転勤や離婚などの環境の変化や、住宅ローンの支払いが厳しいという理由で新築マンションの売却を考えている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、新築マンションを高値で売却するための方法や高く売れるマンションの特徴を解説します。売却時にかかる税金についても解説しているので、参考にしてください。
新築マンションは購入時よりも高値で売却できる?
新築マンションを購入したけれど、すぐに売却しなければならなくなった方も多いのではないでしょうか。
新築マンションといっても、1度入居すると、新築マンションという価値がなくなってしまいます。新築という価値がなくなるため、購入後にすぐに売却しても、低い価格で売却されてしまうケースも少なくありません。
しかし、マンションの立地が良ければ、購入時よりも高値で売却できる可能性があります。
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新築マンションを売却する理由
環境や生活スタイルの変化によって、新築マンションを売却するケースも少なくありません。ここからは、新築マンションを売却する理由を紹介します。
理由①転勤や離婚による環境の変化
新築マンションの購入後に、海外への転勤や離婚が決まったという方も少なくありません。転勤の場合は、すぐに売却せず、転勤期間中に他人にマンションを貸し出すことを検討しても良いでしょう。
しかし、夫婦の合算収入で住宅ローンを組んでいる夫婦が離婚する場合は、できるだけ早く売却することが好ましいです。夫が債務者で妻が連帯保証人の場合は、離婚しても連帯保証人の関係は解消されません。
そのため、マンションを売却して住宅ローンを完済しなければ、連帯保証人としての関係が続きます。気持ちを切り替えるためにも、早めに新築マンションを売却しましょう。
理由②住宅ローンの支払いが厳しい
マンション購入後に、住宅ローンの支払いが厳しくなる方も多いです。コロナ禍の影響で、収入が減少して、入居後に住宅ローンの支払いが厳しくなることがあります。
長期に渡って住宅ローンの支払いが厳しくなる場合は、マンションの売却を検討しても良いでしょう。
理由③修繕費や管理費の支払いが厳しい
マンションを購入した際、住宅ローンの支払いだけではなく、修繕費や管理費の支払いも必要です。マンションの修繕費は、築年数が古くなるごとに支払い金額が上がります。
5年に1度のペースで管理費や修繕費の支払いが上がるマンションもあるため、支払いが厳しくなった段階で、戸建てへの住み替えや新築マンションの売却を検討しましょう。
理由④間取りや立地への不満
新築マンションの購入後に、間取りや立地へ不満が出てくる方も少なくありません。新築マンションは、契約から入居までの期間が長くなるため、その期間中に家族の生活スタイルが変わることもあります。
生活スタイルが変化することで間取りや立地に不満がでてきた場合は、快適に暮らすためにも、新しい住宅に住み替えることを検討しても良いでしょう。
理由⑤近隣住民とのトラブル
近隣住民とのトラブルで、引っ越しを余儀なくされるケースも多いです。マンションは入居するまで近隣住民の様子が分かりにくいため、隣の部屋からの騒音が気になる、異臭がするなど、入居後にトラブルが起こります。
近隣住民とのトラブルで引っ越しを検討している方は、なるべく早くマンションを売却しましょう。
高く売却できる新築マンションの特徴
マンションの価値が上がれば、購入時よりも高値で売却できるケースも多いです。ここからは、高く売却できる新築マンションの特徴を解説します。
■FP(ファイナンシャルプランナー)に相談
不動産購入の資金計画についてプロのFP(ファイナンシャルプランナー)にご相談いただけます。
こんな方におすすめ:
・住宅ローンに関する不安がある方
・無理のない資金計画をたてたい方
特徴①再開発された地域にある
再開発された地域は、一体の価値が高くなる傾向にあります。マンションの近くに病院や有名な学校がある場合、マンションの売却価格も高騰するケースが多いです。
特徴②高級マンションが近い
購入した新築マンションの近くに、高級マンションが建築されると、売却価格が高くなる可能性があります。近くに高級マンションがあるだけで、その地域のイメージがよくなるため、近隣のマンションの価値も上がります。
特徴③話題になった街にある
テレビや雑誌で紹介されて、話題になった街にあるマンションは、高く売却できることが多いです。テレビや雑誌で紹介されると、その街に興味を持つ人が増えるため、少し高くてもその街にあるマンションを購入したいと考える買主が増加します。
新築マンションを高値で売却する方法
新築マンションを高値で売却する方法を解説します。新築マンションを高値で売却するためには、築年数やタイミングが大切です。
方法①築5年以内に売却する
新築マンションは、築5年以内に売却しましょう。マンションは、築年数が浅ければ浅いほど、高値で売却可能です。築5年未満のマンションは、新築マンションと変わらない値段で取引されることもあります。
方法②売り出し価格を高値で設定する
マンションの買主が見つかった際に、値下げ交渉をされる可能性も少なくありません。そのため、新築マンションの査定価格よりも、少し高めに売り出し価格を設定しましょう。
最初から希望売却価格で売りに出すと、値下げ交渉されると希望金額よりも低い価格で売却することになります。手元に残しておきたい価格から、売り出し価格を設定しましょう。
方法③2~3月に売却する
中古マンションの売れ時は、進学や転勤が多い2~3月です。新生活が始まる4月に向けて、マンションを購入する方が増えるため、2~3月はマンションの売れ行きが良くなります。
マンションの売却には、平均3ヵ月かかるため、2~3月に合わせて売却ができるように11月から売却活動を始めましょう。
方法④室内を綺麗にしておく
査定金額が下がらないように、室内を綺麗な状態にしておきましょう。新築マンションでも、室内が汚れていたり、傷があると査定金額は下がります。室内を掃除しておくことはもちろん、自分で補修できる傷は、査定の前に補修しておきましょう。
方法⑤複数の不動産会社に査定を依頼する
複数の不動産会社に査定を依頼することで、新築マンションの市場の把握が可能です。一括査定サイトは、高値で売却してくれる不動産会社を手軽に見つけられます。
新築マンション売却時にかかる税金と受けられる特別控除
新築マンションを売却し利益が発生した場合、所得とみなされて課税の対象になります。ここからは、新築マンション売却時にかかる税金と、受けられる特別控除について解説していきましょう。
譲渡所得税がかかる
新築マンションを購入金額よりも高く売却して、発生した利益を譲渡所得といいます。譲渡所得には、譲渡所得税という税金が発生します。マンション売却時に利益が発生しなかった場合は、譲渡所得税は発生しません。
新築マンション売却時に受けられる特別控除
新築マンションを売却して、譲渡所得税が発生した場合、3,000万円特別控除が受けられます。3,000万円特別控除とは、譲渡所得の3,000万円までを課税対象から除外できる制度です。
また、3,000万円特別控除と住宅ローン控除の併用ができないため、住み替え時に特別控除を受ける際は注意しましょう。
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新築マンションの売却は信頼できる不動産会社に依頼しよう
新築マンションを売却する理由や、高値で売却する方法について解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。話題になった街や高級マンションの近くにあるマンションは、購入時よりも高値で売却できる可能性があります。
新築マンションを売却する際は、複数の不動産会社に査定依頼をし、信頼できる不動産会社を利用しましょう。
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