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マンション売却時の内覧で好印象を与える4つのポイントとは?事前準備や当日までの流れも解説!

2022.10.18
2022.11.29
「MY HOME」と書かれた家の模型と部屋の画像

マンションの売却に内覧は欠かせないものですが、どんなことを準備しておくべきなのか分からないという人も多いのではないでしょうか。

本記事では、マンションの売却における内覧の流れや必要な事前準備、好印象を与えるためのポイントについてお伝えしていきます。ぜひ参考にしてみてください。

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マンション売却の内覧の流れは?

家の模型とクエスチョンマークの画像

マンションを売却するには、内覧対応は必須です。

こちらでは、マンションを売却する際の内覧の基本的な流れについて解説していきます。

①購入希望者から不動産会社を通して内覧申し込みが入る

マンションを売り出すと、その広告を見た購入希望者は不動産会社に内覧申し込みの連絡を入れます。不動産会社は内覧申し込みが入ると、その旨を売主に伝えます。

内覧申し込みは土日に入ることがほとんどなので、マンションの売却を始めたら土日はなるべく予定を入れないでおく方がスムーズに進むでしょう。

②内覧を行う

予約があった日時に内覧を行います。購入希望者は、部屋のあらゆる箇所を見たうえで判断をしたいと考えるものなので、普段は見ないようなところもじっくりと見られる可能性があります。

内覧の前は部屋の隅々まで掃除や整頓をして、購入希望者を迎え入れましょう。

③条件交渉を行い成約する

購入希望者が物件を気に入った場合は、売買契約を締結して成約となります。

売買契約前に値下げや引き渡し時期などの条件交渉が行われることが多いので、最低売却価格や引き渡しの時期など、あらかじめどこまで応じられるかを決めておくと良いでしょう。

 

内覧にかかる時間は?

時計とクエスチョンマークの画像

内覧の1回あたりにかかる時間は、1〜2時間程度です。あまり物件に興味がないようなら30分足らずで終わる場合もありますし、逆に購入意思がある場合は2時間以上かけて部屋の隅々まで見るという場合もあります。

人により対応時間は異なるので、内覧は余裕を持ってスケジュールしておくとよいでしょう。

 

一般的に内覧は成約までに何回行う?

時計とカレンダーとクエスチョンマークの画像

成約までに必要な内覧件数は、一般的には5件程度といわれています。しかし、これはあくまでも目安で、実際には1件で終わる人もいれば、10件以上行っても成約に至らない場合もあります。

10件以上内覧しても成約に至らない場合は、内覧の対応に問題がある場合も考えられます。本記事を参考に今一度、しっかりと準備を行ってみるとよいでしょう。

 

内覧で好印象を与えるためのポイントは?

内覧中のカップルの画像

内覧は、マンション売却の成約を左右する重要な場です。  

こちらでは、内覧で購入希望に好印象を与えるために押さえておきたいポイントをご紹介します。

部屋を明るくしておく

好印象を与えるためには、部屋の明るさはとても重要です。内覧中はカーテンを開ける、必要ならば電気を付けるなどして、なるべく部屋の中が明るく見えるようにしましょう。

また、窓からの光も重要です。日の差し込みを遮るような家具の配置をしている場合は、内覧中は位置を変えるなどの工夫をしましょう。

住環境に対する質問にしっかりと答える

住環境については、実際に住んでみないと分からない点がたくさんあります。質問を受けた場合は、物件の長所と短所をしっかりと伝えましょう

良くない点を隠そうとしたり曖昧に話すと、不信感を抱かせてしまいます。住環境に対する質問には、誠意をもってしっかりと答えるようにしましょう。

じっくりとみてもらう環境を作る

購入希望者は、部屋の中をしっかりと見て購入を検討したいと考えています。説明や質問などがない限りはあえて話しかけず側を離れるなどして自由にじっくりと見てもらえる環境を作りましょう。

また、子どもやペットがいる場合は、購入希望者が気になってしまい内覧の妨げになる可能性もあるので、家族の誰かが外に連れ出すなどすると良いでしょう。

室内温度を適温にする

内覧時は室内の温度も重要です。暑すぎたり寒すぎたりと、人が不快に感じる温度の場合は、じっくり見る気分を減退させ、印象も悪くなります。内覧時には室内の温度を適温に保つよう心がけましょう。

また、快適な温度を保つには湿度も重要となってきます。気になる季節には、除湿機や加湿器を用意すると良いでしょう。

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内覧の前に準備するべきこととは?

