将来的に家の住み替えをしようと考えている人は多いのでしょうか?
しかし、住み替えはしっかりとした対策をしなければ失敗してしまうケースも珍しくありません。
今回は家の住み替えに失敗しないために、失敗のよくあるケースや対策について紹介していくので参考にしてみてください。
住み替えって具体的にはなにをするの?
住み替えは、これまで住んでいた住居から新しい住居に引っ越すことを指します。賃貸物件からマイホームに移り変わったり、自宅を売却して新しい住宅を購入するなどがあります。
住み替えをする目的として挙げられるのが、定年退職後にライフスタイルを変化させたい場合や、転職などを機として住んでいる地域が変わる際などが多いです。
住み替えの失敗をするとどうなるのか
住み替えの失敗をしてしまうと、その後に長い間住み続けることを考えれば毎日ストレスが溜まってしまいます。賃貸物件から賃貸物件への住み替えではなく、一軒家などを購入してしまうと次の住み替えが難しくなります。
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住み替えの失敗でよくあるケース
住み替えの失敗にはさまざまなケースがありますが、以下の4つが特に多い傾向にあります。
- 住んでいる物件の売却タイミングでの失敗
- 新しい物件の購入タイミングでの失敗
- 物件の売却価格を間違える
- 新居選びでの失敗
金銭面やタイミングでの失敗が多いことがわかりますが、それぞれの詳しい内容について説明していくので参考にしてみてください。特にタイミングでの失敗は避けられない部分もあるので、早い段階からの計画が大切です。
住んでいる物件の売却タイミングでの失敗
住んでいる物件の売却タイミングは売却をしたくて、不動産会社などに相談してもすぐに住んでいる物件が売却できるわけではありません。タイミングによっては売却を考えてから数ヶ月で売却できることもあれば、数年たっても売却できないこともあります。
特に先に売却してから住み替えをしたいなら、どのようにして住んでいる物件を売却するかを検討してください。売却代金を新しい物件の購入資金にしたいのであれば、売却価格を下げるなどの工夫が必要です。
新しい物件の購入タイミングでの失敗
新しい物件を購入してもすぐに住めるわけではなく、中古物件であれば数ヶ月から半年、新築物件であれば半年から1年は時間が必要です。
理由としては所有権移転登記などの事務的な手続きも必要になる他にも、所有者との条件の話し合いなどをおこなっていればある程度の時間は求められます。
また、売り先行で住居を手放しているケースでは新しい物件に住めるようになるまで、仮住まいをしなければいけません。最終的な支払い金額が多くなってしまうこともあるため注意してください。
物件の売却価格を間違える
以前に住んでいた物件を少しでも早く売却しようとして、本来の売却価格よりも低い金額で売却してしまうケースもあります。物件は売却しなければ手元資金は増えませんが、焦って売却をしてしまえば最終的には損をしてしまうでしょう。
低い金額でも気にしないのであれば良いですが、少しでも手元資金を置いておきたいなら焦らずに満足できる売却価格で売れるのを待ってください。いつ売却できるかはわからないためタイミングを待たなければいけません。
新居選びでの失敗
住み替えをするためには新居選びが重要ですが、現在住んでいる地域から遠い地域に住む際には実際の物件を確認せずに住み替えをするケースも珍しくありません。
新居を写真や間取り図で確認しただけではわからない内容が多く、実際に引っ越しをしてから問題点に気付いては手遅れです。新居を購入して住み替えをしてからではどうしようもありません。
そうならないためにも新居を購入する前には、実際に訪問して問題点がないかについての確認をしてください。
住み替えで失敗しないための注意点について
住み替えで失敗しないための注意点についてしっかりと理解していれば、実際に住み替えをする際の失敗を防ぐことができます。注意点を理解しながら対策を立てられれば、さらに住み替えでの失敗を防げるだけでなく、気持ち的にも余裕を持って行動が可能です。
対策に関しては特別難しい内容はなく、早い段階から取り組むことができれば、誰でも簡単に対策が立てられます。住み替えを視野に入れているのであれば、早い段階からの対策がおすすめです。
なぜ住み替えをするか目的や優先順位をハッキリさせる
なぜ住み替えをするかの目的や、住み替え先の優先順位については先に決定しておくことで、住み替えのための方向性などを定められます。
例えば、住み替えの目的と優先順位を決めておけば、新しい住居を探す際の指針にもなるだけでなく、不動産会社などに相談した際に探してもらいやすくなるでしょう。
目的や優先順位は具体的であればより良いですが、無理に絞る必要はないので最初は広い範囲から考えて徐々に絞っていく方法がおすすめです。
不動産会社を複数検討する
不動産会社を複数検討することで希望の住居を見つけやすくなります。
理由としては不動産会社によって所有している不動産情報が異なるだけでなく、それぞれに得意としている分野や苦手としている分野も異なるためです。また、複数の不動産会社を検討していることを不動産会社にも伝えておけば、自社で契約を取るために活発的に活動してもらえます。
そのため、不動産会社は1社に絞って考えるのではなく、最初は複数の不動産会社に相談しておきましょう。
売却売却の相場を調べる
売却の相場を調べておかなければ、自身が所有している住居の適切な売却価格についても判断ができません。売却相場を判断するためには近隣の条件が似ている物件を調べる方法や、不動産会社に相談する方法などさまざまです。
売却を考えている状態であってすぐにでも売却をしたいのであれば、適切な売却価格よりも少し値下げなどをする必要があります。反対に、住宅設備が他の住宅よりも充実しているなら、売却の相場よりも少し高めに設定しても問題ありません。
売却価格の相場を参考にしながら、どれくらいの売却価格を設定するかを決定してください。
そのため、住み替えの検討を始めた段階で長い期間が必要になることを考慮しながら、売却と購入のタイミング・スケジュールは立てておきましょう。計画的に行動を起こさなければ、どこかでトラブルや問題が発生する可能性は高くなってしまいます。
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住み替えを失敗しないためには慎重な選択が重要
住み替えを失敗しないためには慎重な選択が重要ですが、そのためには複数の選択肢を持って比較しなければいけません。
思い切りよく行動することも時には大切ですが、住み替えをした後には長い間住み続けることを考えながら住み替え先は検討してください。また、慎重な選択をしたいのであれば自分だけで考えるのではなく、不動産会社などの専門家の力を借りるのもおすすめです。
複数の選択肢の中から慎重に選択をして、より良い住み替えを実現しましょう。
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