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マンションで住んではいけない階とは?1階〜最上階の特徴をご紹介!

2022.02.24
2022.11.01
マンションエレベーターのボタン

マンションに住む場合「何階」を選べばよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。同じ間取りでも階が違えば、住み心地が変わるため慎重に選ぶべき条件の一つといえるでしょう。

本記事では、「1階」「低層階」「高層階」「最上階」それぞれのメリット・デメリットなどについて解説します。今後マンションに引っ越す予定がある方は、ぜひ参考にしてください。

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各階のメリット・デメリット

「白いマンションの画像」

マンションといえば、高い階に行けば行くほど「良い」というイメージがあるかもしれません。しかし、実際のところはどうなのでしょうか。

ここでは、「1階」「2階や3階以上の低層階」「10階くらいの高層階」「最上階」のメリット・デメリットを紹介します。

それぞれについての理解を深めれば、マンションの階選びで失敗しにくくなるでしょう。

 

「1階」のメリット・デメリット

▶︎1階のメリット

・物件価格や賃料が安い傾向にある

・引っ越し費用を安くできる場合がある

マンションは、高層階になるにつれ物件価格や賃料が高くなるのが一般的です。そのため、同じ間取りでも「1階」というだけで、安い価格で暮らせるのがメリットといえます。

また引っ越しをする際は、階段やエレベーターを使用せずに荷物を運び出したり、運び入れたりすることが可能。

それによって、業者に依頼せず自力で引っ越せた場合、引っ越し費用を大幅に節約できるでしょう。

▶︎1階のデメリット

・虫が侵入しやすい

・防犯性が低い

1階は地面に近いことから、アリやクモなどの虫が室内に侵入しやすいといわれています。

さらに、1階で注意すべきなのが「防犯面」です。マンションの周りに、柵やフェンスなどで囲いがされていない場合、窓やベランダから不審者が室内に侵入しやすいといったデメリットが挙げられます。

 

関連記事:
マンション1階はやめた方がいい?後悔しないためにメリット・デメリットを知ろう

 

「2階や3階以上の低層階」のメリット・デメリット

▶︎低層階のメリット

・外からの視線は気にならなくなる

・エレベーターを使わずとも階段での移動が可能

2階や3階以上の低層階の部屋でも、通行人から見ると視線が高い場所に位置するため、外からの視線が気にならなくなります。

また外出時や帰宅時など、エレベーターが混み合っている場合でも、低層階であれば階段を使い移動できることがメリットといえるでしょう。

▶︎低層階のデメリット

・上下階の音が聞こえやすい

・自分の生活音で隣人トラブルに発展することも

2階や3階以上の低層階は、上の階からの足音下の階からの話し声が聞こえやすく、ストレスに感じるかもしれません。反対に、自分が発した日常の生活音が「騒音」と捉えられ、隣人トラブルにつながるケースもあります。

 

「10階くらいの高層階」のメリット・デメリット

▶︎高層階のメリット

・防犯性が高い

・静かな住環境が確保できる

10階くらいの高層階であれば、窓やベランダなどから侵入される不安が少なくなり、防犯面で安心感を得られるのが大きなメリットです。

また10階ほどの高さがあれば、地上の騒音も部屋まで届きにくくなるため、静かな住環境が確保できるでしょう。

 

▶︎高層階のデメリット

・エレベーターが混雑する

・物件価格や賃料が高い傾向にある

最大のデメリットは、高層階であるがゆえにエレベーターを使用しなければ外出や帰宅が難しいことです。とくに出勤時は、最上階から乗ってくる人であふれ、なかなかエレベーターに乗れないこともあるかもしれません。

マンションは、一般的に高層階になるにつれ、物件価格や賃料が高くなる傾向にあります。予算に限りがある方にはデメリットに感じるでしょう。

「最上階」のメリット・デメリット

■最上階のメリット

  • どの階より日当たりが良い
  • 騒音被害が一番少ない

近隣の建物によって影になる心配がない最上階は、どの階よりも日当たりの良さを実感できます。太陽が昇っているうちは、照明をつける必要がほとんどないので、電気代の節約にもつながるでしょう。

またマンションに暮らすと、上の階に住んでいる人の足音や生活音が気になりますが、最上階であれば物音を気にせずに快適な生活がおくれます。


■最上階のデメリット

  • 夏は暑くなりやすい
  • 地震の揺れが大きい

最上階は、窓から直射日光が入りやすいのと、屋上から部屋の天井へ太陽の熱が伝わってきやすいため、他の階よりも室温が高くなるのがデメリットです。立地や部屋向きによっては、夏の暑さで苦しめられるかもしれません。

また、マンションは耐震構造であっても、最上階になると他の階よりも地震の揺れを感じやすい傾向にあります。さらに、地震や火災などの災害にあった場合は、高さがある分、外へ逃げるのにも低層階より時間がかかるのが難点です。


参照:
気象庁 長周期地震動による高層ビルの揺れ方

関連記事:
マンションの最上階は本当に快適?メリット・デメリットをわかりやすく解説!

