リビングは一人暮らしや家族との生活関係なく、私たちに憩いの場を与えてくれるところです。リビングの風景を思い浮かべてみると、大半の人がリビングにはソファがつきものだと考える人も多いのではないでしょうか。
今回は理想的なリビングを作るために、ソファをどのように配置していけばよいのかについて、ご紹介していきます。
ソファの位置でリビングの見え方が変わる!
リビングにソファを配置しようと考えた時、問題となるのはソファをどこに置くのかということです。ソファはチェストなどのように小さな家具ではありません。
ひとり掛けソファであったとしても、場所をとります。そこで大事になってくるのが、どこにソファを置くかです。配置する場所によって、様々な見え方をするソファは、リビングのイメージづくりの基盤となります。
理想とするリビングを作るためにも、ソファの配置場所には気を配りましょう。
リビングのソファの配置を決めるポイント
リビングにソファを配置するにあたって大事なのが、ソファを置くことによってリビングがどのように機能してどのような印象を与えるかという点です。
何も考えずにソファの配置場所を選んでしまうと、生活動線を邪魔し、他の家具との調和などに影響を与えてしまいます。
それだけではなく、リビングの印象にも影響が出ます。そこで、ソファを配置するうえで押さえておきたいポイント8つを、それぞれ見ていきましょう。
①部屋がどのような形か
ソファの位置を決めるときに大切なのが、リビングの部屋の形や間取りです。リビングと一口に言っても、LDKのようにダイニングと一体になったものや、それぞれが独立しているものと様々あります。
ソファは大型家具にあたるため、時にはLDKの仕切りとしても役立てることができます。ソファとしてだけではなく仕切りとしても使えるため、家のリビングがどのような形になっているかで、使い分けてみましょう。
②部屋を広く見せたいか狭く使いたいか
ソファは配置場所によって、部屋を広くも狭くも見せることができます。同じ大きさのソファでも、壁に付ける配置にすることで部屋を広く見せることができるのです。壁に付けておくことで、狭いリビングであっても、広々とした空間を与えてくれます。
③他の部屋との接続
ソファを配置する際に注意しておきたいのは「他の部屋と接続するメイン通路をふさがない」というところです。
メイン通路をふさいでしまうと、部屋の行き来を妨げてしまうことがあるため、部屋と部屋の接続部分をふさぐことがないよう気をつけましょう。
④生活動線を考える
ソファは家族や自分自身が休息する場所として、主に使われます。
そのため、家族や自身の生活動線のなかで最適な場所に配置する必要があります。
生活動線を妨げずに、家族全員が使いやすいところに配置しなければなりません。そのため、ソファを置く際は、家族の生活動線に気を配りましょう。
⑤他の家具との距離
ソファを置くとしたら、大抵の場合ローテーブルもセットで配置する人が多いでしょう。ローテーブルを置く際、ソファの高さによってローテーブルとの距離が変わってきます。
普通の高さのソファの場合、ローテーブルとの距離は35~45cmが理想的です。一方、ローソファとよばれるものになると、45~50cmの距離が理想とされています。
このように、合わせるものによって距離を調整していきましょう。
⑥他の家具の高さ
家具を低いもので揃えることで壁面の圧迫感がなくなり、部屋全体を広く見せることができます。これにローソファを配置することで、天井が高く見え奥行きのある空間となります。
反対に背の高い家具でそろえた場合は遠近法を利用することで、部屋を広く見せることができるのです。そろえた家具によって、空間のイメージが変わることに注意して、配置を考えることが重要になります。
⑦窓との位置
窓をふさぐようにソファを置いてしまった場合、狭いリビングだとさらに狭く感じさせてしまうことになりかねません。そのため窓の近くにソファを配置したいときは、部屋の角に置き、圧迫感の少ないローソファにするようにしましょう。
また、窓の側に置くときは、カーテンの開閉がスムーズに行えるスペースを確保することも大切です。その他にも窓の近くで直射日光が当たると、ソファが日焼けする場合もあるため注意しておきましょう。
⑧TVとの距離
TVとソファには最適距離とされる距離があり「テレビの画面の高さ×1.5」が理想的です。
このような方程式がつくられるくらいに、テレビとソファとの距離はリビングをくつろぎの空間にするうえで重要になります。
