マンションの10階のような高層階に住むことへの憧れを持ちつつも、実際の住み心地が気になるというケースは多いのではないでしょうか?
マンションの10階での暮らしは、実際に住んでみて初めて感じられるメリットやデメリットがあります。今回は、マンションの10階の住み心地について、メリットとデメリットを押さえて解説していきます。
マンションの10階に住むメリット
まずは、マンションの10階に住むメリットについて、具体的に紹介していきます。
高層階に住むことへの憧れを持っている人は多くいますが、具体的な住み心地に関するメリットは、実際に暮らしてみないと分からない部分です。そのため、実際に住むことになかなか踏み切れないケースも少なくありません。
今後マンションの10階に住むことを検討している場合は、これから紹介するメリットを参考にしながら、実際の住み心地をイメージしてみましょう。
日当たりが良い
マンションの10階のような高層階ならではの大きなメリットが、日当たりが良いという点です。階数が高いほど、日当たりを遮る周辺の建物も少なくなります。
日当たりが良いことで、ベランダに干した洗濯物が乾きやすいという点だけでなく、日中照明を使わなくても室内が明るい空間になる点や、冬場でも部屋の中がポカポカと暖かくなり快適に過ごせるという点なども、嬉しいポイントです。
昼間に家で過ごす時間が多い人にとっては、特に住み心地が良く感じられるでしょう。
防犯性が高い
マンションの10階は、防犯性の高さも1つのメリットとして挙げられます。
例えば、1階や2階などの低層階の場合、外部からベランダへ侵入することが可能なケースがあり、防犯面に不安を感じる人も少なくありません。それに対して、10階の場合は、外からの侵入を防ぐのに十分な高さがあるため、防犯性が高くなります。
仕事で家を空ける時間が長い場合や、小さな子供がいる家庭など、特に防犯性の高さを重視したい人にとって、マンションの10階はおすすめです。
眺めが良い
マンションの10階は、部屋からの眺めが良いという点も、住み心地の良さに関わる大きなメリットです。
10階の部屋から外を見ると、周辺の街全体を広く見渡すことができます。部屋の向きによっては、朝日や夕日をより美しい情景で眺められる場合や、夏の花火大会を家にいながら眺められる場合もあります。
部屋からの眺めが良いと、心身共にリラックスでき、家での暮らしがより快適なものになるでしょう。マンションの10階は、家にいる時間は外の景色を眺めながらホッと一息つきたいという理想を抱いている人にとてもおすすめです。
騒音問題が少ない
10階建てを超える高層マンションでは、建物の構造が鉄筋コンクリート造であることが多く、建物内での音が響きにくい造りになっています。そのため、近隣の住民同士で生活音が響きにくく、お互いに快適に過ごせるという点が、大きなメリットといえます。
例えば、子供の泣き声や走り回る足音が気になる場合や、帰宅時間が遅く夜の生活音が気になる場合なども、近隣住民に対して神経質になりすぎずに暮らせるのは、嬉しいポイントです。逆に、周りからの騒音を気にせず静かな空間で過ごしたいという人にもおすすめです。
ただし、10階に住んでいるからといって必ずしも音がまったく響かないということではないので、トラブルなく快適に過ごすためにも、ある程度の配慮はするようにしましょう。
虫が出にくい
マンションの10階は、地面からの距離が遠くなることから、虫が出にくいというメリットもあります。
虫が出にくいため、暑いときや換気をしたいとき、虫が入るのを気にせずに窓を開けられます。虫を気にせずベランダに出て快適に過ごす時間ができるのも、住み心地の良さに繋がるでしょう。
防虫対策を行う手間が省けるのはもちろん、単純に虫が苦手な人も多いので、虫が出にくいマンションの10階は多くの人にとって快適な住み心地が感じられそうです。
マンションの10階のデメリット
マンションの10階に住むには、メリットだけでなくデメリットがあることも理解しておきましょう。
デメリットも事前に把握しておくことで、実際に住んでから後悔するのを防ぐことができます。マンションの10階に住むことを検討している人は、デメリットも理解した上で判断するようにしましょう。
また、デメリットも予め知っておけば、何かしらの対策を取れる場合もあります。デメリットがあるからといってマンションの10階に住むのを辞めるのではなく、より良い住み心地を手に入れるための方法を考えてみると良いでしょう。
家賃や購入価格が高い
マンションの部屋の家賃や購入価格は、一般的に階数が高くなるほど高くなります。10階の部屋は、賃貸の場合でも購入の場合でも、低層階と比べると高い金額に設定されているケースがほとんどです。
室内の間取りや設備がまったく同じ場合でも、階数が10階というだけで金額が高くなる点は、予め理解しておくことが必要です。
マンションの10階に住むためにはお金がかかるということを把握した上で住むことを決める場合は、計画的なお金の使い方を心がけるようにしましょう。
エレベーターの利用に時間がかかる
マンションの10階に住む場合、エレベーターの利用に時間がかかるというデメリットがあります。
階数が高いと日常的にエレベーターを利用することになりますが、マンションの出入口から10階までの間にあるフロアが多い分、利用したいときになかなかエレベーターが来ないというケースは少なくありません。特に、朝の通勤が重なる時間帯は、エレベーターを利用する人数も多くなるので、より時間がかかることが考えられます。
マンションの10階に住む際は、エレベーターの利用に時間がかかることを踏まえて、時間に余裕を持った行動を心がけるようにしましょう。
災害時の避難が大変
万が一災害が起きたとき、マンションの10階に住んでいると、避難がやや大変になる可能性があります。
低層階でマンションの出入口までの距離が短い場合は、災害時にすぐに外へ避難することが可能ですが、10階の場合、建物から避難するのに時間がかかってしまいます。また、災害時はエレベーターが動かなくなるケースも多く、非常階段で外へ向かうのは、体力的にも大変です。
マンションの10階に住む場合は、災害時の避難が大変であることを事前に把握しておき、できる限りスムーズに避難できるようシミュレーションをしておきましょう。
地震の際に大きく揺れる
マンションでは、階数が高いほど地震の際に大きく揺れる傾向があります。そのため、10階に住んでいる場合、地上にいるときよりも大きな揺れを感じることが考えられます。地震の多い日本において、マンションの10階に住む場合は、地震の揺れ対策をしっかりと行うことがとても重要です。
例えば、大きな家具が倒れないように固定しておいたり、ものが散乱した際に安全に身を守れるスペースを確保しておいたり、事前に対策を立てておきましょう。
また、マンション自体の耐震性についても、事前によく確認しておくことをおすすめします。
高層階に住むのにおすすめの人の特徴は?
マンションの高層階での生活には、メリットとデメリットの両方があるため、住み心地の感じ方も人それぞれです。
マンションの高層階に住むのにおすすめの人の特徴は、眺めや日当たりの良さなどの快適さにお金をかける価値を感じられるということです。高層階の部屋に住むためには、低層階に比べて高い金額が必要になりますが、その分高層階ならではの快適な暮らしが手に入ります。
住むためにかかる金額を抑えることよりも、眺めや日当たりが良く騒音や虫などのわずらわしさが少ないという快適さを重視する人におすすめです。
メリットとデメリットを理解して快適な生活を送ろう
マンションの10階に住むことを検討する場合は、メリットとデメリットの両方について把握しておくことがとても大切です。
暮らしにおいて何を重視するかは人によって異なるので、今回紹介したメリットとデメリットを考慮しながら、自分にとって住み心地の良い暮らしをイメージしてみましょう。
事前にイメージを持っておくことで、実際にマンションの10階に住んだとき、より快適な生活をスタートできるでしょう。
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