logo
HOME ノウハウ マンション売却 売却の基礎知識 家が売れない4つの原因とは?不安を解消するために知っておきたい対策を解説

家が売れない4つの原因とは?不安を解消するために知っておきたい対策を解説

2022.11.14
2023.01.13
家の模型を持つ女性
admin-avt-23
宅地建物取引士
庄司優世
大学卒業後、大手戸建分譲会社に新卒入社し、自社の新築戸建の仲介を担当。 今までの実績と経験を活かしながら、住宅購入の最 ...続きを読む

家を売りに出しているのに売れない、このまま売れなかったらどうしよう…と不安になっていませんか。

この記事では、家が売れない不安を解消する4つの対策をご紹介します。

1年以上家が売れない原因と対策、また売れないときにしてはいけないこともまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

cta-image-3  

 

家が売れない原因は、この4つ!

家の模型とお金のバランス

家が売れないときは、主に次のような原因があると考えられます。

  • 売り出し価格が高すぎる
  • 内覧の準備に問題がある
  • 不動産会社に問題がある
  • 物件に問題がある


1年以上家が売れない場合は、売れない原因を把握することからはじめましょう。

 

原因①売り出し価格が高すぎる

家が売れない原因の一つは、売り出し価格が高すぎることです。

同じような物件よりも高すぎる価格設定をすると、家の購入を検討している人は候補から外してしまう可能性があります。

競合物件よりも優れている点がある、希少性があるという場合を除き、相場からかけ離れた価格ではなかなか売れないでしょう。


関連記事:
【2022年最新版】中古マンションの相場について解説、コロナ禍の影響はあったのか

admin-avt-23
宅地建物取引士
庄司優世
定期的に売出価格を見直しましょう
売りに出した当初よりも相場が下がっている可能性もあります。なかなか売れない場合には、需要と供給のバランスの変化をチェックして、価格を見直すと、買い手が見つかるかもしれませんよ。 >>プロフィールはこちら

 

原因②内覧の準備に問題がある

売却活動後に内覧の申し込みがあるにもかかわらずなかなか売れないときは、内覧の準備に問題があると考えられます。

特に住みながら家を売りに出している場合は、掃除やにおい対策が不十分である可能性が高いです。

また、売主の接客態度に問題があるケースもあります。部屋の日当たりや風通しなど、実際の住み心地について内覧者から質問されることがありますが、きちんと答えられないと候補から外されてしまうかもしれません。

関連記事:
マンション売却時の内覧で好印象を与える4つのポイントとは?事前準備や当日までの流れも解説!

原因③不動産会社に問題がある

長期間家が売れないときは、物件の売却を依頼した不動産会社に問題がある可能性もあります。不動産会社の広告に魅力がなければ、家を探している人に興味をもってもらうことができません。

また、依頼した不動産会社が得意とするエリアに入っていないことも考えられます。

1年以上売れないときは、不動産会社の変更も検討してみてください。


関連記事:
マンション売却の業者選びの7つのポイントを徹底解説
マンション売却はどこがいい?失敗しない選び方やおすすめの買取業者を紹介!

原因④物件に問題がある

物件自体に問題がある場合も、なかなか売れないことがあります。

例えば、築古物件や、交通の便が良くない物件などは、価格を下げても買い手が見つからない可能性が高いです。

また、1年以上売れずに残っていると、「この物件はまだ売りに出している、何か問題があるのだろう」という印象を与えてしまうことがあります。

 

家が売れないときの対策は?

