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マンションの常駐管理人って必要?管理形態について解説します

2022.01.27
2022.11.01
マンションの管理人

マンションの管理人がどのくらいの頻度で駐在しているかは、快適な生活を送る上での1つの指標となります。

管理人が24時間駐在していることで安心だと感じる方もいれば、管理人が駐在していないほうが人の目がなく快適に暮らせるという方もいるでしょう。

そこでこの記事では、マンションの管理形態の種類と、常駐管理の場合のメリットとデメリットを紹介します。

 

<常駐管理のメリット>

  • 防犯面で安心できる
  • マンション内が常に綺麗

ほか

 

<常駐管理のデメリット>

  • 管理費が高くなる
  • 相性の合わない管理人だったらストレスになる

ほか

常駐管理のメリットとデメリットを比較して、快適に生活できる管理形態を見つけていきましょう。

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マンションの常駐管理とは?

「マンションの管理をしている画像」

常駐管理とは、マンションの管理人が24時間体制で駐在している管理形態のことを指します。

一般的には、大規模なマンションで常駐管理を採用していることが多いです。

 

マンションの管理人が常駐していることで、犯罪防止に役立ったり、マンション内が綺麗に保たれたりすることがメリットだと言えます。

その反面、24時間管理人がいることで毎月支払う管理費が高くなることがデメリットです。

 

常駐管理と他の管理形態との違いとは?

「マンションのエントランスの画像」

マンションの管理形態の種類は、常駐管理だけではありません。

常駐管理以外の管理形態は、「巡回管理」「日勤管理」「無人管理」の3種類です。

ここでは、それぞれの違いを詳しく紹介します。



巡回管理

巡回管理とは、週に2回から4回ほどのペースで、マンションの管理人が業務を行う形態を指します。

常駐管理と比較すると業務頻度は落ちるものの、定期的な清掃によりマンション内の綺麗な状態が保たれるのがメリットです。

 

また、ゴミ置き場とゴミ回収場所が違うマンションであれば、マンションの管理人がゴミの回収場所までゴミを運んでくれることもあります。



日勤管理

日勤管理とは業務時間が設定されているもので、マンションの管理人は業務時間内のみ業務を行う形態を指します。

一般的には、9時から17時までを業務時間としていることが多く、清掃業務などは休日を除いて毎日行われることがメリットです。

また、ほとんどの方が仕事で家を空けている時間帯に駐在してくれるので、犯罪を防止する効果も期待できるでしょう。

 

無人管理

無人管理とは、特定のマンション管理人は配置せず、マンションの管理会社などが定期的に管理業務を行う形態を指します。

マンションの管理人がいることで、「誰かに見張られている」とストレスに感じる方もいるはずです。

そのような方は、無人管理のマンションを選ぶことで、人の目を気にせず生活できるようになるでしょう。

 

マンションの管理人の業務内容にはどんなものがある?

「マンション内の清掃をしている画像」

マンションの管理形態には大きく分けて3つあることが分かりました。

では、マンションの管理人は日々どのような業務をしているのでしょうか。

マンションの管理人の業務内容は、マンションごとに多少異なるものの、一般的な業務内容は以下の通りです。

 

<マンション管理人の業務内容>

  • マンション内の清掃
  • マンション内の点検
  • マンション訪問者の受付

マンションに住んでいる方が、快適に生活できるようにサポートするのがマンション管理人の役目です。

 

①マンション内の清掃を行う

マンション内の清掃は、快適に生活する上で欠かせません。

基本的には、エントランスやエレベーター、廊下やゴミ置き場などの共有部分の清掃です。

 

また、共有部分に植物があれば、水やりも業務内容に含まれます。

マンションの綺麗な状態を保つことは、住民が快適に暮らせるだけでなく、空き家の入居率向上にもつながるでしょう。



②マンション内の点検を行う

マンション内の点検も、マンション管理人の業務です。

 

具体的には、共有部分の電球が切れていないか、共有部分で破損している箇所はないかなどが当てはまります。

点検によって壊れている箇所が見つかれば、業者に修理を依頼するのもマンション管理人の仕事です。

 

それ以外にも、ゴミ収集時の立ち会いや、工事の立ち合いなどもおこないます。

 

③マンション訪問者の受付を行う

マンション訪問者の受付業務は、犯罪防止に大いに役立ちます

 

マンション訪問者に対して訪れた目的を聞き、来館者名簿に名前を記入してもらうことが多いです。

点検で訪れた業者には、点検する箇所まで案内することもあります。

また、大規模なマンションでキッズルームやゲストルームなどが用意されている場合には、共有スペースも管理することも業務の1つです。

 

管理形態によって物件価格は変わる?

