ソファはリビングに欠かせない家具の一つ。
しかし、最近はリビングにソファを置かない暮らしが注目されていることをご存じでしょうか。
この記事ではソファのない暮らしのメリットとデメリットを考えていきます。これからリビングのインテリアコーディネートを考える方はぜひ参考にしてみてください。
リビングにソファがないのは良い?悪い?
結論からあげると「リビングにソファがない」状態は良い面もあれば悪い面もあります。
というのも、基本的に床に座って生活する習慣がある場合は、ソファを利用する機会が少ないため、ソファがあっても狭く感じてしまいやすいです。
逆に椅子に座ることが多い場合は、ソファがあることでゆったりとくつろぐことができます。
ソファが「あった方が良いのか」「なくてもいいのか」は、どのような生活をしたいのかをまずはイメージして考えましょう。
ソファがないから良い、悪いというわけではなく、自分のイメージする暮らしにソファが必要かどうかが大事です。
ソファなしリビングのメリット
ソファのないリビングのメリットは下記の5つです。
- 広々とした空間で過ごせる
- 床で直接過ごせる
- 掃除がしやすくなる
- スペースを活かした過ごし方ができる
- ソファの費用がかからない
一人では気付きにくいメリットを含めて解説をしていきますので、参考にしてみてください。
広々とした空間で過ごせる
ソファは大きい家具になるため場所を占領してしまいやすく、ソファを置かないという選択をすることでリビングが格段に広くなります。
リビングがあまり広くないという場合は、ソファを置かずに空間を広くすることも一つの手段です。
空間が広くなることによって、家族全員で床に寝転んでくつろぐこともできます。
家族で過ごすことが多い人やリラックスができるリビングづくりがしたい人にはおすすめです。
床で直接過ごせる
床に直接座った時とイスなどに座った時では目線の位置はかなり違います。ソファに座っているときは天井と距離が近く感じますが、床で過ごすことで天井との距離がさらに離れるため、空間が広く感じるようになります。
さらに床で過ごすことによってホットカーペットや冷却ラグなどの冷暖房系アイテムの恩恵を十分に受けることが可能です。足元が冷えがちな人は床生活がおすすめになります。
掃除がしやすくなる
ソファがあるとソファの下など、どうしても掃除がしづらい箇所が生まれてしまいます。
隅々まで掃除が行き届かなくなることで、ホコリやダニが発生してしまうなど衛生面も悪くなりやすいです。
お子様やペットがいる家庭では、衛生面の悪化は健康問題に繋がってしまうリスクがあるため避けなければいけません。
また、掃除機やモップなどを一直線でかけることができるようになり、掃除の時間短縮や効率化にも繋がります。
スペースを活かした過ごし方ができる
ソファを置かないことによって、ソファに使うはずだったスペースが空きます。赤ちゃんがいるご家庭ならベビーベッドをリビングに置くことも可能です。赤ちゃんが大きくなって動き回るようになれば、ベビーベッドを撤去することで、広いスペースで動き回ることができます。
ソファを置く予定だったスペースにディスプレイラックなどを置くのもおすすめです。
自分の趣味のスペースを家の中で一番長く過ごすリビングに作ることで、家で過ごす時間の満足感が上がりやすいです。
ソファの費用がかからない
ソファの購入費用がかからなくなるということもメリットの一つです。家具を一式買いそろえるとなると、どうしても大きな出費になってしまいます。
一般的なソファでも数万円は必要で、高いものだと数十万円もしてしまう高額な家具の一つです。
ソファのないリビングにすると初期費用を抑えることができます。ソファに使うはずだった予算をほかの家具にまわして、お気に入りの家具をリビングに置くというのも良いのではないのでしょうか。
ソファなしリビングのデメリット
ソファなしのリビングで過ごすのは多くのメリットがありますが、メリットだけでなくデメリットもあります。
- 来客用の椅子を用意しにくい
- 小休憩をとりづらい
- 家具のバランスがとりにくい
- 床に直接座るのは長時間は不向き
上記の4つのデメリットについて解説していきますので、ソファなしの生活を考えている人はメリットと合わせてチェックしましょう。
来客用の椅子を用意しにくい
