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マンションの足音トラブル対策と解消法を紹介!騒音トラブルに巻き込まれない部屋選びの4ポイントも◎

2022.01.30
2022.11.01
騒音トラブルに悩む人

マンションに住んでいて、上の階の方の足音が気になったことはありませんか?多くの人が隣接して暮らすマンションでは、どうしても足音などの騒音が気になるときもでてしまいます。また、自分が下の階の方に迷惑をかけることもあるでしょう。足音などの騒音が気になったときの解消法と、騒音トラブルを起こさないために自分でできる足音対策をご紹介します。また、そもそも騒音トラブルに巻き込まれないような部屋を選ぶためにできる4つのポイントもご紹介しますので、参考にしてくださいね。

 

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上の階の足音がうるさい!気になる時の3つの解消法

(手で耳をおさえる夫婦)

マンションで上や下の階の足音が気になるときは、おすすめの解消法が3つあります。

・管理会社や大家に連絡する
・直接言いに行く
・弁護士に介入してもらう

以下からそれぞれ詳しく解説します。

 

①管理会社や大家に連絡する

まず試してみるとよい方法が、マンションの管理会社や大家に「上(下)に住む人の足音が気になって困っている」と伝えることです。

管理会社や大家は、マンションの掲示板に張り紙したり直接注意してくれたりするでしょう。これだけでも、気になっていた音が軽減することが期待できます。

 

②上の階の方に直接伝える

自分で直接困っていることを伝えにいくのも、一つの方法です。しかし、この場合は以下のポイントに気をつけましょう。

・決して相手を責めない
・柔らかい口調で丁寧に「困っている」ことを伝える
・妥協案を提案する


自分で直接言いに行くなら、絶対にケンカ口調は避けてください。「音が出るのはお互い様だけれど、気になるときがあるので、配慮してもらえると嬉しい」など、丁寧に伝えることが大切です。
ケンカ口調になると、相手もカチンときて話し合いにならない可能性も考えられます

また、「夜は静かに過ごしたいので、夜9時以降はできるだけ静かにしてほしい」など、時間帯を指定して妥協案を伝えるのもおすすめ。お互いが気分悪くならないよう、歩み寄りの姿勢を示すことがコツです。

 

③第三者に介入してもらう

何をしても音が改善されず、暮らしに悪影響を及ぼすときは、第三者の立場として弁護士に介入してもらうとよいでしょう。法のプロとして相手と話し合ってくれるので、複雑になってしまった問題もスムーズに解説してくれるでしょう。

弁護士に頼むさいは、「騒音トラブル」や「ご近所問題」をこれまで多く解決してきた事務所を選ぶのがおすすめです。

 

 

下の階に配慮しよう!足音の3つの対策

(フローリングにマットを敷く画像)

マンション暮らしでは、下の階への配慮が大切です。足音が響きにくくするための対策は、3つあります。

・防音・防振マットを敷く
・ルームシューズを履く
・床を二重にリフォームする

以下から詳しく解説していきます。

①防音・防振マットを敷く

防音・防振マットとは、足元に敷くことで吸音・遮音できるアイテムです。購入してきたマットをフローリングなどの上に置くだけで効果があるので、気軽に対策できるのが魅力。手軽に取り入れられるので、ぜひ試してみてください。

②ルームシューズを履く

足音がうるさいと感じるのは、足が床につくときの振動が音として伝わるのが原因です。ルームシューズを履けば、足と床が直接接することがないため、足音を大きく軽減できるでしょう。

とくに、室内でも走ってしまう小さな子供の足音対策にはルームシューズがおすすめ。ルームシューズを履いていれば走りづらいうえ、足音の軽減にもなるため、上や下の階に迷惑をかける可能性が減ること間違いなしです。

③床を二重にリフォームする

防音マットやルームシューズでも足音が改善されないときは、床を二重にリフォームするという方法もあります。床を二重にすることで、歩いたときの振動が床と床の間で吸収されるため、下に音が伝わりにくくなるのです。

しかし、床を二重にリフォームする場合、防音マットやルームシューズと比較してかかる費用が大きくなってしまうのがデメリットです。床二重リフォームの一般的な費用は、1㎡あたり15000〜18000円ほどになります。

 

 

人はどのくらいの音からうるさいと感じるのか

(子どもがうるさくて困る女性)

音といっても、微かに聞こえるような小さな音から耳を塞ぎたくなるほどの大きな音まで、幅広くありますよね。では、人が「うるさい」と感じるのはどれくらいの音なのでしょうか?

ここでは、音の大きさを表す「デシベル」をもとに、人がうるさいと感じる音を解説します。

 

80デシベルを超えると騒音

デシベルとは、音の大きさを表す単位です。日常生活のなかで聞く音は、何デシベルで表されるのでしょうか?

