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マンションの外廊下と内廊下とは?それぞれのメリット・デメリットを解説

2022.01.30
2022.11.01
外廊下のマンション

マンションの共用部分にあたる廊下には「外廊下」と「内廊下」の2種類が存在しています。マンションを購入する際、どちらが快適に暮らせるのか気になりますよね。 

外廊下と内廊下それぞれにメリットがあり、住む人にも向き不向きがあります。事前に把握しどちらが自分に向いているのか選ぶ参考にしてみてください。

また、防犯面についても違いがありますのでぜひ確認してみてください。

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廊下の種類は2種類ある

廊下が見えるマンションの様子

マンションの共用部分である廊下にも、2種類があります。

外の景色が見える造りになっている外廊下と、ホテルによくある造りで外が見えない廊下です。具体的にどのように違うのか見ていきましょう。

【外廊下の特徴】マンション外部に廊下があるタイプ

外廊下は、マンション外部に廊下が面しており、外気に開放されたタイプ。開放廊下と呼ばれることもあるように、開放的な造りになっています。ファミリータイプの集合住宅やマンション、アパートなどによく見られるでしょう。

特に、築年数が何十年と経過しているものが多く比較的価格帯が手の届きやすい建物が外廊下を採用しています。

【内廊下に特徴】マンション内部に廊下があるタイプ

内廊下はマンション内部に廊下が造られているタイプ。外に直接面しておらず、ホテルや旅館などの宿泊施設で見かける造りですタワーマンションなどの高級マンションで取り入れられています。なかには、ムードのある照明、クラシックやジャズなどのおしゃれなBGMなどがかかっていることもあるようです。

外廊下のメリットとは?

廊下が見えるオレンジのマンションの様子

マンションの廊下に多く見られる外廊下。このタイプには以下のメリットがあります。

  1. コストが低い
  2. 火災が起きた場合でも避難しやすい
  3. 換気がしやすい
  4. 廊下や玄関側の部屋にも日差しが入る

それぞれ詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。 

①コストが低い

外廊下は、内廊下に比べるとメンテナンス、修繕のコストが低くなります。

内廊下のように照明や空調設備、換気設備、壁が存在しないため電気代や修繕費にかかるお金が浮いて月々の管理費、修繕費がかかりません。

②火災が起きた場合でも避難しやすい

災害時に避難経路を確保しやすいことも、外廊下タイプが持つメリットのひとつです。階段が建物の外に面しているため、火災や地震が起きたときは廊下の手すりを乗り越えて逃げることができます。

また、助けを求める様子が外部からもわかりやすいため、救助の目安にもつながります。

 ③換気がしやすい

外廊下タイプのマンションは、換気がしやすいのもメリットの一つです。玄関側の窓と反対側の窓を同時に開けると、空気の通り道ができるので、空気がこもるのを防げます。

換気することで部屋にこもったニオイや湿気などを排出し、快適に生活することができるでしょうそれだけでなく、部屋の中に漂う見えないウイルスや細菌を外に排出することも可能です。

④廊下や玄関側の部屋にも日差しが入る

外廊下は建物外部に作られているので、廊下や玄関側の部屋にも日差しが入るメリットがあります。

光や外気を感じることから、外廊下のマンションは自然を感じられるでしょう。玄関側の部屋であれば自然光が入る時間帯は、室内灯をつけなくても快適に過ごせます。

日差しが入ることは、室内も温かくなるので冬の冷えが軽減する場合も。

外廊下のデメリットとは?

