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「家を買う」なら考えたいお金のこと|必要な手続きと費用を徹底解説!

2022.01.30
2022.11.01
マイホームの外観

「家を買う」ことは人生でとても大きなイベントですよね。いつ、どこに、どんな家を買おうかと夢はふくらみますが、しっかり考えておきたいのはお金のこと。家を買う時には、どれくらいの資金を用意すればよいのでしょうか。また、買ったら終わりではないのが住宅購入です。購入後にも、維持費がかかってくるので、資金計画はしっかり立ておく必要があります。家を買うにあたって考えたいお金のことについて解説します。また、年収や年齢で考える家を買うタイミングについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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家を買うのに必要な手続きと費用

「家の費用を計算している人の写真」

家を購入する時には、物件の価格に相当する資金が必要なのはもちろんのこと、そのほかにも頭金や住宅ローンに関わる費用、登記にかかる費用など、さまざまなお金が必要です。

家の購入に関わるお金にはどんな費用があるのかを見ていきましょう。

頭金(手付金)は?どのくらい必要?

頭金は、家を購入する時に購入代金の一部としてはじめに支払うまとまった金額のことです。

ほとんどの人は物件購入の資金を住宅ローンの借り入れで準備しますが、物件価格からローンの借入額を除いた金額が、頭金として納める額になります。
頭金が多ければその分住宅ローンの借入額は少なくなり、月々の返済が軽くなるメリットがあります。

ご自身のライフプランに合わせて、頭金の額を決める必要があります。住宅購入資金の一部を両親などから支援してもらえるのであれば、頭金にあてればよいでしょう。

頭金の目安は物件価格の1~2割程度とされていましたが、近年では頭金ゼロで家を購入する人も多くなっています。
「三井住友トラスト・資産のミライ研究所」の調査では、頭金ゼロで住宅を購入した人の割合は20代で43.0%、30代で38.1%となっており、若い世代ほど頭金なしで住宅を購入しているという結果が出ています。

参考:ミライ研「三井住友トラスト・資産のミライ研究所」

 住宅ローンの申込時に必要な費用

物件価格のうち、頭金として支払った額以外の金額は住宅ローンを組むことになります。住宅ローンの申込には、免許証などの本人確認書類や源泉徴収票などの給与証明書が必要です。そして、契約時には、次のような費用がかかります。

印紙税

住宅ローン契約書の作成に印紙税が必要です。例として、借入額が1,000万円超5,000万円以下であれば印紙税は20,000円です。
電子契約を利用した場合は印紙税がかかりませんが、電子契約利用手数料がかかります。

融資手数料

融資に伴う事務手数料として、借入先の金融機関に支払うものです。融資手数料の額は金融機関や住宅ローンの種類によって変わってきますが、りそな銀行の融資手数料型を例にとると、借入金額の2.2%を融資手数料としています(2022年1月現在)。

登記費用

登録免許税と抵当権設定登記の費用がかかります。
登記手続きは司法書士に依頼するのが一般的ですので、司法書士への報酬もかかります。
 

団体信用生命保険料

団体信用生命保険(団信)は、ローンの契約者が死亡したり高度障害になって支払いが困難になった時のための保険です。
多くは保険料が住宅ローンに組み込まれていて、その場合は別途支払う必要がありません。
 

火災保険料

住宅ローンを契約する際は、基本的に火災保険の加入が必須です。
金融機関の推奨する火災保険を利用すると、団体割引が受けられるケースがあります。

諸費用について

住宅ローンに関わる費用のほかにも、住宅購入にかかる諸費用が発生します。これらは、仮に住宅ローンを利用せずに住宅を購入した場合にも発生する費用です。

仲介手数料

中古物件を、不動産会社を通して購入した場合には仲介手数料がかかります。
物件価格の3%程度の額が一般的です。
 

不動産取得税

土地や建物を購入した時にかかる税金です。
住宅取得時の不動産取得税は、課税標準額の3%です(取得日2024年 3月31日まで)。

購入後にかかる維持費について

前述したように、住宅購入時には「頭金」、「住宅ローンに関わる費用」、「その他諸費用」が必要になりますが、購入後にかかる費用もあります。
どんなものがあるのか確認しておきましょう。