客室の頻度は家庭によって変わりますが、来客時にはリビングにお客様を通す人が多いのではないでしょうか?お客様に直接地べたに座ってもらうのは不自然だと感じる方も多く、不満を抱かれてしまうケースも少なくありません。
対策としてはダイニングスペースに椅子やテーブルを置いて代用することを検討するのがおすすめになります。
小休憩をとりづらい
一度床に座ってしまうと、立ち上がる時に足腰に力をたくさん入れる必要があるため、しんどいと感じる人も多いのではないでしょうか。
ソファがリビングにないことによって、ちょっとした休憩は取りにくいです。
床に座っているだけではリラックスできないため横になる人も少なくありません。しかし、横になってしまうと「小休憩」のつもりが「がっつり休憩」になってしまって後悔してしまうという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
自分の普段の生活を振り返り「ちょっと休憩したいな」というシチュエーションが多い人はソファを置くのがおすすめです。
家具のバランスがとりにくい
床に直接座って過ごすことで、空間を広く感じられるようになる反面、背の高いインテリアとの相性は悪くなってしまいます。目線が低いのに、背の高い家具が多いと圧迫感を感じてしまうからです。
また、床にテレビのリモコンやティッシュ、雑誌などを置きっぱなしにしてしまうことがあるという人も多いのではないでしょうか。
普段からの目線が低いと、余計に散らかった印象になってしまい、落ち着くはずのリビングが落ち着かないなんてことになりかねません。
対策として収納のためのボックスを作ったり、物を吊るせるようにしたりと、床に直接置かない収納方法を考えておいた方が良いでしょう。
床に直接座るのは長時間は不向き
カーペットやラグなどを敷いていたとしても、ソファに比べると床はどうしても硬いです。長時間硬いところに腰かけていると、体はどうしてもこわばってしまいます。また、床に直接座ると骨盤が傾きやすくなるので、姿勢の悪化にも繋がります。
姿勢が悪い状態で長時間座り続けることで腰痛や猫背の原因になりえるので注意が必要です。リビングでくつろいでいる時でも、合間に何度か立ち上がるといった動作を取り、長時間同じ姿勢になることを回避しましょう。
ソファの代わりに!リビングで過ごしやすくなるグッズ・家具
ソファの代わりになるものやソファがないリビングでもくつろぎやすいおすすめアイテムはたくさんあります。ソファがなくても過ごしやすいリビングにしたいと考えている人は参考にしてみてください。
ラグやカーペットにこだわる
床に直接座るとなると、どうしても硬さや冷たさなどが気になりやすいです。硬さや冷たさなどを軽減するために、ラグやカーペットを敷くことを検討しましょう。
ラグやカーペットにこだわることで、床座生活の質が格段に上がります。
また、自分好みのデザインのものを敷くことで、リビングのコーディネートの満足感も上がりやすいです。
大型クッションを用意する
近年「yogibo」、「ニトリ」、「無印良品」などのビーズクッションが注目されています。ビーズクッションは体にフィットして包まれるような座り心地が実感できます。
大型のビーズクッションを用意することでくつろぐスペースを確保できるようになり、ソファがないことによる不便さを感じなくなる人も多いです。
ただ、こういったクッションには「人をダメにするクッション」という別名があるだけに、くつろぎすぎてしまうことには気を付けましょう。
ローテーブルを活用する
目線の低い暮らしでも、机は欲しい場合はローテーブルを用意しましょう。
ローテーブルがあることで、リビングでもちょっと仕事をしたり、子供の勉強場所を確保したりできます。
折りたたみができるタイプも数多くあり、使わないときは片づけてリビングを広く使うということもできるのでおすすめです。
ソファのないリビングはメリットが豊富!
ソファを置かないことによるメリットは多くありますが、デメリットも少なからず存在します。
メリットやデメリットがありますが、自分の暮らしにマッチしたリビングをつくるということが一番大事です。
「ソファがないほうが暮らしやすいな」と感じた人は、リビングにはソファが必要だという固定概念を捨てて、ソファのないリビングの暮らしをしてみてはいかがでしょうか。
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