家を売却したいと思っても「どこに頼めばいいのだろう」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
家の売却において、不動産会社選びは最も重要といえます。
本記事では、売却に強い不動産会社の選び方や業者を見極めるポイントを詳しくご説明していきます。ぜひ不動産会社選びの参考にしてみてください。
家を売却するための業者の種類とは？
家の売却方法には、「仲介」「買取」そして、住宅ローンが完済できない場合の「任意売却」があります。
こちらでは、それぞれの売却方法と業者について詳しくお伝えしていきます。
仲介業者
仲介業者とは、不動産の売主と買主を繋ぐ役割を果たす不動産業者のことです。
家を売却する際は、仲介業者に依頼することが最も一般的な方法といえます。仲介業者は売主の依頼を受けて、広告を出すなどの営業活動を行い買主を探し出します。
売主は仲介業者に依頼することにより買主に直接家を売ることができるため、高い価格での売却が可能となります。
買取業者
買取業者とは、不動産を直接買い取る業者のことです。
不動産業者自体が買主になるため、早期売却が可能となります。ただし、業者に買取を依頼する場合は、仲介に比べて8割程度低くなると言われています。
価格が安くても早く売りたいという場合は、買取業者を選ぶとよいでしょう。
任意売却業者
任意売却業者とは、家の売却資金で住宅ローンの完済が不可能な場合に依頼する売却業者です。
任意売却とは、住宅ローンが残った状態で、債権者である金融機関の了承のもと不動産を売却することです。住宅ローンが完済できないにも関わらず、どうしても家を売却しなくてはならない場合は、任意売却業者に依頼する必要があります。
不動産売却に強い業者の選び方とは？
家の売却において、最も多くの人に選ばれている方法は、仲介業者に買主を探し出してもらう「仲介」です。
こちらでは、不動産売却に強い仲介業者の選び方をお伝えしていきます。
査定額の根拠が明確である
査定額は不動産会社によって大きく異なることがあります。それは、不動産会社によって査定方法や基準が違うことが理由とされていますが、中には、わざと高い価格を付けて契約を取ろうとする不動産会社もあります。
そのような不動産会社は、査定額の根拠が曖昧になります。反対に、周辺の相場や最近の売買事例などを出して、「なぜこの査定額になったのか」を明確に説明してくれる不動産会社ならば、査定額も信頼でき、売却も安心して任せられるといえるでしょう。
売却の実績が十分にある
不動産会社には、マンションの売買を得意としていたり、戸建てを得意としていたり、特定の地域に強いなど、それぞれに得意分野があります。
不動産会社のホームページを見れば、得意とする不動産の種類や地域を知ることができます。自分が売却したい家と条件が近い物件の売却実績が十分にあるようならば、安心して売却を任せることができるでしょう。
疑問点や不安な点に対してしっかりと対応してくれる
家の売却は多くの人が初めて行うものなので、疑問や不安が付きものです。
抱えている疑問点や不安点をしっかり聞いて、的確に答えてくれる不動産会社は信頼できるといえます。
反対に、売主の話を親身になって聞いてくれなかったり、一般の人には分からない専門用語を多用するような不動産会社は、信頼関係を築きにくいため売却を任せるのは避けた方が良いでしょう。
不動産売却業者を見極めるポイントは？
不動産売却業者を見極めるには、以下の3つのポイントを確認することが有効です。
- 免許番号をチェックする
- 行政処分情報をチェックする
- 担当者が「宅建士」の資格を保持しているか
それぞれ詳しくみていきましょう。
免許番号をチェックする
不動産の仲介を行うには宅地建物取引業の免許が必要です。
免許番号は、通常会社のホームページに記載されているので確認してみましょう。
また、免許番号の中にある（）の中の数字は、免許の更新回数が示されています。つまり、（）内の数字が大きいほど、経験が長いということになるので、参考にしてみてください。
行政処分情報をチェックする
不動産会社が行政処分を受けているかどうかの情報は、宅地建物取引業者の名簿を見ることで確認できます。
宅地建物取引業者の名簿は、国土交通省の地方整備局にて無料で見ることができるので、確認してみると良いでしょう。
担当者が「宅建士」の資格を保持しているか
不動産の売却には、専門的な知識が不可欠です。宅建士の資格を得るためには、不動産の専門知識が必要なため、担当者が宅建士であれば、安心材料の一つとなります。
宅建士の資格を保持している場合は名刺に記載があるはずなので、担当者の名刺を確認してみましょう。
不動産売却業者を選ぶ際の注意すべき点とは？
不動産売却業者のほとんどは良心的ではありますが、中には残念ながら、自社の利益を最優先するような会社も存在します。
こちらでは、不動産売却業者を選ぶ際に注意するべき点を2つご紹介します。
特定の媒介契約のみ勧めてくる場合
媒介契約には、複数の不動産会社と契約ができる「一般契約」、1社としか契約できない「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」とがあります。
「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」は、不動産会社側からすると、他社と争う必要がないためメリットが大きいですが、売主側からすると、不動産会社を簡単に変えられないというデメリットがあります。
もしも、特に理由もなく「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」のみを勧めてくるようならば、注意が必要です。
仲介手数料が無料である場合
仲介手数料は、法律によって上限は定められているものの下限の決まりはないため、無料を売りにしている不動産会社もあります。
しかし、売主側から仲介手数料が入らないため、自社で買主を見つけようと他の不動産会社からの買主の紹介を断る「囲い込み」を行う不動産会社も存在します。
また、仲介手数料は請求されないものの、別項目で大きな金額を請求されることもあります。
仲介手数料が無料である場合は、無料となる理由や過去の売却実績を事前に調べておくと良いでしょう。
複数の不動産売却業者に依頼は可能？
不動産会社との媒介契約で「一般媒介契約」を結べば、複数の不動産売却業者に依頼することは可能です。印象のいい不動産会社がいくつかある場合や、売却活動が停滞しているときは、「一般媒介契約」を結んで、複数社に買主を探してもらうとスムーズに進む可能性も高まるでしょう。
しかし、「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」を結んだ場合は、最大3か月間、他の不動産会社に依頼することができなくなるので注意しましょう。
不動産売却業者選びは慎重に
家の売却には、不動産会社選びは非常に重要です。信頼できる不動産会社を選び、家の売却を成功させましょう。
wednesdayなら、仲介手数料なしで家の売却が可能です。家の売却をご検討の方は、まずはオンラインのみで完結する簡易査定をお申し込みください。
また、wednesdayでは不動産売却に関するご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
不動産に関するお悩みを解決！
中古マンション・リノベーションを得意とする「wednesday」。物件の購入や売却、リノベーションのサービスを提供しています。
不動産の売買は人生において、とても大きなイベントです。だからこそ、「よくわからない」を無くして、安心して理想の暮らしを手に入れていただくためにセミナーや個別相談を実施しています。
不動産のプロであるwednesdayのコンシェルジュにお気軽にご相談ください。
■wednesdayの簡易査定
不動産の売却を検討中の方は、簡易査定にお申し込みください。wednesdayの簡易査定は、面倒な訪問は不要でオンラインのみで売却まで完了します。
こんな方におすすめ：
・売却・住み替えを検討中の方
・今のお家がいくらで売れるか知りたい方
■不動産売却についての相談
不動産の売却についてのご相談は、個別相談のフォームよりお申し込みください。
■チャットで気軽に相談
wednesdayに会員登録いただくと、コンシェルジュにいつでも気軽にチャットでご相談いただけます。会員登録はもちろん無料です。
