家を売却したいけど、査定までに何をすればいいのか分からないとお悩みの方もいるでしょう。
査定までには住宅ローンの残りの額を確認する必要があります。
この記事では、査定前の準備や注意点、おすすめ査定サイトを紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
家を売却査定する前に行う6つの準備
査定前には、住宅ローンの残りの額を確認するなどの準備が必要となります。ここでは、家を売却するときの査定の前に行う6つの準備を紹介します。
①住宅ローンの残りの額を確認する
不動産を売却するには、住宅ローンを支払い終えている必要があるため、残りの額をチェックしましょう。支払いが残っている場合には、売却金額で一括返済しなければなりません。住宅ローンの残りの額は、毎年10月頃に送られてくる残高証明書で確認できます。
②必要書類を探す
売却するときには、住宅に関する必要書類などを提出する必要があります。査定前にどの書類があって何がないのか確認しておくと、訪問査定のときの話がスムーズになります。必要書類を表にまとめましたので、事前に探しておきましょう。
書類 |
発行できる場所 |
測量図 |
市役所 |
印鑑証明書 |
市役所 |
検査済証 |
市役所 |
③売却期限と希望額を決める
いつまでに売却して、どのくらいの希望金額で売りたいのか事前に決めておきましょう。
家の査定を受けた時に、不動産会社から売却期限と希望額を提案されることがあります。何も決まっていないと、鵜呑みにして契約して後悔してしまうことも少なくありません。
④修繕した記録を確認する
古い家を売る方は、修繕した記録を事前に確認しておくことをおすすめします。修繕工事は家の査定金額を上げるポイントになるためです。ホームインスペクションの実施や、耐震工事などは査定だけでなく、実際に家を売るときにも大きなアピールポイントとなります。
⑤土地の境界と利用履歴を確認する
土地の境界を確認しておきましょう。境界線が定まっていないと、土地の面積が分からず査定結果もあやふやとなってしまいます。境界線は法務局が発行している公図でチェックしましょう。また利用履歴も念のためチェックしておくことをおすすめします。たとえば、工場の跡地に家を立てていた場合、土壌が汚染されている可能性が0ではありません。
⑥相場を調べる
査定に出す前に必ず相場を調べましょう。相場を調べないと、不動産会社の査定結果を判断しにくいためです。
相場は「REINS Market Information」を使って調べることをおすすめします。築年数や最寄り駅などの細かい条件を絞って、検索できるため、売りたい家と似ている成約価格を調べられます。
参照:不動産流通機構 REINS Market Information
査定をトラブルなく進めるための4つの注意点
査定をスムーズに進めるためには、何をすればいいのでしょうか?ここでは、トラブルなく査定を進めるための4つの注意点を紹介します。
①複数の不動産会社に査定を依頼する
査定は複数の不動産会社に依頼することが、スムーズに売却できるポイントとなります。査定価格はあくまでも売却時の予想価格で、査定価格での売却は保証されていません。
1社の査定価格のみだと、高いのか安いのか判断がしにくいでしょう。一括査定サイトなどを利用して、複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。
②建物のセールスポイントを伝える
建物のセールスポイントを伝えると、査定額が上がる可能性があります。特にセールスポイントとなる情報は、以下のとおりです。
- 耐震診断の結果報告書
- ホームインスペクションの結果報告書
- 瑕疵保険の証明書
建物に第三者によって公的な証明書がある場合には、価値が上がるため必ずアピールしましょう。
③瑕疵(かし)をありのままに伝える
家の瑕疵をありのままに伝えないと、トラブルの原因となってしまいます。水漏れや壁のひび割れなど家の瑕疵は査定額に影響しますが、いずれ見つかってしまいます。
意図的に隠して、買主に引き渡したときに瑕疵が見つかると、修繕や損害賠償などの契約不適合責任を問われる可能性があります。
④相場と査定額を比べる
相場と査定額を必ず比べましょう。査定額を決めるのは不動産会社ですが、売り出し価格を決めるのは売主です。
相場と査定が違った場合は、その理由を質問しましょう。その理由を踏まえながら、最終的な売り出し価格を決めることが大切です。
査定で見られる5つのチェックポイント
査定の価格はどのようなポイントで変わるのでしょうか?ここでは、査定で見られる5つのチェックポイントを解説します。
築年数
築年数によって、査定価格は大きく変わります。たとえば、築5年であれば新築のときの価格の約75%で売却できます。
築22年を過ぎると建物の価格は0とされるため、新築に比べると査定額は大幅に下がります。
面積
一戸建ての場合は床面積を見て、面積が広いほど高い査定額となります。一戸建ての場合は坪単価を確認して、自分の家の面積と照らし合わせておきましょう。
マンションの場合は、専有面積をチェックすることをおすすめします。
立地条件
最寄り駅からの距離や、スーパーなどの商業施設などがあるかどうかも査定価格に影響します。
商業施設の他に、学校や幼稚園などの教育施設や病院などの医療機関があるかどうかもチェックされています。マンションの場合は、周囲の景色が良い場合は、上層階の査定額が上がることもあるでしょう。
間取り
住みやすい間取りであるかどうかも査定額に影響を与える一因です。
たとえば、ドアなどの間口が狭くなっていないか、トイレやお風呂などの水回りが利用しやすい配置になっているかが査定額に影響します。
日当たり
日当たりがいい物件は査定額も高くなります。
訪問査定でしか分からない条件のため、日当たりがいい家の場合は、特に訪問査定を受けることをおすすめします。窓やバルコニーの位置は、確認されるポイントです。
家査定サイトのおすすめ4選
家を査定しようとしても、査定サイトが多く、どのサイトを使えばいいのか迷ってしまいますよね。ここでは、おすすめの査定サイトを4つ紹介します。
wednesday
オンラインで売却をしたい方は、wednesdayで査定することをおすすめします。不動産会社が入らず、仲介手数料0で売却できるため、査定額も高くなります。
無料会員登録すると、いつでもコンシェルジュに相談できますよ。
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SUUMO
SUUMOは提携している不動産会社が多く、一括査定できる数も他のサイトよりも多いことが特徴的なサイトです。
リクルートが運営していて、知名度も抜群で利用者数も多いサイトとなっています。査定のときに連絡希望時間帯を指定でき、メールでの査定結果も受け取れることもメリットの1つです。
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すまいValue
すまいValueは、大手6社が経営している信頼性の高いサイトです。口コミでも96.7%が満足したと解答するほど高評価になっています。
成約数が年間11万件もあり、実績が豊富なサイトです。
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HOME4U
個人情報の流出が特に気になる方は、HOME4Uを検討しましょう。
HOME4Uはプライバシーマーク認定を受けている数少ないサイトのため、他のサイトよりも安心できます。大手から地域密着の業者までを比較できるサイトです。
家を売却するときの査定を理解して、トラブルなく売ろう!
家を査定依頼する前には、住宅ローンの残りの金額の確認や必要書類を探すなどの準備が必要です。
築年数や立地条件が査定の金額を大きく左右します。
家査定サイトは、オンラインで売却までできるwednesdayがおすすめです。
家を売却するときの査定を理解して、トラブルなく売却しましょう。
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