす必要もないため手軽にできるのも嬉しい点です。
換気をしてから乾燥に切り替える
浴室内に入浴後の水滴など、洗濯物以外の湿気があると乾燥をしてもなかなか乾きません。
そのため、浴室内の水滴や元々の湿気を取り除くためにも換気をしっかりしてから乾燥に切り替えることが大切です。壁や床、天井に水滴がついている場合は拭き取ってからの利用をおすすめします。
電気代が安い夜間の時間に使用する
夜間の電気代は日中に比べて3〜10円程の差があります。電気会社や加入しているプランによっても変わるので、一概に安くなるとは言えません。しかし、ほとんどのご家庭で夜間の方が電気代が安くなるように設定されていると思います。
そのため、夜間に浴室乾燥を使うことで、荷中に使うよりも3〜10円お得に使えるのです。これを1ヶ月に換算すると、4時間使った場合360〜1,200円も安くなります。
洗濯物の場所を定期的に動かす
浴室乾燥は、ドライヤーのように温風を出すことで洗濯物を乾かすので、風が当たる部分がよく乾きます。そのため、定期的に洗濯物の場所を動かすことで満遍なく風を当てることができ、動かさなかった場合に比べて早く乾くようになるのです。
また、乾きにくいものを風が当たる箇所におき、そこを中心に乾きにくいものから順に外へ向かって乾きやすい物としていくことで、効率よく乾かせます。
フィルターの掃除を定期的に!
浴室乾燥や換気を使っていると、フィルターに埃が溜まります。この埃をそのままにしておくと、風量が弱くなり余計に電気代がかかるようになったり、故障の原因となるので定期的な掃除が大切です。
毎日使うのであれば、週に1度は埃を取り除くようにし、月に1度しっかりと洗浄するようにしましょう。また、換気扇につける不織布のフィルターは乾燥時には使用を禁止しているメーカーもあるので、取扱説明書を確認した上で使用するようにしましょう。
浴室乾燥と洗濯乾燥の料金の差は?
浴室乾燥の電気代は3時間で100円前後に対して、洗濯乾燥の場合は縦型は3時間で80円程度、ドラム式は2時間で40円程度です。つまり、浴室乾燥は洗濯乾燥の1.2〜2.5倍にもなります。同じ乾燥なのになぜこんなにも差が出るのでしょうか。
それは、効率の問題です。
浴室乾燥は広い空間の全体を温めながら乾かすのに対して、洗濯乾燥は狭い空間の中を回転させながら乾かします。そのため、乾く時間も洗濯乾燥の方が早く値段も安く済むのです。
また、洗濯乾燥の場合は干すという手間も省けるため、家事の時短にもなります。乾燥しても大丈夫なタオルなどは洗濯乾燥にし、洋服などシワがついてほしくないものは浴室乾燥というふうに使い分けるのもおすすめです。
浴室乾燥を上手に使って洗濯を楽に終わらそう
浴室乾燥の電気代や値段を抑えるコツ、洗濯乾燥との差について紹介してみました。
浴室乾燥は電気代が高いと思われがちですが、工夫次第では安くすることができます。梅雨や花粉の時期にはとても重宝するので、あればとても便利です。
洗濯乾燥との併用や、衣類乾燥除湿器、サーキュレーターなどをうまく活用して、毎日の家事を楽にしてくださいね。
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