築浅の家は高値で売却できると思っていませんか?確かに築浅物件は価値が高いとされていますが、高値でスムーズに売るためには押さえておくべきポイントがあります。
本記事では、築浅の家を高値で売却するコツをご紹介していきます。売却の注意点についてもお伝えしますので、買ったばかりの家を売りたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
築浅の家とは築何年までのことをいう?
「築年数が浅い」という意味の「築浅」には、はっきりとした定義はありません。
不動産会社によっても解釈が異なるようですが、一般的には築年数が5年以内程度の物件を築浅と呼ぶことが多いようです。
また、築浅は誰かが入居したあとの中古物件を指すので、誰も入居したことがない「新築」とは明確に区別されています。
築浅の家の価値とは?
家は中古になった時点で価値が1割程度下がるといわれています。また、築年数が増えるごとに価値は下がっていきます。
しかし、築浅の物件は、購入需要が高いため、比較的好条件で売却することが可能です。築浅物件の売却を考えている場合は、早期に決断した方が高い値で売ることができるでしょう。
買ったばかりの家を売る理由とは?
買ったばかりの築浅の家を売る理由はさまざまですが、以下の理由での売却が多いようです。
- 転勤
- 離婚
- ローンが払えなくなった
- 近隣とのトラブル
購入希望者に売却理由を聞かれた際は、必ず正直に答えるようにしましょう。
築浅の家を高く売却するコツは?
購入需要が高いとされる築浅の物件をさらに高く売るには、どうしたらいいのでしょうか。
こちらでは、築浅の家を高く売却するコツを8つお伝えしていきます。
コツ①未入居の場合は一度も居住せずに売る
新築物件を購入後、何らかの理由で売却することになった場合は、未入居のまま売却活動を始めることが重要です。
未入居で完成から1年以内であれば「新築物件」として売り出すことが可能となり、場合によっては購入時やそれ以上の金額で売却できる可能性もあります。
未入居の状態で売却を検討している場合は、「住んでからゆっくりと売却を」とは考えず、そのまま売りに出すようにしましょう。
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コツ②できるだけ早く売却活動をスタートさせる
家は築年数が経つにつれて価値は下落していきます。よって、売却を考えているのであれば、できるだけ早く売り始めた方が高い価格で売りに出すことが可能となります。
築浅物件の売却を検討している場合は、早めに売却活動をスタートさせましょう。
コツ③スケジュールに余裕を持たせる
スケジュールに余裕がなくどうしても早く売りたい場合は、早く買ってもらうために相場よりも低い価格で売却せざるを得なくなってしまいます。また、買主の値引き交渉にも応じざるを得なくなる可能性もあります。
せっかく好条件で売れる可能性のある築浅物件を売却するならば、できるだけ高値で売れるように余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
コツ④住宅設備を残す
エアコンや照明、食洗機などの人気の設備は、残したまま売却した方が高値を付けられる可能性が高くなります。また、購入希望者が希望している場合は、設備を残すことを条件に価格交渉を有利に進めることも可能となります。
残しておくことが可能な住宅設備は、売却時には取り外すことはせずそのままにしておきましょう。
コツ⑤内覧時は生活感を出さないようにする
築浅物件の購入を希望する人は新築物件も購入対象に入れていることも多いため、内覧時にあまりにも生活感を出してしまうと、新築物件の清潔感と比べられ購入を見送られる可能性が高くなります。
内覧時には、部屋の掃除や整理整頓をしっかりと行い、なるべく生活感を出さないようにしましょう。
コツ⑥3月か9月に売れるように準備する
築浅に限らず、家が売れやすいのは新年度が始まる前の3月や、人事異動のタイミングである9月とされています。
購入希望者が増える時期に売りに出すことにより、希望の価格で売却できる可能性は高まります。売却までの期間は3か月ほどかかるとされているので1月や7月くらいの時期に売り出せそうであれば、スケジュールを調整してみるとよいでしょう。
