共働き夫婦で引っ越しを検討した際にどのような間取りがよいのか疑問に感じたことはないでしょうか?
実は、夫婦それぞれの働き方によって住みやすい間取りがあります。
本記事では、共働き夫婦におすすめな間取りについて紹介します。物件選びで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!
共働きでは家事動線に着目して間取りを選ぶ
夫婦がお互いに仕事をしている共働きの家庭では、家事動線に着目して部屋の間取りを選ぶことが大切です。共働きでは、仕事と家事を両立する必要があるので自分とその家族の生活リズムをある程度知っておく必要があります。
自分をはじめ家族それぞれが、どの時間帯にどう動くのかを知ることで、キッチンやトイレ、洗面所など使用時間がかぶらずに朝の準備をすることができます。
そのため、トイレと洗面所の配置がそれぞれ分かれていることや、キッチンも広々と使うことができる間取りが使いやすくおすすめです。
共働きにおすすめの間取り
共働きでは、仕事によって生活リズムが異なる場合があります。そこで、家族それぞれが快適に暮らすためにも、生活スタイルに合った間取りを選ぶことが大切です。
共働きにおすすめの間取りは、以下の3点です。
- 家事動線・生活動線が整っている
- 家族それぞれの部屋がある
- 十分な広さの収納スペースがある
以下に、1つずつ紹介していきます。
家事動線・生活動線が整っている
共働きにおすすめな間取りとしては、室内の家事動線や生活動線が整っていることです。朝は家族それぞれが自分の準備をします。キッチンで朝食やお弁当を作ったり、洗面所では身支度や洗濯をするために動き回ります。
そのため、キッチンから洗面所、トイレなど水回りのスペースが集まっていることや、洗面台と洗濯機の位置が分かれているなど、水回りが近くに集まった間取りが移動距離が少なくおすすめです。
家族それぞれの部屋がある
共働きの場合、職業によっては生活リズムが異なることもあります。
例えば、早朝から夕方まで、深夜から昼までなど家族がバラバラな時間帯で働いているなどです。さらに、同じ寝室だと相手を起こしてしまうことや生活リズムがズレることでお互いにストレスを溜めやすくなってしまいます。
そのため、1人の時間を大切にすることはもちろんのこと、生活リズムを崩さないためにも家族それぞれの寝室がある間取りが共働き世帯には生活しやすく住みやすいです。
十分な広さの収納スペースがある
収納スペースは、家の中では目立たないですが、間取りを決める上では重要な部分となっています。
そして、共働きでは、それぞれの部屋や空間に細かな収納スペースがあると、日用品をはじめ生活に必要なものをしまうことができ、お互いの部屋を行き来する必要がありません。
そのため、1箇所のみのスペースに全てを収納する間取りではなく、十分な広さでありながらも、各スペースに収納場所があることが望ましいです。
共働きに不向きな間取り
夫婦共に働いている場合には、快適に生活するためにも部屋の間取りに気をつける必要があります。
共働きに不向きな間取りは、以下の3点です。
- キッチンスペースなどが狭い
- 室内が狭く部屋の数が少ない
- 収納スペースがない
以下に、1つずつ紹介していきます。
キッチンスペースなどが狭い
共働きで不向きな間取りとしては、キッチンやダイニングスペースが狭いことです。朝は朝食やお弁当作りなど、家族皆んながキッチンを使用したり行き来します。
キッチンやダイニングスペースが狭いと身動きが取れず忙しい朝では時間に余裕がなくなってしまいます。そのため、キッチンやダイニングスペースは最低でも人が居ても通ることができるような広さが望ましいです。
室内が狭く部屋の数が少ない
次の共働きで不向きな間取りは、室内が狭く部屋の数が少ないことです。職種によっては、始業の時間が異なるので生活リズムが違う場合もあります。例えば、早朝から夕方までだったりお昼から深夜までなどです。
そのため、生活リズムが異なる共働きの場合には各自それぞれの寝室があると住みやすいです。自分のスペースがあることでストレスを溜めにくく快適に過ごせます。
また、各自の部屋を用意できない場合は寝室に十分な広さがある間取りを選ぶことが大切です。部屋が1つでも広さがあることで2人でも自分のテリトリーを守ることができ、狭い室内よりも過ごしやすいです。
収納スペースがない
最後に共働きで不向きな間取りとしては、収納スペースがないことです。クローゼットや押し入れなど、収納スペースとして活用できる場所がないと、収納スペースを作るために、キャビネットやタンスなどの大きな家具が必要となります。
家具が増えることで、ダイニングやリビング、通路などの室内が、実際の間取りよりも狭くなります。そのため、朝の準備中に狭い室内を家族が行き交うことで、身動きがスムーズに取れずストレスな環境になってしまうので注意が必要です。
共働き夫婦の寝室は別々?一緒?
夫婦共働きの場合には、お互いの生活リズムに合わせて寝室を別々にしたり、一緒にするなど工夫して生活することが大切です。例えば、どちらも会社員で朝9時から18時までなど一般的な勤務時間であるならば、生活リズムが合っているので寝室は一緒でも問題ありません。
しかし、どちらか一方が早朝勤務や帰りが深夜など生活リズムが180度異なる場合には注意が必要です。そのため、お互いの就寝時間を大切にするためにも、寝室を別々にする方が、ストレスが溜まりにくくおすすめです。
共働きで世帯人数に合わせた間取り
共働きの場合は、お互いの生活リズムだけではなく、一緒に住む世帯人数によっても生活しやすい間取りが違います。そこで、世帯人数に合わせた住みやすい間取りを紹介します。
夫婦のみの場合
世帯人数に合わせた間取りでは、共働きの夫婦2人世帯の場合、1LDKをはじめ2DKや2LDKがおすすめです。夫婦共に生活リズムが合うのであれば、1LDKで居室が1部屋でもキッチンダイニングとリビングに十分な広さがあれば問題ありません。
また、お互いの生活リズムが合わない場合には就寝時に相手を起こさないためにも、寝室を別々にすることが大切です。そのため、2DKや2LDKなど居室が2部屋以上ある間取りが住みやすくおすすめです。
子供がいる場合
その一方で、共働きでありながら子供がいる3人世帯以上の場合は、2LDKをはじめ3DKや3LDK、4LDKなどの間取りがおすすめです。例えば、夫婦共に生活リズムが同じであれば居室を一緒にし、子供部屋を用意することができます。
そのため、子供と寝室を別々にすることで、子供を起こさずに、早朝に仕事をしたり食事の準備が可能です。また、夫婦で生活リズムが違っても、居室の数があるので、それぞれ自分の部屋を持つことができ自分の生活スタイルを守ることにも繋がります。
生活しやすい間取りで、快適な毎日を
今回は、忙しい共働き夫婦におすすめな間取りについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。近年では、夫婦共に働いている家庭が当たり前になっています。
そのため、それぞれの生活リズムに合わせた上で生活しやすい部屋の間取りを決めることが大切です。そして、物件の内見を行い、キッチンや洗面所などの家事動線を確認したり、各スペースの行き来がしやすいのか実際に試してみましょう!
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