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築20年のマンションの売却価格の相場や値下がり率を解説!

2022.11.11
2023.01.12
「築20年のマンションが立ち並ぶ様子の画像」
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宅地建物取引士
小林輔
大学卒業後、大手不動産仲介会社に入社、15年間で1,300組のお客様のお手伝いをした実績あり。 プロとして、お客様のニ ...続きを読む

いつまで住めるか分からない築20年のマンションの売却価格の相場や、値下がり率が気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、築20年のマンションの売却相場や、売却する時のポイントも解説します。築20年のマンションのメリットとデメリットもまとめているので、参考にしてください。

 

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築20年のマンションは売却できる?

「マンションが売却できるか調べている様子の画像」

結論からいうと、築20年のマンションも売却可能です鉄筋コンクリートのマンションの寿命は120年ですが、定期的に修繕することで約150年住み続けられます

築20年のマンションでも、しっかりと修繕されていれば長く住み続けられるため、築20年のマンションを購入する方も少なくありません。

 

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宅地建物取引士
小林輔
築20年を超えると資産価値は下がってきます
マンションの資産価値は、築年数とともに徐々に低下します。築20年を超えると、マンションの資産価値は急激に低下することを覚えておきましょう。
築16~20年のマンションの値下がり率は31.6%ですが、築21~25年になると値下がり率は45.6%と大きく変化するので注意してください。
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築20年のマンションの売却相場

「マンションの売却相場を調べている人の画像」

マンションの売却相場は、マンションの立地や管理状態によって異なるため、相場がいくらになるのか、はっきりとは分かりません。

マンションの売却相場は、築6~10年を超えると、低下し始めます。地域にかかわらず築21年以降のマンションの売却相場は大きく低下するため、なるべく早く売却活動を始めましょう。

 

マンション売却は築25年を意識すべき

築20年前後のマンションを売却するときは、築25年を超えてしまわないように注意しましょう。マンションの売却相場や成約率は、築20年を超えると急激に低下します。

マンションを少しでも高値で売却したい方は、少しでも早く売却活動を開始しましょう。マンションの売却時期が5年遅れるだけでも、売却相場が15%低下します。4,000万円で売却できるはずのマンションが、築25年を超えると3,440万まで低下してしまうため、注意が必要です。

 

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宅地建物取引士
小林輔
成約率は高いです!
築20年のマンションの成約率は、築6〜10年のマンションの成約率に次いで、高い水準をキープしています。
しかし、築20年を超えると、マンションの成約率も一気に低下するため、注意が必要です。
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築20年のマンションのメリット

「立地の良い場所に立ち並ぶマンションの画像」

築20年のマンションにも、さまざまなメリットがあります。ここからは、築20年のマンションのメリットを解説していきましょう。

 

メリット①新耐震基準を満たしている

築20年のマンションは、新耐震基準を満たしています。新耐震基準とは、震度6強~7程度の地震でも倒壊しない水準であることが求められている耐震基準です。

建築確認日が1981年6月1日以降であれば、新耐震基準を満たしているため、築20年のマンションも適合対象となります。

 

メリット②固定資産税の負担が軽減

固定資産税の負担が軽減できるところも、築20年のマンションのメリットです。固定資産税は、建物の評価額によって変化するため、新築時よりも固定資産税の負担が安くなります

 

メリット③立地条件が良い物件が多い

築20年のマンションは、新築マンションよりも立地条件が良い物件が多いです。駅が近いエリアは数年前から開発されています。

既にマンションが建築されていることが多いため、立地を重視したい方をターゲットとして、マンションの売却活動を進められるでしょう。

 

築20年のマンションのデメリット

「マンションが売却できずに悩んでいる女性の画像」

築20年のマンションは、メリットばかりではありません。ここからは、築20年のマンションのデメリットを紹介します。

 

デメリット①競合物件が多い

築20年前後の築古マンションは多く売り出されています。競合物件が多いため、安い価格や立地が良いなどというアピールポイントが必要です。

立地や価格面でアピールできるポイントがなければ、築20年のマンションの売却は難しいでしょう。

 

デメリット②修繕費用がかかる可能性がある

築20年になると、法定耐用年数を経過している住設機器も増えるため、住設機器の交換が必要になります。法定耐用年数を経過したからといって、設備がすぐに壊れるわけではありません。

しかし、住設機器の故障が原因で、買主から値下げ要求される可能性もあります売却活動を始めるまえに、住設機器の状態を確認しておきましょう。

 

築20年のマンションを売却するときのポイント

「マンションの売却を不動産会社に相談している様子の画像」

築20年のマンションを売却するためには、いくつかのポイントを抑えておく必要があります。ここからは、築20年のマンションを売却するときのポイントを解説していきましょう。

 

ポイント①高く売却できる不動産会社に依頼する

築20年のマンションを高値で売却したい場合は、マンションを高く販売してくれる不動産会社を探すことが不可欠です。

築20年のマンションは、住宅ローン控除も利用できるため、近隣住民だけではなく遠方から引っ越してくる人もターゲットにできます

地元の不動産会社だけではなく、大手不動産会社にも査定を依頼し、高く売却してくれる不動産会社を探しましょう。

 

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ポイント②必要に応じてハウスクリーニングを行う

築20年のマンションを売却する際は、必要に応じてハウスクリーニングを検討しましょう。家全体をハウスクリーニングする必要はありませんが、水回りなどの汚れが気になる部分を掃除するだけでも、内覧時に購入希望者に良い印象を与えられます。

 

ポイント③売却のためのリフォームはしない

築20年のマンションを売却するために、リフォームやリノベーションを検討する方も少なくありません。しかし、基本的に売却のためのリフォームは不要です。

築20年のマンションは安い価格で購入できるところがメリットですが、リフォームすると売却価格を高く設定する必要があります。購入者が手を出しにくい価格になってしまうため、リフォームやリノベーションは避けましょう。

 

ポイント④修繕が必要な部分は直しておく

築20年のマンションは、売却のためのリフォームは必要ありませんが、修繕が必要な部分は売却前に直しておきましょう。

壁や床の大きなへこみや家具のシミなどは、値引き要求の原因になりますまずは、傷やシミがある状態で不動産会社の査定を受け、修繕が必要かどうか判断してもらいましょう。

 

ポイント⑤マンションの瑕疵を告知する

築20年のマンションを売却するためには、マンションの瑕疵を告知しなければなりません。マンションを売却する際、不動産会社から「付帯設備表」と「告知書」の提出を求められます。

売主が設備の不具合を知りながら告知しなかった場合、契約不適合責任を免れることはできません契約不適合責任を問われないように、設備の不具合をしっかりと告知しましょう。

 

築20年のマンションの売却相場を確認しよう!

築20年のマンションの売却相場や値下がり率について、詳しく紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

築20年のマンションは、価格が安いだけではなく立地が良い物件が多いというメリットがあります。築20年のマンションの売却相場を確認して、マンションの売却活動を始めましょう。

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