また、家族全員がソファでテレビが見られるように、ソファを配置する場所も大切なので、テレビとソファの位置関係には気を配るようにしましょう。
リビングのソファのおすすめの配置場所
リビングは家族だけでなく自分自身にとっても憩いの場所です。リビングに配置している家具の中でも、圧倒的に家族の憩いの場となるのが、ソファの置かれている空間になります。
ソファで寛ぐのが至福の時である人は、少なくありません。
そのため、ソファは家族にとって使いやすいところに配置したいものです。そこでおすすめなソファの配置場所について、2つほどみていきましょう。
部屋の中央に配置:見た目がキレイになる
部屋の中央にソファを配置した場合、左右に均等に配置されることになるため見た目がキレイという利点があります。おしゃれなリビングを演出したい人におすすめです。また、均等に配置することで通路の幅も平等になります。
その一方で、均等な幅であるがために十分な間隔を確保できない部屋でこの配置にすると、人が通りにくくなることもあります。そのため、十分な通路が確保できる部屋で取り入れるとよいでしょう。
キッチンの対面に配置:家族の様子が見渡せる
ソファをキッチンの体面に配置すると、キッチンからリビングの様子がよく見渡せることから、子育て中の家庭におすすめとされています。
部屋全体を見渡すことができることから、家族間のコミュニケーションもスムーズにいきます。また、来客が多い家庭でもキッチンとの距離が近いことから、スムーズに行動ができるところもおすすめポイントです。
リビングにおすすめのソファ4選
実際にリビングにソファを置くなら、どのような形のソファがよいのかが悩みどころです。下記の4つがリビングにおすすめのソファになります。
- I字ソファー
- L字ソファー
- 軽量ソファー
- ローソファー
ソファごとの特徴について解説をしていきますので、リビングに置くソファで悩んでいる人は参考にしてみてください。
I字ソファー
I字ソファはスタンダードなソファとして知られています。どんな場所にも配置することができますが、特におすすめなのが壁付けで配置することです。
I字ソファの便利なところで、壁付けすることで、残りのスペースを有効活用することができます。限られた部屋の空間を、無駄にすることなく使いたい人におすすめです。
L字ソファー
L字ソファはI字ソファと比較すると、配置するのに多くの場所を必要とします。しかし、座ったり時には寝そべったりするときに使いやすいため、ゆったりと過ごしたい人に向いています。
軽量ソファー
軽量ソファは女性一人でも持ち運びできるところが利点で、掃除をするときなど移動させることが多い場合におすすめです。
また、その軽量さを活かして、簡単に模様替えすることができるところも魅力的です。
ローソファー
ローソファも移動させやすく、高さも低いことからこたつと一緒に使用することができるといった利点があります。ローソファであるからこそ、安全に使用することができるところも重宝します。
リビングのソファの配置にもこだわってみよう
リビングは生活空間の中でも癒しを与えてくれる場所です。その空間にさらに癒しを与えてくれるソファは、配置次第でリビングを狭くも広くも見せてくれます。
また、配置場所でリビングをおしゃれにしてくれるなど、大きな効果を与えてくれます。快適なリビング空間を作るために、ソファの位置にこだわってみましょう。
不動産に関するお悩みを解決!
中古マンション・リノベーションを得意とする「wednesday」。物件の購入や売却、リノベーションのサービスを提供しています。
不動産の売買は人生において、とても大きなイベントです。だからこそ、「よくわからない」を無くして、安心して理想の暮らしを手に入れていただくためにセミナーや個別相談を実施しています。
不動産のプロであるwednesdayのコンシェルジュにお気軽にご相談ください。
■Wednesdayの簡易査定
不動産の売却を検討中の方は、簡易査定にお申し込みください。Wednesdayの簡易査定は、面倒な訪問は不要でオンラインのみで売却まで完了します。
こんな方におすすめ:
・売却・住み替えを検討中の方
・今のお家がいくらで売れるか知りたい方
■不動産売却についての相談
不動産の売却についてのご相談は、個別相談のフォームよりお申し込みください。
■LINEで気軽に相談
WednesdayのLINEアカウントを友だち追加していただくと、コンシェルジュにLINEのメッセージ上でいつでも気軽にご相談いただけます。