マンションの1階に住むと、湿気が多くカビなどのお悩みがでてくることがあります。
▼この記事のポイント
<カビ予防方法>
- 換気をする
- 除湿剤を活用する
- 湿気取りアイテムを使う
- 扇風機や換気扇を回す
<カビ対処法>
- 中性洗剤を使う
- カビキラーなどの塩素系漂白剤を使う
- エタノールを使う
- 重曹を使う
- オキシクリーンを使う
今回の記事では、カビが生えてしまったときの対処や注意点、湿気対策などについてご紹介していきます。
マンションの1階はなぜ湿気がすごい?
マンションの1階の湿気がこもる理由は、雨や雪などが降った後は特に地面からの湿気の影響を受けやすいからです。
高層階のお部屋よりも1階のほうが湿気が多くなりやすいというのは、こういった影響が考えられるでしょう。
また、1階ですと防犯上あまり窓を長時間開けておきづらいというのも、湿気がたまりやすい原因になる可能性があります。
湿気を放置した場合は最終的にどうなる?
湿気を放置していると最終的にどうなるかといいますと、
- カビが生える
- 悪臭がする
- 人の健康を害する
などの影響が出てきてしまう可能性があるでしょう。
以下では、それぞれの影響について詳しくご紹介していきます。
カビが生える
湿気を放置していると、さまざまな場所にカビが生えてしまう可能性があります。
カビは、湿気が多い場所に発生しやすいです。マンションの1階は湿気がたまりやすいため、湿気を放置しているとあっという間にカビだらけになってしまうこともあるでしょう。
部屋の壁や天井の他にも、家具や洋服などにカビがついてしまう可能性もあります。
また、押し入れの中やクローゼットなども湿気を放置しているとカビが発生しやすいです。
悪臭がする
湿気を放置していると、悪臭がしてくる可能性もあります。
湿気が多いところでは、雑菌も増えがちです。湿気を放置して増殖した雑菌が原因で、部屋内に悪臭が発生してしまうこともあるでしょう。
また、湿気が多い部屋でカビが発生し、カビくさい匂いがしてくる場合もあります。洋服などにカビがついてしまうと、洋服もカビ臭くなってしまうため、注意が必要です。
人の健康を害する
湿気を放置していると、人の健康に影響が出てしまう可能性もあります。
湿気を放置し発生したカビの影響で、アレルギー症状を起こしてしまう可能性もあるでしょう。
また、湿気が多い場所では食中毒のリスクも高まります。マンションの1階など、湿気がたまりやすい場所に住んでいる場合は、特に食材の管理に注意が必要です。
カビが生えてしまった時の対処法と注意点とは?
カビが生えてしまったときの対処法や注意点は、
- 中性洗剤を使う
- カビキラーなどの塩素系漂白剤を使う
- エタノールを使う
- 重曹を使う
- オキシクリーンを使う
- カビは掃除機では絶対吸わない
などがあげられます。
以下で、詳しく解説していきましょう。
中性洗剤を使おう
カビが生えてしまった際は、中性洗剤を利用してカビを対策するという方法があります。
直接カビが生えている場所に中性洗剤をたらし、少し放置してから濡れた雑巾でふくという方法です。
軽いカビや木材などのフローリングでできたカビの対処法におすすめですが、シミになってしまう可能性もあるので、一度目立たないところで試してからやってみるのがおすすめになります。
カビキラーなどの塩素系漂白剤を使おう
お風呂場や洗面台などの水回りでは、カビキラーなどの塩素系漂白剤を利用して、カビ対策をするのがおすすめです。
水回りは黒カビなども発生しやすいため、漂白効果のある塩素系漂白剤で黒カビも対処できます。
こちらも色のついたところが脱色してしまう可能性がありますので、一度目立たないところで試してみるのがおすすめです。
エタノールを使おう
カビが発生したときは、エタノールを使ってカビ対策をするという方法もあります。
エタノールを雑巾にかけて、カビが生えているところをふくという方法です。また、定期的にカーテンなどにエタノールをかけておくことで、カビ対策にもなるでしょう。
こちらの方法も、一度目立たないところで試して確認することをおすすめします。
重曹を使おう
