マンションの照明選びで「どれがよいのかわからない」「照明はどうちがうの?」などさまざまな疑問がでてきますよね。照明はいろんなデザインのものや電球があり、リビングや寝室など部屋によって、適しているものは異なります。
この記事では、照明の選び方や特徴、オシャレに見えるコツなどを紹介!
記事を読めば、照明選びの疑問が解決します。
照明次第でマンションの部屋がおしゃれになる?
ちょっと高めのホテルに泊まると、いくつも照明があることに気付きませんか?海外映画や雑誌にでてくるような、センスの良い部屋にもスタンドライトやキャンドルなどたくさんの照明が設置されていますよね。
照明の色に注目してみると、白色のほかに黄色やオレンジがあり、色によってもイメージもかわります。
たとえば同じ部屋でも光の明暗や色、形などで印象が全く異なることも少なくありません。憧れのスタイリッシュな部屋に近付くためには、照明を工夫するのが近道です。
おしゃれな空間は照明でつくりましょう!
照明の3つの種類と特徴
照明には蛍光灯・白熱灯・LED電球の3つの種類があります。部屋の種類やシーンに合わせて照明を選びましょう。
種類1:蛍光灯
明るく、はっきりとした光を放ち、白熱球に比べると電気代は、約4分の1といわれています。明るさの調節がやや難しく、スイッチをつけてから点灯するまで時間がかかるため、トイレや玄関などの、照明を頻繁にオンオフする場所には適さない照明です。
種類2:白熱灯
キャンドルの灯りのような、あたたかみのある柔らかい光が特徴です。昔から使われてきた照明で、電球部分が熱くなりやすいのがデメリット。寿命が短く、現在は一般家庭やオフィスで使用されることが少なくなりましたが、明るさを調節しやすくムーディな空間をつくれるため、根強い人気があります。
種類3:LED電球
LED電球は、発光ダイオードが使われた最新の電球です。なんといっても、寿命が長いことが特徴的で、平均で5年〜10年は持つといわれています。
熱をもちにくいため涼しく、また点灯時間が短いため最近の住宅では主流となっている照明です。ただし、他の電球と比較すると価格が高いので、イニシャルコストがかかります。
照明の明るさと広さの目安
明るさがどれぐらいなのか、光が部屋に行き渡るのかも気になりますよね。そこでLED電球の明るさと広さの目安を紹介します。
明るさといえばワット(W)数が定着していますよね。しかし、LEDはルーメン(lm)という単位で表します。
シーリングライトのLEDの場合、必要なルーメン数は下記の通りです。
〜4.5畳 |
2200〜3199lm |
〜6畳 |
2700〜3699lm |
〜8畳 |
3300〜4299lm |
〜10畳 |
3900〜4899lm |
〜12畳 |
4500〜5499lm |
〜14畳 |
5100〜6099lm |
迷った場合は、LED電球のパッケージの「〇〇畳用」という表記を確認してください。
照明器具の種類と特徴
照明器具にはさまざまな形があり、それぞれ設置するのに適している場所があります。照明を選ぶときは、下記の特徴をふまえて購入しましょう。
特徴 |
主な使用場所 |
|
ペンダントライト |
天井からぶら下がっているタイプの照明 |
ダイニングの天井など |
シーリングライト |
半円状で天井にダイレクトに付いてるようなデザイン |
住宅の天井 |
ダウンライト |
天井に埋め込まれた小さな照明 複数設置され、最近の住宅によく取り入れられている |
天井 |
スポットライト |
一部分に光をあてる照明 |
植栽やインテリアなどの近く |
フットライト |
足元を照らすために、床付近に設置するライト |
床付近、玄関収納下など |
スタンドライト |
間接照明として使われることが多い 長さのあるものから、手のひらサイズまで種類が豊富 |
テーブルやソファなどの隣 |
部屋別|おすすめの照明
部屋によって過ごしやすい照明が異なります。部屋別のおすすめの照明は下記のとおりです。
1:キッチンにおすすめの照明
狭い空間のため、ダウンライトやペンダントライトが適しています。最近では、キッチンに3つぐらいのペンダントライトをつけたスタイルが人気。
2:ダイニングにおすすめの照明
ペンダントライトのように、優しく一部分を中心にぼんやりと光をもたらしてくれる照明が◎食事も美味しくみえます。
3:リビングにおすすめの照明
家のなかで最も広い部屋であるリビングには、シーリングライトで光量があると過ごしやすくなります。スタンドライトで、ムードを演出すると居心地がアップ。
4:子供部屋におすすめの照明
シーリングライトで部屋全体を明るくしましょう。机にデスクライトを設置すると勉強に集中できます。
5:玄関におすすめの照明
玄関は、ダウンライトとフットライトでおしゃれな雰囲気に。センサー付きのものだと便利です。
家にやすらげる空間をつくる「補助照明」と「間接照明」とは?
照明には、部屋全体を明るく照らすシーリングライトのような「主照明」と、一部や一点を照らすスポットライトやスタンドライトといった「補助照明」があります。
1:一部を明るくする「補助照明」
大きな光を一点だけ取り入れるのではなく、小さな光を分散させたほうが、スタイリッシュな空間を作れます。たとえば、リビングなら、スポットライトやスタンドライトを置いて、光を分散させると◎
2: 反射させて光を演出する「間接照明」
部屋の一部を照らし、反射させることで、柔らかく広がりのある空間に。下がり天井に間接照明を取り入れると、ホテルのように美しく、リラックスできる部屋になります。
3: 「補助照明」と「間接照明」の組み合わせが大切
一つの照明だと、のっぺりとメリハリのない空間に。居心地がよく、過ごしやすい部屋にするには、補助照明と間接照明を組み合わせ、陰影をつくると奥行きのある部屋ができあがります。
部屋がおしゃれに見える照明5つのコツ
部屋が絶対にオシャレになるポイントを紹介します。
コツ1:壁面は間接照明で照らす
間接照明で柔らかく、優しい光を部屋全体に取り入れましょう。ライン状の「テープライン照明」をテレビ台の後ろに設置すると、モデルルームのような部屋に。
コツ2:観葉植物×スポットライトで雰囲気UP
間接照明をスポットライトで照らせば、木の影が壁にうつしだされてスタイリッシュです。ホテルのように、洗練された空間になります。
コツ3:ダウンライトを採用する
どの部屋にも合うダウンライトは万能な照明です。照明選びに迷ったらダウンライトをチョイス。
コツ4:トレンドのダクトレールを取り入れる
SNSのトレンドは、バーのようなものに、ライトを取り付ける「ダクトレール」です。旬な部屋にしたいならダクトレールが◎
コツ5:部屋の照明の色を統一
照明の色がバラバラだとちぐはぐな印象になります。照明の色は一色で統一しましょう。
照明を工夫するだけで部屋のイメージが大幅に変わる
狭くて古い部屋でも、照明の色をかえたり、間接照明や補助照明を取り入れたりするだけでオシャレでモダンになります。ベッドやテーブルなどの大きな家具を買い替えるよりも、照明を変えた方が、部屋の印象を大幅にチェンジすることができますよ。
スタンドライトを部屋にひとつ置くだけでも、空間に陰影ができることが実感できるかと思います。「おしゃれだな」「素敵だな」と思う部屋の画像や写真をみて、照明を真似してみるのもおすすめです。
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