不動産の買取を利用したいけれど、売却完了までにどれくらいの期間が必要なのか気になっている方も多いのではないでしょうか?本記事では、買取で不動産を売却するときの流れや、必要な期間について解説します。買取で不動産を売却するメリットとデメリットもまとめているので、参考にしてください。
不動産の買取とは?
不動産買取とは、売却方法のひとつで、不動産会社に直接買取してもらう方法です。
不動産買取には、即時買取と買取保証という2つの方法があります。即時買取は、交渉が終わり次第すぐに不動産会社が買い取ってくれる方法です。
買取保証とは、一定期間仲介での売却活動を行い、その期間中に契約がまとまらなければ、不動産会社が不動産を買い取ります。即時買取よりも売却完了までの期間が長くなることを覚えておきましょう。
買取で不動産を売却するときの流れ
ここからは、買取で不動産を売却するときの流れを解説します。買取で不動産を売却するときの流れを確認し、スムーズに売却手続きを進めましょう。
流れ①不動産会社を選ぶ
買取を依頼する際、不動産会社を選ぶことから始めましょう。不動産会社を選ぶ際は、口コミや評判の確認も大切です。口コミや評判から信頼できる不動産会社を選びましょう。
流れ②不動産会社に査定を依頼する
不動産会社に査定を依頼します。不動産会社の査定は、机上査定と訪問査定の2種類です。机上査定では、物件の間取り図や過去の取引事例から、査定額を算出します。
訪問査定は、物件のデータや過去の取引事例に加え、実際に売却する物件を調査して査定額を算出する方法です。
机上査定は当日~2日、訪問査定は1週間程で査定結果が出ます。不動産買取では、査定価格が売却価格となることが多いため、少しでも査定額の高い不動産会社に依頼しましょう。
■Wednesdayの簡易査定
不動産の売却を検討中の方は、簡易査定にお申し込みください。Wednesdayの簡易査定は、面倒な訪問は不要でオンラインのみで売却まで完了します。
こんな方におすすめ:
・売却・住み替えを検討中の方
・今のお家がいくらで売れるか知りたい方
流れ③不動産会社と売買契約を締結する
買取の条件を確認したら、不動産会社と売買契約を締結します。売買契約を締結する際は、売買契約書の内容をしっかりと確認しましょう。
一度、売買契約書に捺印してしまうと、安易に条件を変更できません。交渉時と条件が異なる場合や疑問点がある場合は、捺印する前に確認しましょう。
流れ④不動産を引き渡す
売買契約書で決められた日に、不動産を引き渡します。引き渡し日には、鍵や書類の引き渡しも行われるため、書類の準備も忘れないようにしておきましょう。
不動産の買取が完了するまでの期間
不動産買取は、最短で1週間程度、平均で3~6ヶ月で売却が完了します。不動産買取は、不動産会社が直接物件を買い取るため、交渉時に決めたスケジュールで買取が進むことがほとんどです。
しかし、必要な書類等の準備が遅れると、スケジュールがずれ込む可能性があるため、しっかりと事前準備しなければなりません。
買取で不動産を売却するメリット
ここからは、買取で不動産を売却するメリットを紹介します。
メリット①すぐに現金化できる
仲介で不動産を売却する場合、3~6ヶ月ほどの期間が必要です。しかし、不動産買取では不動産会社が直接物件を買い取るため、最短で1週間程で買取が完了します。
すぐに現金化できるため、相続や離婚などの複雑な事情がある場合も日を待たずに、現金を手に入れられます。
メリット②内覧準備の手間が省ける
仲介で不動産を売却する場合、購入希望者による内覧が行われるため、室内の掃除や整理整頓など準備に時間がかかります。
しかし、不動産買取では、不動産会社が室内を確認するだけです。そのため、掃除や整理整頓だけではなく、内覧に向けた修繕などを行う必要もありません。
しかし、買取の場合も訪問時の状態も査定額に影響するため、室内を綺麗な状態にしておきましょう。
メリット③仲介手数料がかからない
仲介で不動産を売却する際、不動産会社に仲介手数料を支払う必要があります。仲介手数料は仲介した不動産会社に支払う手数料となるため、不動産会社が直接物件を買い取る買取では、仲介手数料がかかりません。
