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家族で「アウトドアリビング」を楽しみたい!メリットやデメリット、注意点を解説

2022.09.06
2022.09.06

お住まいにアウトドアリビングをとり入れて、家族でおうち時間を楽しみたいと考える方も少なくないでしょう。

今回はアウトドアリビングについてご紹介します。

アウトドアリビングをとり入れる前に、メリット・デメリットを知り、どんな注意点があるのかおさえておきましょう。

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アウトドアリビングとは?

屋外パティオ

アウトドアリビングとは、屋外の庭やテラス、ウッドデッキなどを室内のリビングとつなげた空間のことです。

アウトドアリビングはセカンドリビングとも呼ばれており、広々とした開放感あふれる生活空間を演出することができます。

 

テントを張ったり、バーベキューをしたりと、自宅でアウトドア気分を楽しめる家族の多目的スペースともいえるでしょう。

 

マンションでも楽しめる?

アウトドアリビングは、一戸建てだけでなくマンションでも楽しむことができます

リビングとバルコニーやテラスが隣接している間取りであれば、アウトドアリビングを作ることが可能です。

バルコニーやテラスの面積にもよりますが、家具や小物の工夫でお気に入りのアウトドア空間を演出できるでしょう。

 

ただしマンションの場合は、管理規約をしっかり確認することをおすすめします。

 

アウトドアリビングのメリットは?  

屋上テラス

アウトドアリビングには次のようなメリットがあります。

 

  • 開放感のあるリビングになる
  • 手軽にアウトドア気分を楽しめる
  • 子供やペットを安全に遊ばせることができる

 

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

開放感のあるリビングになる

アウトドアリビングは屋内のリビングとつながっているため、開放感を演出することができます。

屋内外のリビングに一体感を出すには、床の高さをそろえたり、大きな掃き出し窓を設置したりするのがおすすめです。

室内リビングだけでは感じられない開放感を味わえるのは、アウトドアリビングの大きな魅力といえます。

 

手軽にアウトドア気分を楽しめる

アウトドアリビングがあると、プライベート空間で手軽にアウトドア気分を満喫できます。

ハンモックをつるしてリラックススペースを作ったり、テーブルとイスをセットしてオープンカフェのようにしたりと、工夫次第でさまざまなアウトドアを楽しめるでしょう。

 

おうちにいながらアウトドア気分を味わえるので、アウトドア好きの家族に向いています。

また、好きなタイミングで家に入れるため、アウトドア初心者の家族にもおすすめといえるでしょう。

 

子供やペットを安全に遊ばせることができる

アウトドアリビングはリビングからつながっているため、リビングから目が届く距離で子供やペットを遊ばせることができます

疲れたらすぐに家に入ることができるので、水分補給やトイレのタイミングを気にすることもありません。

 

外出する必要がなく、また完全にプライベート空間なので、安心して遊ばせてあげられるでしょう。

自宅で仕事をしながらペットをのびのびと遊ばせたい、という方にもおすすめです。

 

アウトドアリビングのデメリットは?

ウッドデッキの洗浄

アウトドアリビングには次のようなデメリットもあります。

 

  • メンテナンスが大変である
  • 天候によって使用できないことがある
  • 周囲からの視線が気になることがある

 

メリットだけでなく、どんなデメリットがあるのかもおさえておきましょう。

 

メンテナンスが大変である

アウトドアリビングには、メンテナンスに手間がかかるというデメリットがあります。

基本的にアウトドアリビングは屋外にあるスペースなので、雨風や日光によるダメージを受けやすいです。

特に木製の家具やウッドデッキなどは劣化しやすく、定期的なメンテナンスをする必要があります。

テーブルやイスなどは、使わないときはカバーをかけるなどの対策をとるとよいでしょう。

また、外から飛んでくるホコリやゴミが溜まりやすいため、こまめに掃除をすることも大切です。

 

天候によって使用できないことがある

アウトドアリビングは天候によりいつでも使用できるとは限りません

アウトドアリビングは屋外にあるため、雨、雪、直射日光、強風など天候の影響を受けるのが一般的です。

 

