物件購入を検討した際に、一般的なマンションとDINKsマンションどちらを選んだらよいのか悩んだことはないでしょうか?
実は、共働きであったり世帯人数など状況によってはDINKsマンションの方が住みやすい場合があります。
本記事では、DINKsマンションについて紹介します。これから購入を検討している方は参考にしてみてください!
DINKsとは?
DINKsとは、一般的に共働きの夫婦で子供のいない世帯のことです。DINKsのdとiには、Double incomeと(2つの収入)の意味があり、nとksにはNo kidsと(子供がいない)の意味があり、この2つの英文の頭文字をとってDINKsと表記しています。
DINKsは、夫婦の間であえて子供をつくらず、互いにそれぞれの時間を楽しんだり、仕事や趣味をメインとした生活を送る新しいスタイルです。そのため、夫婦でもお互いに経済的な余裕ができることや、相手を尊重できるなど、現代の家族形態となっています。
DINKsマンションの3つの特徴
DINKsマンションは、子供のいない夫婦のみの世帯の方にとって住みやすい魅力があり、最近では需要が増えてきています。
DINKsマンションの特徴は以下の3点です。
- 立地条件や利便性のよい物件である
- 2人世帯に合った間取りが多い
- 仕事中心の生活を送っている方向けの物件である
以下に、1つずつ紹介していきます。
立地条件や利便性のよい物件である
DINKsマンションの1つ目の特徴としては、立地条件や利便性がよい場所に位置しています。DINKsマンションは、子供のいない夫婦のみ、2人世帯の方へ向けた住宅です。
1LDKや2LDKの間取りでも十分な広さがあるため、マンションを建てるために広大な土地を必要としません。そのため、地下鉄や電車など駅近であったり、商業施設が充実している場所に建設されています。
2人世帯に合った間取りが多い
DINKsマンションの2つ目の特徴としては、2人世帯に合った間取りが多いことです。一般的にDINKsマンションは、子供のいない夫婦のみの世帯を対象した造りの住居のため、1LDKをはじめ2LDKの間取りです。
将来的に、夫婦だけで生活を送るのであれば余分な居室がなく、その分マンションの購入価格を安くすることができたり、月々の支払いを抑えることも可能です。
仕事中心の生活を送っている方向けの物件
DINKsマンションの3つ目の特徴としては、仕事中心の生活を送っている方向けの物件です。2人世帯でも、基本的には夫婦共働きをしている方が住んでいる傾向が高く、その中でも仕事を1番に優先しています。
DINKsマンションは、立地場所がよいので購入価格が比較的高めです。そのため、2人世帯でも仕事を中心とした生活をしている方が、経済的にも余裕がありDINKsマンションに住みやすいでしょう。
DINKsマンションのメリット
DINKsマンションは、一般的なマンションと比較すると、さまざまな点で住みやすい魅力がいくつもあります。
DINKsマンションのメリットは、以下の3点です。
- 立地場所がよい
- 住居費を抑えることができる
- 資産価値が高い
以下に、1つずつ紹介していきます。
立地場所がよい
DINKsマンションのメリットとしては、立地場所がよいことです。ファミリー向けのマンションと比べるとコンパクトな設計のため、広い土地を必要としません。
そのため、土地の広さに左右されることがないので駅から近かったり、商業施設が充実しているエリアに建っています。立地条件がよいので、通勤のアクセスもよく仕事を重視して生活している方におすすめです。
住居費を抑えることができる
2つ目のDINKsマンションのメリットとしては、住居費を抑えることができます。
住む地域やエリアによっては、ファミリー向けマンションの物件が多く、部屋数が多いことから購入価格が高くなってしまうこともあります。
ですが、今後も夫婦のみで暮らすことが決まっているのであれば、DINKsマンションは2人世帯向けの1LDKや2LDK造りです。そのため、余分に金額を支払う必要がなくなり、購入価格を抑えることができます。
資産価値が高い
DINKsマンション最大のメリットとしては、資産価値が高いことです。DINKsマンションは、交通アクセスをはじめ立地条件がとてもよく、購入後に賃貸として貸し出したりと売却もしやすいとされています。
そして、夫婦のみの2人世帯をはじめ、独身の方や小さな子供のいる3人世帯の方々も住みやすく売りやすいです。そのため、将来的に住み替えを検討した際に、一般的なマンションよりも高く売却できる見込みがあります。
DINKsマンションのデメリット
DINKsマンションは、立地条件がよいことや資産価値が高いなどメリットがある一方でデメリットもいくつかあります。
DINKsマンションのデメリットは以下の2点です。
- 購入価格が高い
- 騒音トラブルに気をつける必要がある
以下に、1つずつ紹介していきます。
購入価格が高い
DINKsマンションのデメリットとしては、購入する際に多額の費用が必要です。一般的なマンションと比較すると、交通面をはじめ、建物周辺など立地条件がよいです。
そのため、DINKsマンションの場合は同じ1LDKや2LDKの間取りのマンションよりも物件の購入価格が高めに設定されています。
高く売却しやすいとされている一方で、購入時には多額の費用が必要なので、無理のない返済額でローンを組んで購入することが大切です。
騒音トラブルに気をつける必要がある
次に挙げられるデメリットとしては、騒音トラブルに気をつける必要があります。DINKsマンションは立地条件がよいため、地下鉄や電車などが通勤アクセスが集中した場所に建っています。
早朝は朝5時台から、深夜では23時台まで交通機関の騒音が聞こえる場合もあります。そのため、内見の際にはあらかじめ部屋から騒音が聞こえやすいかなどのチェックをすることが大切です。
生活スタイルに合ったDINKsマンションを選ぼう!
今回は、DINKsマンションについて特徴やメリットデメリットを踏まえて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。DINKsマンションは、コンパクトな造りのため、広い土地を必要せず立地条件がよいです。
その一方で、一般的な同じ間取りのマンションよりも購入価格が高くなっています。そのため、メリットとデメリットを踏まえて自分に合ったDINKsマンションを選びましょう。
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