 ・固定資産税

不動産を所有している間、毎年かかる税金です。税額は固定資産税評価額の1.4%かかります。

ただし、以下条件を満たせば軽減措置がとれて、税額は1/2になります。

  • 新築3階建て以上のマンションの場合5年間
  • 認定長期優良住宅の場合7年間

また、土地については200m2までは、課税標準が1/6に減額されます(2022年1月現在)。

修繕積立金

マンションの場合にかかる費用で、定期的に実施される大規模修繕に備えて、住人が毎月積み立てるものです。
これに加え、新築マンションを購入した場合は、入居時に修繕積立基金としてある程度まとまった額を支払うのが一般的です。
 

管理費

マンションの場合、共用部の管理に必要な費用を管理費として毎月支払います。
国土交通省の「平成30年度マンション総合調査結果」によると、管理費の平均は15,956 円/月となっています。

参考:国土交通省「平成30年度マンション総合調査結果」

リフォーム費用

物件が老朽化すれば、設備の修繕が必要になります。
マンションの終戦積立金は共用部の修繕に使われるものなので、自室の修繕は自費で行います。

マンションと戸建では手続きや費用が違う

「マンションを分析しているイメージの写真」

家の購入に関わる諸費用は、マンションと戸建てのどちらにも発生するものが大半です。ただ、マンションまたは一戸建てでそれぞれに発生する特有のものもあります。
マンションの場合はメンテナンスや管理に関わる費用を住人が共有で入金していくので、毎月の出費はありますが、将来的に大きな金額が必要になることはありません。

一方で、一戸建ては自分の判断でメンテナンス費用を貯めておかないと、将来困ることになります。

マンションを買う場合

新築マンションの場合は、入居時に「修繕積立金基金」がかかります。
購入後にかかる費用としては、毎月の「修繕積立金」「管理費」があります。また、駐車場や駐輪場も有料なのが一般的です。

国土交通省の調査によると、管理費の平均は 15,956 円/月、修繕積立金の平均は11,243円/月となっています。

参考:国土交通省「平成 30 年度マンション総合調査結果からみたマンション居住と管理の現状」

戸建を買う場合

一戸建ての場合は不動産会社を介しての契約となるのが一般的ですので、購入時に「仲介手数料」が発生します。

購入後はマンションのように修繕積立金や管理費はかかりませんが、老朽化した部分のメンテナンスは自費で行うことになりますので、その分の蓄えは必要でしょう。

年齢や年収で考える家を買うタイミング

「給料袋の写真」

家の購入には多額の費用がかかり、人生において家を買うということは大きなイベントのひとつといえます。
いつ買うのか、どんな目的で買うのかは人それぞれですが、多くの人が家を買おうと考えるタイミングがあるようです。

家を買うタイミングで多いのは何歳くらい?

国土交通省の調査によれば、はじめての家を買うタイミングは30代が最も多くなっています。

家の購入には住宅ローンを利用するのが一般的ですが、35年のローンを組んだ場合、40歳から返済を始めたとして完済時の年齢は75歳です。収入が安定しているうちにローンを完済することを考えると、30代のうちには買いたいと考える人が多いのでしょう。

家を買うタイミングで多い年収は?