 

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住んではいけない階とは?何を重視するかによって異なる!

「家族でマンションの内覧している画像」

誰にとっても「住んではいけない階」というものはありません。しかし前述の通り、階ごとにメリット・デメリットは存在します。

メリット・デメリットを踏まえ、何を重視するかによって階を選ぶことで、ご自身にとって「住んではいけない階」を回避できるでしょう。

ここでは、以下4つのパターンについて解説します。

  1. 虫が苦手な方
  2. 防犯性を重視する方
  3. 価格を重視する方
  4. 風水を気にする方

それでは、詳しく見ていきましょう。

虫が苦手な方は1~2階を避けよう

虫が苦手な方は、マンションの「1~2階」に住むことは避けたほうが良いでしょう。

蚊やハエなどの飛行する虫が自力で飛べる高さは10m前後といわれており、マンションの階数でいうと3~4階程度です。

配管やエレベーターから侵入する可能性もわずかながらありますが、5階以上であれば窓や玄関から虫が侵入してくることはほとんどないため、安心できる環境といえます。

 

防犯性を重視する方は1階は避けよう

防犯性を重視する方にとって、「1階」は住んではいけない階といえるでしょう。

空き巣や不審者などの侵入犯罪のほとんどが、窓から侵入しているといわれており、マンション1階ほどの高さであれば、自力でよじ登って侵入することが可能だからです。

そのため、防犯面に安心を得たいのであれば、外部から侵入することが難しい高層階を選ぶのがおすすめです。

加えて、防犯カメラやオートロックなどの設備があれば、さらに安心感は高まるでしょう。

 

価格を重視する方は最上階は避けよう

価格を重視する方は、最上階は避けたほうがよいでしょう。

一般的にマンションは、階数があがるほど物件価格や賃料が上がる傾向にあるからです。

物件によっては、マンション内で同じ間取りでも1階と10階で比べた時、10万円以上の差が生じることもあります。

「マンションには住みたいけど価格は抑えたい」という方であれば、1階または低層階から予算とライフスタイルに合う階を選ぶとよいかもしれません。

 

風水を気にする方は6階以上は避けよう

風水を気にする方にとっては「6階以上」は避けたほうがよいでしょう。

風水で重要視されている「大地のパワー」は、樹木が伸び切る10~12m(約5階)ほどの高さまでにしか昇ってこないといわれているからです。

あわせて、風水では吉数である奇数階が良いとされているため、「5階以下の奇数階(1階や3階)」がおすすめです。


関連記事:
風水的に良い間取りとは?運気を呼び込む部屋を選ぼう!

 

予算で変わるマンションのおすすめの階

「コインの背景にマンションの画像」

 

マンション価格は地域や間取りによっても異なりますが、ここでは都内にある2LDKの中古マンションを例として、予算ごとのおすすめの階をご紹介します。

 

階数 物件価格の相場

1階

~3,000万円

低層階

3,500~4,000万円

高層階

4,500~5,000万円

最上階

5,000万円以上

 

この表からわかるように、予算が3,000~4,000万円までなら、1階から低層階に住むのがおすすめ。さらに、予算が4,000万円以上であれば高層階5,000万円以上であれば最上階がよいでしょう。

 

 

 

実際に住むときのポイントを決めておくことが大事!

「家族で話し合いをしている画像」

 

階ごとのメリット・デメリットは知識として必要ですが、そもそも住む人がどんな条件を求めるのか「住むときのポイント」を決めておくことが重要です。

たとえば、「防犯面の高さを重視したいのか」「災害時には階段でも降りられる階数が良いのか」などが挙げられます。

そうすることで具体的な理想とする階が見え、さらに物件探しもスムーズに進められるでしょう。



自分に合ったマンションの階数を知っておこう

マンションに住む際には、それぞれの階がもつメリット・デメリットを把握しましょう。

階層ごとのおもなメリット・デメリットは以下の通りです。

 

  • 1階:
    物件価格や賃料は安いが防犯性は低い

  • 2階や3階以上の低層階:
    外からの視線は気にならなくなるが、上下階の生活音が気になる

  • 10階くらいの高層階:
    防犯性が高いが、エレベーターが混雑しやすい

  • 最上階:
    騒音被害が1番少ないが、夏は暑くなりやすい

 

これらを理解したうえで、ライフスタイルや求めている条件に合う階を選びましょう。

そうすることで、ご自身にとっての「住んではいけない階」を避け、住み心地の良い階が見つかりやすくなるかもしれません。

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