マンションを売却する際、相場がいくらくらいなのか気になりますよね。
本記事では、売却相場と価格の調べ方を紹介していきます!相場の決まり方や中古マンションがまだ値上がりしている理由、マンションを高く売却する方法についても、紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
【2023年最新】マンションの売却相場はいくら?
マンションの売却相場は、築年数や立地によって大きく変わります。
ここで紹介するのは、首都圏中古マンションの資料をもとに計算した平均価格です。
地域によっても差はありますが、東京都での売却相場は下記のようになっており、この表からも分かるように、築30年以降の売却相場は一気に下がることがわかります。
築年数 | 首都圏の平均価格 |
~5年 | 6,114万円 |
~10年 | 5,099万円 |
~20年 | 4,348万円 |
~30年 | 2,606万円 |
30年~ | 1,907万円 |
マンションの売却相場の決まり方
マンションの相場は、地域や築年数によって大きく変わります。安い地域でも築年数が新しければ売却価格は高くなるので、地域と築年数の両方で相場を見るようにしましょう。
地域によって差がある
東京都と北海道では売却価格の差に2,000万円ほど差があります。同じ県内でも中心部と郊外では値段の差が大きく出るので地域を絞って相場を調べるようにしましょう。
また、駅やスーパーなど生活が便利な場所は平均より上にもなりますし、反対の場合は相場より低くなることもあります。
築年数によって変わる
上記でも紹介したように、築年数によって1,000万円ほど差が出ます。上記は10年ごとに区切って紹介していますが、5年ごとだと差は500万〜900万円ほどです。
30年以降は一気に下がるので、売るタイミングを悩んでいる方は、30年より前に売るようにしましょう。30年以降で売却する場合はリノベーションや部屋の中の綺麗さなどで高く売れる場合もあります。
また、築5年未満は新しく綺麗な状態なので、高値で売ることができますよ。
中古マンションの売却相場が高騰している理由とは?
最近は中古マンションの需要が高くなり、売却相場が上がっていますが、なぜなのでしょうか?
ここでは、値段が高騰している理由について、紹介していきます。
インフレや建築資材が高騰しているから
新型コロナウイルスの影響で、建築資材が高騰していることをご存知の方も多いのではないでしょうか。
ロックダウンで家にいる時間が長くなり、海外でも家を購入する人が増えました。それにより、ウッドショックが起こり建築資材の値段が高騰しているのです。
日本も同じように、家の購入を検討する方が増加しています。しかし、資材の値上がりに比例して新築マンションも値上がり中です。
そのため、新築よりも安く買える中古マンションが人気となっています。
住宅ローンが低金利だから
2013年頃から日銀が異次元金融緩和政策を始めたことにより、住宅ローンの金利が下がっています。
それにより、金利が安いうちに家を買いたいという人が増えたためマンション自体の価格が上昇しました。通常、物価が上昇すれば同じように金利も上昇します。
しかし、日銀の政策により金利の上昇が起こらないため現在も低金利となっているのです。
ほかにも、近年の新型コロナウイルスの影響で、2020年より金融緩和を行うことも発表しています。
これにより、市場金利が下がり連動的に住宅ローンの金利も下がると予想されているのです。
マンションを高く売却する方法【3選】
マンションを高く売却する方法は3つあります。ここで紹介する3つを参考に、マンションを少しでも高く売れるよう工夫してみてくださいね。
1. 複数の不動産会社に査定を依頼する
1つの不動産会社だと、相場が分かりづらいため手数料や売却価格の交渉が難しくなります。
値段の交渉をしやすくするためにも、複数の不動産会社で査定してもらうことがおすすめです。交渉材料が多ければ多いほど、有利に話を進めることができます。
■Wednesdayの簡易査定
不動産の売却を検討中の方は、簡易査定にお申し込みください。Wednesdayの簡易査定は、面倒な訪問は不要でオンラインのみで売却まで完了します。
こんな方におすすめ:
・売却・住み替えを検討中の方
・今のお家がいくらで売れるか知りたい方
2. 売却期間を長めに確保する