ヒーターに手を当てている女性

開放感がある外廊下には4つのメリットがあると同時に、以下のようなデメリットも存在します。

  1. 外に面しているので寒暖の影響を受けやすい
  2. 監視・侵入されてしまう恐れがある
  3. 人が通る音や気配が気になる

それぞれについて解説していますので、ぜひご覧ください。 

①外に面しているので寒暖の影響を受けやすい

寒暖の影響を受けやすいデメリットがあります。特に夏冬の極端な季節は、廊下から直に熱気や冷気が入り込み、結露の発生や、室温上昇・低下を引き起こすでしょう。

また、押し戸の場合、台風など強風の日は、風でなかなかドアが開かないことも。

逆に引き戸だと、勢いよく扉が開いて怪我をする可能性があるので注意が必要です。

②監視・侵入されてしまう恐れがある

防犯面では、誰かに監視されたとしたら、侵入される恐れがあります。

オートロックが導入されていても公道に面した1階の外廊下は、外から丸見えで手すりや壁を乗り越えれば、簡単に侵入を許してしまいます。

周りに誰もいないかなど気を張る必要があります。

③人が通る音や気配が気になる

外廊下のデメリットとして、人が通る音や気配が気になる点も外せません。

外廊下に面した部屋は、人が通ると部屋の中が見えてしまい、プライバシーが守られないため窓を開けるのをためらってしまう可能性があります。

また、子どもが走る足音やハイヒールのコツコツ響く音で、気が休まらない方もいるかもしれません。 

内廊下のメリットとは?

廊下が中にあるタイプの建物

マンションの内部にある内廊下。このタイプには以下のようなメリットがあります。

  1. 高級感がある
  2. 外から監視される心配がない
  3. 外気温の影響を受けないため壁などが傷まない
  4. 24時間365日換気や冷暖房が効いている

それぞれのメリットを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

①高級感がある

内廊下は、ホテルのような高級感があります。マンションによっては、廊下内におしゃれな照明が設置されていたりオブジェなどが飾られていたりするので、より高級感を感じられます。

建築基準法第119条により内廊下の幅は1.6m以上と制定されているので、向かいから人が歩いてきても、問題なく快適に歩けるでしょう。

②外から監視される心配がない

内廊下はエントランスに入ると外部から全く見えなくなるため、どの部屋に住んでいるのか判断しづらくなり、外から監視される心配がありません。

また、内廊下のマンションは外廊下のマンションよりもグレードが高く、共用部分に防犯カメラが設置されていることが多いです。

③外気温の影響を受けないため壁などが傷まない

内廊下はマンションの内部にある廊下なので、外気温の影響を受けません。外廊下のように雨や風にさらされることもないので、壁や設備が傷みにくいといえます。

湿気もこもらないため、劣化も緩やかであるといえ、結果、資産価値が下がりにくくなります。

また、外廊下とは違い外気温の影響を受けないので暑さや寒さで悩まされることはありません。

④24時間365日換気や冷暖房が効いている

マンションにもよりますが、内廊下は24時間換気や冷房が効いているメリットがあります。

マンション側が空調を管理しているので、季節に応じた適切な温度や湿度をキープしています。

内廊下は換気されているので、梅雨時期のうっとうしい湿気に悩まされることはありません。

また、冷暖房で適温状態の廊下は、玄関を開けてもつらい寒さや暑さを感じることもないだけでなく、部屋の快適な温度が外に逃げにくくなっています。

 

内廊下のデメリットとは?

暗い廊下の様子

セキュリティ面が万全で高級感がある内廊下ですが、その造りには伊かのようなデメリットもあります。

  1. 修繕費などのコストがかかる
  2. 日当たり、風通しが悪い
  3. 火災発生時は煙が篭りやすい
  4. 玄関を開けっ放しにできない

①修繕費などのコストがかかる

マンションの廊下が内廊下の場合、外廊下よりも修繕費のコストがかかるデメリットがあります。なぜなら、24時間起動している換気や冷暖房代、照明にかかる電気代、床の汚れをきれいにする清掃代が必要になるからです。

そのため、外廊下の修繕費などのコストよりも2〜3倍近く高くなってしまうでしょう。

②日当たり、風通しが悪い

内廊下はマンション内部にあるため日当たり、風通しが悪いのもデメリットといえます。外廊下のように自然光が入らず昼間も暗いため、廊下には常に照明の明かりが必要です。また、内廊下は空間が閉鎖的で風通しが悪いため、ニオイがこもりやすくなってしまいます。