コツ⑦安売りを防ぐため事前に相場を調べる
自分の家がどのくらいの価格で売れるのかを知っておくことにより、不動産会社が出した査定結果が高いのか安いのかを判断することができるようになります。
査定を依頼する前に、住宅情報サイトなどを見て類似物件がいくらで売り出されているのかを調べておきましょう。
コツ⑧複数の不動産業者に査定を依頼する
家を売却する際は不動産会社に査定を依頼しますが、1社のみに限定してしまうと相場とかけ離れた査定結果を出されてしまう可能性もあります。
また、査定額も重要ですが、査定時は不動産会社を見極める重要なポイントでもあります。査定は必ず複数の不動産会社に依頼しその中から信頼できるパートナーを選びましょう。
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築浅物件に買主が求めていること
中古物件の中でも高値となる築浅物件を買いたいと考えている人は、一体どんなことを望んでいるのでしょうか。
こちらでは、買主が築浅物件に求めていることをお伝えしていきます。
綺麗で清潔感のある部屋
築浅物件を選ぶ一番のポイントは、家の綺麗さと清潔感です。
特に水回りなどは、長年使用していると汚れがこびりつき清潔感が失われてしまいます。築浅の購入を希望する人は、新築に近しい綺麗で清潔な状態の家を購入したいと考えているため、内覧時に部屋の掃除が行き届いていなかったり、ひどい汚れがあった場合は、購入を見送る可能性が高くなります。
売却期間中は特に丁寧な掃除を心がけ、清潔感を保つようにしましょう。
新品同様の住宅設備
築浅物件の住宅設備は、まだ新しく、買い換えの必要がないものが揃っています。
家を売却する際、通常は古い住宅設備は撤去するものですが、築浅の場合は、そのまま住める状態のまま売って欲しいと考える購入希望者もいます。売却の際は、必要なもの以外はそのまま残しておき、買主の希望を聞くようにするとよいでしょう。
築浅の家を売却する際の注意点とは?
築浅物件の売却をスムーズに進めるためには、押さえておくべき注意点が存在します。
築浅の家を売却する際の注意点についてお伝えしていきます。
新築と同じ状態であっても中古物件の価格設定になる
築浅で新築時と変わらない状態であっても、一度人が住んでしまうと中古物件となり、家の価値は下がります。
新築時と一切クオリティが変わっていなくても、中古物件である以上、新築と同じ価格では売ることは難しいということを覚えておきましょう。
築浅の家を売却する理由を早めに伝える
築浅の家の場合、購入希望者は「なぜ新しい家を売るのだろう」と疑問に思うものです。「家や環境に問題があるのではないだろうか」と、不安になり購入を控える人もいるので、売却理由は早めに伝え、不安を取り除くようにしましょう。
故意に理由を隠して売却を進めた場合は、損害賠償に発展することもあるので、必ず不動産会社と買主には理由を伝えるようにしてくださいね。
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住宅ローンを完済する必要がある
築浅物件に限らず、家の売却は住宅ローンを完済し、抵当権を抹消しなければ行えません。
通常、住宅ローンは家の売却代金で返済しますが、もしも売却金額が住宅ローンの残債よりも少ない場合は、自己資金を用いて返済する必要があります。
そのため、売却価格を決定する際は、住宅ローン残債も考慮しましょう。
加入した保険の契約内容を見返しておく
家の購入の際には、火災保険や地震保険などに加入しますが、通常、家の保険の契約は、すぐに解約することを想定されていません。そのため、契約によっては、売却後も支払いが発生する場合もあります。
また、一括で支払いを行っている場合は払いすぎた分が戻ってくることもあるので、売却前に必ず保険の契約内容を見返し、手続き方法を確認しておきましょう。
築浅の家を高く売却しよう
築浅物件を高値で売るには、しっかりとした売却スケジュールを立てることが重要です。清潔感や新しい住宅設備を残すなど、築浅ならではのポイントをアピールして、高値で売れるように売却活動を行いましょう。
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