日光はパラソルで防ぐことができますが、夏場は気温が高すぎて屋外で過ごせない可能性もあります。

花粉が飛ぶ時期は、アウトドアリビングに出ることさえできないという人もいるかもしれません。

 

1年のうち、アウトドアリビングを使える日数は意外と少ないということを覚えておくとよいでしょう。

 

周囲からの視線が気になることがある

アウトドアリビングはプライベート空間ですが、周囲からの視線が気になることがあります。

道路に面しているアウトドアリビングは、通行人からは丸見え状態です。

また近隣に高さのある建物がある場合は、上からの視線が気になるでしょう。

フェンスや塀、植栽など、アウトドアリビングの雰囲気に合った目隠しを設置することをおすすめします。

 

アウトドアリビングを作るときの注意点

イスが置かれたパティオ

最後に、アウトドアリビングを作るときの注意点をまとめました。

 

  • メンテナンスしやすい素材を選ぶ
  • プライバシーを確保する
  • アウトドアグッズの収納場所を作る

 

家にいながら家族で手軽にアウトドア気分を楽しむためにも、これらの注意点をおさえておくと安心です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

メンテナンスしやすい素材を選ぶ

アウトドアリビングを作る場合は、メンテナンスしやすい素材を選ぶことが大切です。

アウトドアリビングは名前の通り屋外に設置するのが一般的なので、どうしても雨や風、直射日光の影響を受けます。

耐久性・耐候性の高い素材を選ぶことがポイントとなりますが、メンテナンスしやすいかどうかも確認しておきましょう。

たとえば床には耐久性が高く、掃除やメンテナンスが楽なタイルが向いています。

ウッドデッキを設置する場合は、耐久性が高くコストをおさえやすい合成樹脂が向いていますが、定期的なメンテナンスが必要です。

 

本物の木の質感にこだわりたいという方は、コンクリートで基礎を作り、その上に耐久性の高い木材を使用するとよいでしょう。

万が一木材部分が劣化・腐食しても、基礎部分の修理はしなくて済む可能性が高いです。

 

プライバシーを確保する

アウトドアリビングで家族で気ままに過ごすには、プライバシーの確保が欠かせません。

アウトドアリビングは室内のリビングから気軽に行き来できるため、ついリラックスしすぎてしまう可能性があります。

閑静な住宅街でも、住宅が密集しているエリアでも、ご近所からの視線を遮る工夫が必要です。

近隣にマンションなどの高い建物がある場合は、高い位置からの視線にも注意する必要があります。

 

1階部分なら植栽や塀、フェンスなど、2階のバルコニーならベランダルーバーやタープ、オーニングなどを目隠しとして設置するとよいでしょう。

ただし、面積の狭いアウトドアリビングの場合は、目隠しを多用すると圧迫感を感じてしまいます。

格子フェンスと植栽を組み合わせるなど、狭く感じさせない工夫をしてみてください。

 

アウトドアグッズの収納場所を作る

アウトドアリビングを作るときは、アウトドアグッズの収納場所を確保しましょう。

アウトドアリビングは年中紫外線にさらされ、雨や風の影響を受けるスペースです。

耐久性・耐候性の高い家具を設置することも大切ですが、アウトドアグッズを出したままにしないことも大切といえます。

 

バーベキュー設備やテント、ビニールプールなど、アウトドアグッズをさっと収納できる場所を作っておきましょう。

パラソルや軽量の家具など、暴風雨で飛ばされてしまう可能性のあるものを一緒に収納できる広さがあると便利です。

 

注意点をおさえてアウトドアリビングを楽しもう

今回はアウトドアリビングについてご紹介しました。

アウトドアリビングは、家にいながら手軽にアウトドア気分を楽しめることから人気があります。

アウトドアリビングを作る場合は、プライベートの確保などの注意点をおさえておくと安心です。

せっかく作ったのに思ったより活用していない…とならないためにも、ご紹介したようなデメリットや注意点を覚えておくとよいでしょう。



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