カビが生えてしまったときは、重曹を使ってカビ対策をするという方法もあります。
方法としては、重曹と水を混ぜて重曹スプレーを作り、カビが生えがちな場所にスプレーを吹きかけて乾いた布でふくという方法です。
この方法は、カビが生えてしまった後に行うというよりも、カビ予防に行う方法としておすすめになります。こちらも、一度目立たないところで試してから行ってくださいませ。
オキシクリーンを使おう
カビが発生した際は、オキシクリーンを利用してカビ対策するという方法もあります。
オキシクリーンは、酵素系の漂白剤です。例えば、お風呂で利用する場合は、お風呂に湯を入れオキシクリーンも入れたら、数時間放置してからお湯を抜きスポンジなどで掃除して流します。
洋服などにも使えますが、こちらも試しで確認してから利用するのがおすすめです。
カビは掃除機では絶対吸わないこと
カビが発生しているときは、掃除機で吸わないように注意が必要です。
カビが生えているところに掃除機をかけてしまうと、カビの胞子を散らばしてしまう可能性があります。
そうなった場合、掃除をしているのに逆にカビの状況を悪化させてしまうこともあるでしょう。
カビが発生している箇所を掃除する場合は、掃除機でカビを吸わないように注意して掃除するようにしてくださいませ。
湿気対策は具体的に何をすればいい?
カビ対策のためにも、湿気対策は大切です。
では、湿気対策には何をすればよいのかというと、
- 換気をする
- 除湿剤を活用する
- 湿気取りアイテムを使う
- 扇風機や換気扇を回す
などの対策があります。
以下で、それぞれの湿気対策について詳しく解説していきましょう。
換気する
湿気対策には、換気をこまめにすることがおすすめです。
家の中で換気をしないでいると、湿気もたまりやすくなってしまいますし、そのせいでカビが発生してしまう可能性もあります。窓を開けて室内の湿気をこもらせないように対策することが大事です。
窓がある部屋の場合は、窓を定期的に開けて換気するようにしてください。
除湿剤を活用する
湿気対策には、除湿剤を活用するのもおすすめです。
タンスやクローゼットなどは、湿気がこもりやすい箇所です。なかなか換気する機会がない場合もあるでしょう。
そういった箇所では除湿剤を利用して湿気を軽減するという対策がおすすめです。
除湿剤は置いておくだけでよいものやかけておくだけでよいものなど、さまざまな種類のものがあります。
湿気取りアイテムを使う
湿気対策には、湿気取りアイテムを使うのもおすすめです。
除湿機や除湿機能がついた空気清浄機などのアイテムを利用することで、窓がない部屋の湿気対策にも活躍できます。
移動できるサイズの湿気取りアイテムの場合、さまざまな部屋で順番に利用することもできて大変便利です。
扇風機や換気扇を回す
湿気対策には、扇風機や換気扇を回すという方法もあります。
換気をする際に、扇風機を使って効率よく換気をしたり、窓がないキッチンなどでは換気扇を利用して換気することもできるでしょう。
窓がない湿気がこもりやすい部屋では、扇風機や換気扇を利用して効率よく換気することがおすすめです。
物件選びの際に湿気を確認する方法
物件選びの際には湿気を確認するのにおすすめの方法がこちらです。
- 近くに水辺がないか
- 窓の付近に結露がたまっていないか
- 壁紙がういていないか
近くに水辺がある場所では、湿度も高い傾向にあります。また、湿度が高い場所では、窓の付近に結露がたまりやすく、窓付近の壁がういてしまっていることもあるでしょう。
物件選びの際に、湿気がどのくらいか確認する際は窓付近も確認してみることがおすすめです。
マンションの1階は湿気対策をしよう
マンションの1階の湿気は、放置しているとカビが生えたり、悪臭がしてきたりという影響がでてきてしまう可能性もあります。
定期的に換気をする・換気扇や扇風機を利用する・湿気取りアイテムを活用するなど、湿気対策やカビ対策をきちんとすることが大事です。
これから、マンションの1階に住もうかと検討している方は、物件選びの際に湿気がどのくらいか確認してみてください。
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