「物件の価格を比較する画像」

マンションの管理形態によって、物件価格は変わります。

その理由は、マンションの管理人の人件費が必要となるからです。

 

一般的には、常駐管理の物件価格が最も高くなります

 

また、マンションによっては大家さん自身がマンション管理人として業務を行う場合も。

大家さんがマンション管理人をする物件では、物件価格はさほど高くならないことが特徴です。



常駐管理のメリットを3つご紹介

「マンションのセキュリティが保たれている画像」

常駐管理を採用しているマンションの費用は高くなりますが、管理人が24時間いることによるメリットは複数あります。

<常駐管理のメリット>

  • 防犯面で安心できる
  • マンション内が常に綺麗
  • 困ったことがあればすぐに相談できる

 

管理人が常駐しているメリットは、防犯対策になることや、マンション内が常に清潔であることです。

そして、困ったことがあればすぐに相談できる環境も整っています。

 

①防犯面で安心できる

マンションの管理人が常駐している最大のメリットは、防犯面で安心できることです。

マンションの入り口に管理人が常駐しているので、不審者が侵入しづらくなります

 

そのため、空き巣などの犯罪を心配する方は、管理人が常駐しているマンションを選ぶと安心できるでしょう。

また、通学しているお子さんがいる家庭にとっても、常駐している管理人の存在は心強いです。

 

②マンション内が常に綺麗

マンションの管理人が常駐しているということは、マンション内の清掃が常に行われるということ。

共用部分が常に清潔に保たれ、気持ちよく生活できます

 

また、マンションによっては不要なチラシを捨てる場所が設置されることもあり、利便性も高いと感じられるでしょう。

マンション管理人が常駐しているので、チラシの投函に来る人も減るメリットもあります。

 

③困ったことがあればすぐに相談できる

マンション管理人が常駐しているので、困ったことがあれば24時間相談できる環境で生活が可能です。

 

例えば「鍵を紛失して部屋に入れない」など緊急性の高いときにも、すぐ相談できますし、「隣の人が夜うるさい」など、トラブルの場合にも助けを求められます

 

特に、住民同士のトラブルの際は、管理人が間に入ることで穏便に済むことが多いでしょう。

 

常駐管理のデメリットを3つご紹介

「マンションのロビーの画像」

 

マンションの管理人が常駐していることで、防犯面に役立ったり、マンションの清潔さが維持されたりするメリットがあります。

逆にマンションの管理人が常駐しているデメリットはあるのでしょうか。

 

<常駐管理のデメリット>

  • 管理費が高くなる
  • 相性の合わない管理人だったらストレスになる
  • 常に誰かに見られている感じがする

 

管理人が常駐していることで感じるデメリットは、月々の管理費が高くなることです。

それ以外にも、管理人の人柄によっては、管理人がいることが逆にストレスと感じることもあります。

 

①管理費が高くなる

先に述べたように、管理人が常駐管理しているマンションは、それだけ管理費が高くなる傾向にあります。

管理形態の1つである無人管理のマンションに住めば、それだけ費用を抑えることが可能です。

 

しかし、無人管理の場合、マンション内の清掃が頻繁にされていなかったり、困ったときに相談できなかったりするデメリットもあります。

生活の利便性や快適さをとるか、毎月の費用削減をとるかは、人それぞれでしょう。

 

②相性の合わない管理人だったらストレスになる

管理人が常駐しているとはいえ、自分と相性が合わなければストレスの元になります。

小さなことで注意してきたり、注意の仕方が高圧的だったりするなど、管理人によって人柄が異なるはずです。

 

そのため、マンション内見時には、管理人の人柄も見極める必要があります。

快適な生活を送るためにサポートしてくれる管理人ですが、それがストレスの元になっては意味がありません。

 

③常に誰かに見られている感じがする

常駐の管理人は、マンション内やエントランスにいつもいるので、そのことが逆にストレスに感じる方もいるはずです。

外出する際は必ず管理人と目を合わせなくてはならなかったり、あいさつする必要があったりするでしょう。

 

もちろん管理人が常駐していることで、マンションを綺麗な状態に保ってくれるメリットや、防犯対策になるメリットがあります。

しかし、人によっては管理人がいることが逆効果に感じられる場合もあるので、必ずしも常駐管理が良いとは限りません。



物件の管理形態も確認しておこう

マンションの管理人が常駐していると、防犯対策になったり、マンションの綺麗な状態が保たれたりするなど、さまざまなメリットがあります。

 

その反面、常駐している管理人の存在がストレスになる場合も考えられるでしょう。

「常に誰かがエントランスにいるのは嫌だな」と感じる方は、他の管理形態を採用しているマンションを選ぶのも1つの手です。

管理人が常駐することで感じるストレスも軽減され、毎月支払う管理費も抑えられますよ。

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