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マンションはなぜ値上がりし続けるのか?下落するタイミングはいつ?

2022.01.30
2022.11.01
マンションの値上がりイメージ

近年、マンションの価格が高騰していることをご存知でしょうか? マンション価格が値上がりしている理由は、主に4つあるといわれています。銀行の金融緩和政策による低金利や東京オリンピック開催によるマンション建設価格の上昇、土地の価格の上昇、投資家・富裕層の需要増などが挙げられます。

今回は、なぜマンションは値上がり続けるのかについて、詳しくご紹介します。その他にも、安く買うコツや高く売るコツ、値下がりすることはあるのかなどをまとめました。マンションの購入・売却を考えている方は必見です。

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なぜマンションは値上がりするの?

(疑問に思う女性)

最初に、マンションが値上がりする理由をご紹介します。マンションが値上がりするのには理由があるため、知っておきましょう。

 

首都圏は土地の価値が下がりにくいから

マンションの値上がりは、とくに首都圏で顕著になっています。その主な要因となるのが、地価の上昇です。マンションの価格は、土地+建物なので、土地の価格が上がれば必然的にマンションそのものの販売価格がアップするということです。

国土交通省では、毎年3月に全国の地価を調査・発表しています。全国的な地価は約8年間上昇を続けていたため、マンション価格の上昇につながっていたと考えられます。

参照:
国土交通省 地価公示・都道府県地価調査

 

金融緩和によってお金が借りやすくなるから

銀行が行っている金融緩和政策も、マンション価格上昇の大きな要因です。日本全体の景気を底上げするため、日本銀行は2013年から住宅ローンの金利を引き下げました。

これにより、多くの人がお金を借りやすくなったため、マンションを買う人が急増したといわれています。お金を借りやすくなるということは、マンションの価格を下げなくても売れるようになるため、どんどん価格が上昇していく原因となりました。

 

建築資材の価格が高くなっているから

2020年の東京オリンピックに向けてホテルや競技場の建設、インフラ整備などが急ピッチで進められてきたことも、マンション価格上昇の要因の一つです。

集中して多くの建物がつくられたため、建設資材が品薄になり、価格の高騰を招いたといわれています。建設資材が高くなると建設時の材料費が上がってしまうため、マンション価格の上昇を引き起こすということです。

 

投資家の入札により高騰するから

マンションは、自分が住むのではなく、資産として保有することを目的として購入する人も多くいます。お金がたくさんある投資家は少々価格が高くても購入に踏み切るため、マンションが値上がりする要因となるのです。

 

マンションの価格はいつ下がる?

(マンションの模型と右に下がる矢印)

マンション価格が上がっているとはいえ、一生上がり続けるとは考えにくいですよね。では、いつになればマンション価格は下がるのでしょうか?考えられる2つのポイントをご紹介します。

 

生産緑地法が関係あるといわれている

1992年、農業することを条件として、固定資産税や相続税を軽減できる「生産緑地法」が制定されました。これにより、広大な土地を持つ人が大幅に減税できるようになったのです。土地を持っているだけで多くの税金を取られる心配がなくなったため、土地を手放さない人が増えたといわれています。

しかし、「生産緑地」として認められた場合の免税措置は、期限が20年と決められていました。「生産緑地法」制定後、すぐに「生産緑地」と認められた土地の場合、期限がくるのは2022年になります。

2022年に「生産緑地」としての期限がくるのは、認められた土地のなかの約8割です。免税措置されないと土地を手放す人が増えるといわれているため、2022年はマンション価格が下がると考えられるでしょう。

 

参照:国土交通省 生産緑地制度

 

東京オリンピックの影響はほとんどない

2020年に開催される予定だった東京オリンピックですが、実際の開催は2021年となりました。すでに大会が終わっているため、新たに多くの競技場やホテルが建設される可能性は少ないでしょう。

そのため、2022年となった今はオリンピックの影響はほとんどないといえます。

 

2022年のマンションの価格はどうなる?