同調査によると、住宅を購入した人の世帯年収は400~600万円がもっとも多いゾーン、次いで600~800万円の世帯となっています。
住宅ローンを借り入れる際には年収が審査条件のひとつになります。ある程度の価格帯の物件を購入するとなると、年収が400万円を超えてからというのはひとつの目安になるのでしょう。

参考:国土交通省「令和2年度 住宅市場動向調査」

ライフイベントで考える家を買うタイミング

「リビングに集う家族の写真」

年齢や年収のほかに、結婚をした、子どもが生まれた、定年退職をしたなどのライフステージの変化が家を買うきっかけになる人も多いようです。
家族構成や暮らし方が変われば、必要とする家も違ってくるのかも知れませんね。

結婚した時

ライフステージが大きく変わる結婚は、家の購入を考えるにはよいタイミングです。
早く家を買うことで住宅ローンの完済が早くなるメリットもあります。

子供が生まれた時

子どもが生まれると家が手狭になり、新しい家を探す中で、せっかくなら家を買おうかと決断するケースも多いでしょう。

定年退職した時

定年退職をしたタイミングで家を購入する人もいます。
退職金や貯蓄を利用すれば高額なローンを組まなくても手に入れることができますし、子供の独立を機に今の家を売却して、コンパクトな家に買い替えるのも選択肢のひとつです。

まだまだある!家を買うタイミング

家の購入を考えるタイミングは、年齢や年収、ライフイベントによる生活の変化だけではありません。年齢やライフイベントとは少し違う角度から、家を買うタイミングを判断するケースを考えてみましょう。

投資目的で家を買う

家を購入する目的は、自分が住むためだけに限ったものではなく、投資目的でマンションを購入する人もいます。

この場合は、ある程度貯蓄ができた段階や、遺産相続でまとまったお金が手に入ったタイミングで始めるケースが多いでしょう

家賃と住宅ローンを比較してメリットを感じて家を買う

家は一生必要なものです。賃貸と分譲のどちらを選ぶのが得かは、誰もが一度は悩むことではないでしょうか。

家賃を払い続ける場合と住宅ローンを組んで分譲を購入する場合をシミュレーションして、物件を購入するほうが自分にとってメリットがあると感じれば、家を購入する大きな動機となるでしょう。

家を買うなら考えておくべきこと

考え事をしている女性

家を買うなら、考えておきたいことを紹介します。

・マンションにするか、一戸建てにするか
・どんな間取りにするか
・ローンの組み方・返済金額はどうするか

どれも大切な確認事項なので、要チェックです。

マンションにするか、一戸建てにするか

まずは、マンションにするか一戸建てにするかを決めるのが物件探しの第一歩となります。
マンションにはセキュリティ面で優れている、宅配ロッカー等の設備が充実している、定期的にメンテナンスが実施されるといったメリットがある反面、管理費や修繕積立金がかかる、楽器演奏やペット飼育の規定があり自由度が低いといったデメリットがあります。

一戸建ては間取りの自由度が高い、通気性や採光に優れているといったメリットがある一方で、メンテナンスやセキュリティの強化を自分でしなくてはならないという手間も生じます。

ご自身の暮らし方や優先順位を考えあわせて、マンションにするか一戸建てにするかを決めましょう。

どんな間取りにするか

どんな間取りの家がいいかも考えましょう。子どもが1人なら2LDK、2人なら3LDKは最低限ほしい広さです。家族の意向も聞いて、どんな間取り、どの程度の広さが相応しいのかを具体的にイメージして考えてください。

ローンの組み方・返済金額

住宅ローンを何歳までに完済したいのか、借入時の年齢や月々の支払可能額などから返済のシミュレーションをして、いくらまで借り入れができるのかを理解しておきましょう。

将来的に家族構成や働き方が変わっても対応できるようにある程度ゆとりを持たせて考えるのがポイントです。

事前準備をしてベストな家を買おう

家の購入時には、頭金、印紙税、登記費用、融資手数料など、さまざま費用が発生します。また、購入後に、マンションであれば修繕積立費や管理費など、毎月のランニングコストもあります。
住宅ローンのほかにも費用が発生することを頭に入れて、資金の準備をしましょう。

一般的に、家の購入は30代で年収が400万円を超えた時に考える人が多いようです。また、結婚や出産、定年退職といったライフイベントをきっかけにする人もいます。
一戸建てにするのかマンションにするのか、どのタイミングがよいのか、家族で話し合ってベストな物件を探しましょう。

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