24時間換気されているマンションが多いですが、外廊下のように一気に空気を入れ替えることはできません。 

③火災発生時は煙がこもりやすい

内廊下は外廊下のように通気性や排煙性が悪いので、火災発生時は煙がこもりやすいデメリットがあります。万が一、マンションの一室で火災が発生した際、内廊下は密閉された空間になります。

煙や炎が充満してしまい、煙を吸って一酸化炭素中毒に陥ったり逃げ遅れたりする場合も考えられますもし、内廊下のマンションを購入したいと希望している方は避難経路の確認を必ず行いましょう。

④玄関を開けっ放しにできない

内廊下のあるマンションは、規約により玄関を長時間開放してはいけないと決められていることがほとんどです。そのため、玄関を開けっ放しにできないデメリットがあります。

また、内廊下は安全性を確保するために、自転車やゴルフバッグ、プランターなど家庭の私物を置くことが禁止されている場合もあるので、思うように物を置けず窮屈に感じてしまうかもしれませんね。

内廊下のマンションが増加している!それはなぜ?

廊下が綺麗な建物の様子

近年内廊下のマンションが増加しています。その背景として以下のようなことがポイントになっているようです。

  • セキュリティが整っている
  • プライバシーが保護されている
  • タワーマンションが増加してきた
  • 外気温や天候に左右されない

このように、現代ではセキュリティやプライバシーが守られる家で、ハイグレードで快適な暮らしを求める人が増えているといえるでしょう。

外廊下・内廊下はこんな人におすすめ

カラフルなマンションの様子

開放的で風通しのいい外廊下、ラグジュアリーな空間が広がる内廊下、どちらにもメリットデメリットは存在します。自分はどちらがあっているのか気になりますよね。

以下では、外廊下・内廊下はこんな人におすすめをまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

外廊下がおすすめな人

外廊下を選ぶ場合、以下のような人がおすすめです。

  • コストを抑えたい
  • 季節を肌で感じたい
  • 自然光を家に入れたい
  • 火災時すぐに逃げられるようにしたい

マンションが外廊下タイプの利点はなんといっても開放感とコスト面。内廊下マンションよりも管理費は低くなる一方、防犯面には気を使う必要があります。

外の空気を取り入れやすいので換気がしやすかったり、窓をあければ外の光を感じられるので開放感を得ることができます。セキュリティー面を考慮した上で住みたいという方にはおすすめです。

内廊下がおすすめな人

内廊下を選ぶ場合、以下のような人がおすすめです。

  • プライバシーを守りたい
  • セキュリティ面を重視している
  • 高級感のある暮らしがしたい
  • マンション購入の予算に余裕がある

マンションが内廊下タイプの利点は、やはり高級感がありプライバシーの守られた空間です。マンション購入の予算に余裕があり、外からの目が気になる方は内廊下がいいでしょう。

物件探しの際に確認しておきたい廊下のチェックポイント

チェックリストの様子

物件探しをするとき、インターネットやアプリだけでなくしっかり内見することが重要です。気に入ったマンションを見つけて内見となったとき、室内だけでなく共有部分にあたる廊下も入念なチェックが必要になります。

  • 廊下が汚れていないか
  • 私物が廊下をふさいでいないか
  • 防災設備は設置されているか
  • 音響はどうか

しっかり管理されているマンションは、清掃が行き届いており廊下に私物はなく防犯設備もきちんと設置されています。

また、長期にわたり暮らしていく場所になるので、廊下から話し声がうるさくないかなど事前に把握しておくことが大切です。 

それぞれの廊下の特徴を理解して物件を選ぼう

マンションの外廊下と内廊下のメリットについて紹介しました。外廊下の解放感、内廊下の高級感、それぞれにメリットがあります。マンション選びの際にはどちらが自分に向いているのか、いま一度確認してみてください。

また、防災面に強いのは外廊下、防犯面位強いのは内廊下です。家族みんなが快適に暮らせるよう、マンションを購入する前に気に入った物件の廊下を隅々までチェックし、最高の家を見つけてください。

 

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