(家のブロックと2022年の額縁)

2022年のマンション価格は、下がり始めると考えられます。大きな理由は、主に2つ。

  1. 生産緑地としての期限を迎えた土地が大量に売るに出される可能性が高い
  2. オリンピックによる建設資材の不足が落ち着く

 

「生産緑地」の問題については、前述した通りです。不動産業界の「2022年問題」といわれており、生産緑地認定の期限を迎えた土地が2022年にたくさん売りに出されることで、今後新たに建設される建物の価格が下がると考えられています。

そして、オリンピックの不動産建設ラッシュによる資材不足がオリンピック終了で改善されるため、建設費用が下がる可能性も高いでしょう。

マンションをはじめとした建物は、地価+建物の建設費用で価格が決まるので、地価と建設費用が安くなるということは、マンションの価格も下がる可能性が高いということになります。

 

新築マンションをお得に買う2つのコツ

(マンションを売るセールスマン)

新築マンションを安く買うには、コツがあります。コツを知っておくことで、よりお得にマンションを購入できる可能性があるので、チェックしておきましょう。

 

すでに完成している物件を探す

マンションの販売は、一般的に建物が完成する数年前から始まります。このときに購入した場合、値下げされる可能性はないでしょう。しかし、マンションが完成してもまだ売れ残っている物件は、建設会社も早く売りたいので、値下げに応じてもらえる可能性が高いのです。

 

モデルルームになっていた物件を探す

モデルルームとして使われていた部屋は、多くの人が出入りしていることから、ほかの部屋よりも安く売り出される傾向があります。人が出入りしたとはいっても、新築であることに変わりはないため、気にならないようなら狙い目です。

 

マンションを高く売る4つのコツ

(売買契約が完了し、握手する画像)

購入したマンションを手放すときは、少しでも高く売りたいですよね。続いて、マンションを高く売るコツをご紹介します。

 

同じマンションの物件が販売しているときは避ける

同じマンションで売りに出している物件がある場合、なるべく販売時期をずらしましょう。同じマンションの物件があると、価格を比較されやすく、値下げ競争になってしまう場合があるためです。

 

販売スケジュールは焦らない

お金がすぐに必要・遠方へ引っ越すなどの理由で販売を急ぐ場合もあるでしょう。しかし、なるべく販売スケジュールは長めにとるのがおすすめ。販売を急ぐと、早く売りたいという気持ちからすぐ値下げしてしまうためです。周辺の相場からかけ離れていなければ、いつか買い手が見つかるので、焦らず待ちましょう。

 

マンション販売の実績が豊富な販売会社を選ぶ

マンションの販売は個人では難しいため、不動産会社に仲介してもらいますよね。このとき、物件を預ける不動産会社は、慎重に選びましょう。マンションの販売実績が豊富な会社を選べば、プロの目線でさまざまなアドバイスをくれること間違いなし。満足のいく取引ができますよ。

 

値下げすることを前提に金額を高めに設定する

部屋の価格設定は、売りたいと思う価格よりも少し高めに設定しておくとよいでしょう。これは、購入者から値下げ交渉された場合に応じられるためです。少しでも値下げしてもらえるとお得な気分になるので、購入する可能性がグッと上がりますよ。

 

住宅ローン減税制度の改正に注意!

(家の模型とTAXブロック)

2021年までは、住宅ローンをうけたときの控除額が金利を上回っていたことから、非常にお得にマンションが購入できました。しかし、この住宅ローン減税制度は2022年から改正され、控除率が1.0%から0.7%に下がることが決まっています

これにより、今後マンションを購入すると、今までほど控除がうけられないことになるのです。これからマンションの購入を考えている人は、減税制度についても勉強することを忘れないでください。

 

マンションの価格はさまざまな要因が絡み合い変動する

マンションの価格は、過去8年にわたって値上がりしてきましたが、東京オリンピックの閉幕や生産緑地制度の終了が一因となり、2022年以降は下がるといわれています。

マンションの購入を考えている人は、今年がチャンスです。値下がりしたマンションがたくさん売りに出される可能性があるので、積極的に探してみましょう。今までなかった良い立地にお手頃価格のマンションが建つことが期待できるので、理想の物件に出会えるといいですね。

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航空業界に2年間勤めた後、不動産が好きすぎて2021年にMUSUBUに入社。月間90本MUSUBUメディアのwednesdayとTSUNAGUの構成考案と執筆を務める。絶賛宅建勉強中のライター兼編集者。趣味はルームツアーのYouTube動画を見ること。

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