しかし、買取保証で売却を行い、仲介での売却期間中に物件を売却した場合は、仲介手数料を支払う必要があります。即時買取の場合は、仲介手数料は発生しません。
メリット④リスクを回避できる
仲介による売却で不動産に瑕疵が見つかった場合、瑕疵担保責任を負い、負担費用が増える可能性があります。
しかし、買取による売却では瑕疵担保責任が免責となり、瑕疵が見つかっても責任を負いません。買取の訪問査定時に瑕疵が見つかった場合は、瑕疵分の金額を差し引いた査定額が算出されます。
買取で不動産を売却するデメリット
買取による不動産の売却は、メリットだけではありません。ここからは、買取で不動産を売却するデメリットを解説します。
デメリット①売却価格が安い
買取での不動産売却は、仲介での売却に比べると売却価格が安くなることが多いです。買取での売却相場は、仲介の売却額の7~8割程度になります。
買取した不動産は、不動産会社がリフォームやリノベーション工事を行い再販するケースが多いです。そのため、不動産会社は少しでも安く買取しようとするため、売却価格が安くなります。
デメリット②買取を扱う不動産会社が少ない
買取を扱う不動産会社は、仲介に比べると少ないため、すぐに不動産会社を見つけることはできません。近所の不動産会社に買取を依頼する場合は、不動産買取を行っているか確認しておきましょう。
買取で不動産を売却した方が良いケース
不動産を買取と仲介のどちらの方法で売却するべきか、悩んでいる方も多いでしょう。ここからは、買取で不動産を売却した方が良いケースを解説します。
ケース①築年数が古い場合
築年数が古ければ古いほど、仲介による売却が難しくなります。築年数が古いことで買い手が見つからない可能性もあり、買い手を見つけるためにリフォームやリノベーションが必要になるケースも少なくありません。
築年数が古い物件も仲介で売却することは可能ですが、成約までに時間がかかることが多いです。
買取では、築年数が古い物件も売却できるため、リフォームやリノベーション費用を抑えられるだけではなく、短期間で物件を売却できます。築年数が古いことで不動産を売却できない場合は、買取での売却を検討しましょう。
ケース②事故物件の場合
売却する物件が事故物件の場合、仲介での売却は困難です。しかし、事故物件の場合も買取で売却できます。
物件の特徴次第では売却価格が下がる可能性があることを覚えておきましょう。
ケース③手間をかけずに売却したい場合
仲介による売却は、内覧や修繕など手間と時間がかかります。しかし、買取の場合は、内覧対応も必要なく、不動産会社との交渉のみで不動産の売却が可能です。整理整頓などの準備に使える時間がない場合は、買取を検討しても良いでしょう。
不動産の買取が完了するまでの期間は3~6ヶ月!
不動産の買取が完了するまでの期間について詳しく解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。不動産の買取には、3~6ヶ月ほどの期間がかかります。
不動産の買取が完了するまでのおおよその期間を覚えておき、買取手続きをスムーズに行いましょう。
不動産に関するお悩みを解決!
中古マンション・リノベーションを得意とする「wednesday」。物件の購入や売却、リノベーションのサービスを提供しています。
不動産の売買は人生において、とても大きなイベントです。だからこそ、「よくわからない」を無くして、安心して理想の暮らしを手に入れていただくためにセミナーや個別相談を実施しています。
不動産のプロであるwednesdayのコンシェルジュにお気軽にご相談ください。
■Wednesdayの簡易査定
不動産の売却を検討中の方は、簡易査定にお申し込みください。Wednesdayの簡易査定は、面倒な訪問は不要でオンラインのみで売却まで完了します。
こんな方におすすめ:
・売却・住み替えを検討中の方
・今のお家がいくらで売れるか知りたい方
■不動産売却についての相談
不動産の売却についてのご相談は、個別相談のフォームよりお申し込みください。
■LINEで気軽に相談
WednesdayのLINEアカウントを友だち追加していただくと、コンシェルジュにLINEのメッセージ上でいつでも気軽にご相談いただけます。