売却期間が短いと、早く売るために値段を下げる必要があります。そうなると、予定よりも安く売却することになり、損することに。
早く売りたい気持ちもあるかもしれませんが、焦らず待っていれば希望額で売れる確率が高くなります。そのため、売却期間は長めに確保するようにしましょう。
3. 築年数が浅いうちに売却する
築年数が浅ければ、それだけマンション自体が綺麗です。住むなら少しでも綺麗なところがいいと思う人も多くいるので、築年数が浅いうちに売却することで売れやすくなります。
マンションは築20年までに売ると、部屋の修繕費などがあまりかからずに済むのでおすすめです。
30年を過ぎると価格が一気に下がるので注意が必要です。
自分で売却相場を調べる方法
マンションの売却相場を自分で調べる方法について紹介します。
売りに出す前に自分で相場を調べておくことで、値段が高すぎて売れにくくなることや、安すぎて損をするなどといったことが起きづらいでしょう。
不動産会社のサイトを使う
インターネットで「マンション 売却相場」などと検索すると、さまざまな不動産会社がでてきます。
マンションの築年数や立地などを入力するだけで簡単に見積もりがだせるので、自宅で簡単にできておすすめです。
サイトによっては、一斉見積もりもできるため、複数の不動産会社に査定を考えている方にもおすすめします。
レインズマーケットインフォメーションを見る
レインズは不動産会社が使用しているサイトなので、会員にならなければ閲覧することはできません。
しかし、同じ情報をもとに一般の方でも閲覧できるようにされているのがレインズマーケットインフォメーションです。
レインズマーケットインフォメーションとは、国土交通大臣指定の不動産流通機構が管理している不動産流通標準情報システムのことを言います。実際に取引があった物件の情報を見ることができるので、同じようなマンションの相場を確認することができますよ。
売却価格が相場より安くなる理由とは?
マンションの販売価格が事前に調べていたものよりも、安くなることがあります。
それには、複数の理由があるので少しでも高く売りたいと考えている方は是非参考にしてください。
売却活動期間に余裕がなく、売り急ぐから
売却期間に余裕がない場合、早く売りたいので、どうしても値段を下げる必要があります。その方が早く売れるからです。
しかし、安くし過ぎると損をすることになるので、それは避けたいですよね。
そのためには、売却期間を長めにし少しでも高く売れるまで待てるようにしましょう。
同じマンション内で別の売却物件があるから
同じマンション内で他の部屋よりおすすめなポイントがある場合は、売却価格を下げなくても売れる可能性はあります。
しかし、ほとんどの場合は当てはまらないでしょう。
立地や築年数、共有部分は同じなのでそのマンションの内どれかを買おうと考えている人は判断基準を値段にする方が多いです。
そうなると、値段を下げた方が先に売れるようになります。より早く売りたいという場合は、値段を下げれば1番に売れるでしょう。
かと言って、値段を下げすぎては損をする場合もあるので、下げすぎずに他の部屋との違いをアピールすることが大切です。
また、他の物件が売れてから売却するという方法もあります。同時期に売却しないので値段を下げる必要もなく、希望額で売却できる可能性が高いでしょう。
購入される前に気づけば修正可能ですが、すでに購入が決まってしまうとそれ以降の修正はできません。
そのため、事前に相場をしっかり調べた上で販売価格を決めるようにしましょう。
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少しでも高く売却できるようしっかり準備しよう
マンションを売却する時は、事前にしっかり準備をしておくことが大切です。
せっかく売るので、損が出てはもったいないですよね。そうならないためにも、付近のマンションの相場を調べたり、必要な書類を揃える、複数の不動産会社に査定を依頼するなどして、損をせずより多くの利益が出る売り方を考えるようにしましょう。
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また、新築マンションの価格が上がっていることから、中古マンションを欲しいと考えている人も増えているため、余計に在庫が少なくなっています。
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