掃除用具の画像

内覧を成功させるためには、内覧に向けてしっかりと準備しておくことが重要です。

こちらでは、内覧の前に準備するべきことについてお伝えしていきます。

部屋の掃除をする

部屋が綺麗に掃除されていると、清潔感が生まれ良い印象を与えることができます。内覧の前には必ず部屋を掃除しておきましょう。

リビングなどの室内はもちろんのこと、内覧では玄関やバルコニーもしっかり見られます。不要なものを置きっぱなしにしていないかきちんと確認しておきましょう。

また、水回りが汚いと不潔な印象を与えます。キッチン、トイレ、お風呂などは、特に念入りに掃除を行いましょう。

ニオイ対策をする

住んでいると気が付かない場合が多いですが、第三者は家のニオイを敏感に感じるものです。染みついたニオイはすぐに消えるものではないので、数日前から換気を行い、消臭スプレーを使うなどして対策をしておきましょう。

特に玄関を開けた瞬間のニオイは家の印象を左右する可能性もあるので重要です。靴や靴棚の消臭をしっかりと行い、場合に応じてほのかな香りの芳香剤を用意するなどして、嫌なニオイを無くすようにしましょう。

物の整理をする

物が多いと綺麗に掃除していたとしても部屋が雑然と見えてしまい、良い印象を与えられない場合があります。また、多くの物が置かれていると、実際よりも部屋が狭く見えてしまいます。

不要なものは処分するなど、内覧前に物の整理をしておきましょう。

来客用のスリッパを用意する

購入希望者を迎えるためのスリッパは、不動産会社が手配してくれる場合もありますが、

基本的には売主が用意します。

あまりに古いものはいい印象を与えないので、なるべく新しいものを用意しましょう。また、誰かが履いた物を嫌だと感じる人もいるので、簡易的な使い捨てスリッパを選ぶのもよいでしょう。

マンションの共用部分の管理を確認する

内覧では、部屋だけで無くマンション自体もチェックされます。エントランスや廊下など、共有部分について勝手に手を加えることはできませんが、気になる箇所がある場合は、管理会社に連絡をして対応してもらいましょう。

ホームステージングを行うか検討する

ホームステージングとは、家を売る際に部屋の雰囲気をよく見せるための演出のことです。家具や照明、小物などを用いてモデルルームのように室内を整えることにより、部屋の印象が上がり内覧が成功する可能性が高まります。

費用はかかってしまいますが、早期の成約を望むのであれば検討してみると良いでしょう。

 

内覧の際の注意点は?

「!」が付いた木の模型の画像

購入希望社と直接接する内覧時には、注意しなくてはならない点がいくつかあります。

こちらでは、内覧の際の注意点についてお伝えします。

内覧時に口約束はしない

内覧時の口約束は、後に言った言わないのトラブルに発展することが起こり得ます。

内覧は家を見てもらうための時間です。住居や住環境の説明や、質問に答える以外のことは気軽に話すことを控え、もしも口約束を持ちかけられたとしても安易にその場で答えないようにしましょう。

内覧時に契約条件に関わることは話さない

契約条件に関わることは、必ず不動産会社を間に置いて話し合うことが鉄則です。

誤った条件を伝えてしまった場合、故意で無くとも後々トラブルになる場合があります。

契約条件については、不動産会社を通して確認するか、条件交渉の場で話し合うようにしましょう。

仮押さえには慎重に対応する

内覧後に購入希望者が仮押さえを希望した場合は、慎重な対応が必要です。仮押さえを受け入れると、その間に他の購入希望者が現れたとしても売却することができなくなります

また、仮押さえはあくまで「仮」の状態なので、実際の購入に至らない場合もあり得ます。

正式な購入申し込み以外には応じない方が、たくさんの人に検討してもらえる機会が増え、売却の可能性は高くなります。仮押さえを提案された場合は、安易に応じないようにしましょう。

 

内覧の申し込みがこない場合の対策法

困っている女性の画像

内覧の申し込みがこないということは、売り出し価格に問題がある可能性があります。相場よりも高く設定している場合は、一度価格を見直してみるとよいでしょう。

また、不動産会社の営業や広告に問題があることも考えられます。広告内容を見直し、魅力的に見えているかどうかを確認しましょう。場合によっては、不動産会社を変える、媒介契約の見直しも検討するとよいでしょう。

 

内覧なしで売却する方法とは?

パソコンのキーボードを入力する手の画像

個人ではなく不動産業者が買取するという場合は、内覧なしで売却できることもあります。オンラインで査定が終わるという不動産業者の買取りサービスもあるので、どうしても内覧を避けたいという場合は、まずは査定を依頼して売却を検討してみるとよいでしょう。

 

内覧は事前準備をしっかりと行おう

マンション売却における内覧は、成約に直結すると言われるほど重要なものです。内覧で購入希望者によい印象を持たせることができれば、売却に繋がる可能性が大きく広がります。

マンションのよいところを余すことなく伝えられるよう、本記事を参考にしっかりと事前準備を行い内覧を成功させましょう。

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