音の種類

デシベル

無音

閑静な住宅地の深夜

30

小さな話声

40

人が会話する声

60

地下鉄の車内

80

カラオケ・コンサート会場

100

ジャンボ旅客機の離陸音

130

 

人が不快に感じる音には個人差がありますが、多くの人は80デシベルを超えるとうるさいと感じるのではないでしょうか?

 

子供の足音は60〜65デシベル

環境にもよりますが、子どもが走り回ったときに下の階に響く足音の大きさは、60〜65デシベルだといわれています。人が普通に会話する声と同じくらいの大きさということですね。昼間なら気にならなくても、夜寝るときに聞こえたら不快に感じる可能性もあるでしょう。

 

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もし苦情を言われたらどうすれば良い?

(言い争う2人の男性)

音に気をつけて生活していても、苦情を言われてしまうことがあります。万が一苦情を言われてしまったら、以下のポイントに注意しましょう。

・決して言い争わない
・本当に自分の家が原因なのか確認する
・相手との話し合いがうまくいかないなら第三者に入ってもらう

 

決して言い争わない

どんな場合でも、ケンカ腰になってはいけません。騒音問題はデリケートなので、お互いにケンカ腰で接していたらいつまでたっても解決しないでしょう。相手の話をしっかり聞き、歩み寄りの姿勢を持って誠実に対応することが大切です。

本当に自分の家が原因なのか確認する

マンションは多くの人が住んでいるので、苦情の原因となる部屋を間違えている可能性もあります。まずは、相手に以下のポイントを聞いてみましょう。

・どんな音なのか
・音がなる時間帯
・どの方向から聞こえてくるのか

万が一身に覚えがない場合は、相手に説明して納得してもらう必要があります。

相手との話し合いがうまくいかないなら第三者に入ってもらう

稀に、こちらが全て悪いと決めつけて一方的に苦情を伝えてくる人もいます。そんなときは、個人で話し合うよりも第三者に介入してもらうほうがよいでしょう。

・管理会社、大家
・警察官
・弁護士

おすすめなのは、上記3つの人たちです。個人での話し合いでは大きなトラブルに発展する可能性もあるので、冷静な立場で意見をくれる人に助けを求めましょう

 

 

足音などの騒音トラブルに巻き込まれない部屋選びのポイント4選

(マンションを選ぶカップル)

足音などの騒音トラブルに巻き込まれないようにするためには、マンション選びの時点で気をつけるポイントがあります。

・防音・遮音性が高い(RC、SRC構造)
・過去に騒音トラブルが起きていない
・ファミリー層が多く住んでいる
・分譲賃貸

 

①防音・遮音性が高い物件を選ぶ

防音性・遮音性が高いマンションなら、足音が聞こえにくいため騒音トラブルに巻き込まれる可能性が低いでしょう。防音性・遮音性が高いのは、以下の構造でつくられたマンションです。

・鉄筋コンクリート構造(RC)
・鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)

コンクリートは密度が高いので、音を通しにくいことから、防音性・遮音性が高いといわれています。

 

②過去に騒音トラブルが起きていない物件を選ぶ

過去に騒音トラブルが起きている物件は、選ばないようにしましょう。騒音トラブルが起きているということは、音が響きやすい・防音性が低い可能性があるためです。気になるときは、不動産屋に過去のトラブルを聞いてみるとよいでしょう。

③自分の家庭と近い世帯構成が多い物件を選ぶ

子どもがいる家庭なら、ファミリー層が多い物件がおすすめです。夫婦2人暮らしなら、単身世帯や年配者が多く住むマンションを選ぶとよいでしょう。

自分の家庭と近い家族構成の居住者が多ければ、日頃出す生活音も近いことが多いですよね。すると、多少の音ならお互いに気にならず生活できる可能性が高いでしょう。

④分譲賃貸を選ぶ

賃貸向けのマンションよりも分譲型のマンションのほうが、一般的に建物のつくりが頑丈なことが多いといわれています。そのため、分譲物件が賃貸として貸し出されている部屋も、騒音トラブルを避けるならおすすめです。

 

足音の対策をして騒音トラブルを減らそう

マンションで暮らすなら、以下のような足音対策が必須です。

・防音・防振マット
・ルームシューズ
・床を二重にリフォームする

対策することで、ほかの居住者に迷惑をかけることなく、快適に暮らせること間違いなし。

また、騒音トラブルが起きにくい物件選びも大切です。物件選びのさいは、4つのポイントに注意しましょう。

・防音・遮音性が高い
・過去に騒音トラブルが起きていない
・ファミリー層が多く住んでいる
・分譲賃貸である

騒音トラブルが起きにくい物件を選び、足音対策もすることで、マンション暮らしでトラブルに巻き込まれにくくなりますよ。

 

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