FOR SALEの上にSOLDが貼られた看板のある家

なかなか家が売れないときは、つぎのような対策を試してみましょう。

  • 売り出し価格を見直す
  • 内覧の準備と対応を工夫する
  • 不動産会社を変える
  • インスペクションを実施する


それぞれ詳しく説明していきます。

対策①売り出し価格を見直す

物件の売り出し価格を見直すことで、買い手が見つかりやすくなることがあります。売り出し価格を下げる場合は、まず周辺の競合物件の価格を確認しましょう。同じような条件の家があれば、その価格よりも低い金額に設定し直します。

また、不動産のポータルサイトでは、売り出し価格を500万円単位で区切っていることが多いので、どの価格帯に分類されるかを意識してみてください。

 

admin-avt-23
宅地建物取引士
庄司優世
価格を見直すことでアプローチの幅を広げることができます
売り出し価格を3,600万円に設定していた場合、150万円下げて3,450万円にするとしましょう。するとポータルサイトの価格帯は「~4,000万円」ではなく「~3,500万円」になるので、3,500万円を上限として検索している人へアプローチできるようになりますよ。 >>プロフィールはこちら

 

対策②内覧の準備と対応を工夫する

内覧の申し込みがあっても長期間売れない場合は、内覧の準備対応を工夫しましょう。購入希望者は、物件を隅々までチェックするのが一般的です。家の中を整理整頓し、キッチンやバスルームなどの水回りを中心に徹底的に掃除をしておきましょう

また、家具や観葉植物を使ってモデルルームのように見せるホームステージングをするのもおすすめです

「一般財団日本ホームステージング協会の「ホームステージング白書2019」によると、ホームステージング導入後は問い合わせや内覧申し込み数が増加し、売却期間が短縮されることがわかっています。

数万円~数十万円のホームステージング費用がかかりますが、1年以上売れない場合は導入を検討してみるとよいでしょう。

 

対策③不動産会社を変える

内覧の問い合わせがなくなかなか売れない場合は、不動産会社を変えるのも改善策の一つです。特に、1年以上売れないのに売れるための提案をしてもらえない場合は、早めに変更するとよいでしょう。

また、一般媒介契約を結んでいる場合は、積極的に売却活動を行ってくれる専任媒介契約や専属専任媒介契約への変更も検討してみてください。

 

■Wednesdayの簡易査定

cta-image-3  

不動産の売却を検討中の方は、簡易査定にお申し込みください。Wednesdayの簡易査定は、面倒な訪問は不要でオンラインのみで売却まで完了します。

こんな方におすすめ:

・売却・住み替えを検討中の方
・今のお家がいくらで売れるか知りたい方

▶︎【無料】簡易査定の申込はこちら

 

対策④インスペクションを実施する

築年数の古い家の場合は、インスペクションを実施するのもおすすめです。

インスペクションとは住宅診断とも呼ばれ、建築士などの専門家が家の劣化状況や欠陥の有無を調べることをいいます。

調査の結果に基づいた補修工事などを行うことで、買い手に安心感を与えることができるでしょう。

インスペクションの費用相場は5万円~7万円程度ですが、物件により異なります。1年以上家が売れないときは、インスペクションの実施を検討するとよいでしょう。

 

家が売れないときのNG行動とは?

ツタで覆われた廃屋

家が売れないと不安になるかもしれませんが、次のような行動はするべきではありません。

  • フルリフォームする
  • 空き家のまま放置する
  • 一戸建てを壊して更地にする


ただし、建物の状態や需要により必ずしもNGとはいえないので、不動産会社とよく相談することをおすすめします。

 

フルリフォームする

なかなか売れないからといって、フルリフォームするのはおすすめできません。フルリフォームには高額な費用がかかりますが、販売価格に上乗せできないことが多いです。

また、売主の好みに合わせてリフォームしてしまうと、購入希望者が減ってしまう可能性があります。購入後のフルリフォームを検討している買主も多いので、売却前にフルリフォームをするのは避けたほうがよいでしょう。

 

空き家のまま放置する

売れない家を空き家のまま放置するのもNGです。人が住んでいれば、窓を開けて換気したり不具合に気づいて対処したりできるでしょう。

しかし長期間空き家にしていると、湿気によりカビやシロアリが発生しやすくなり、建物の劣化が進んでしまいます。建物が劣化すると資産価値の低下につながり、ますます売れなくなるかもしれません。

すでに次の家に引っ越している場合や、空き家のほうが売れそうな場合を除き、空き家のまま放置しないようにしましょう。

 

一戸建てを壊して更地にする

なかなか売れない一戸建てを壊して更地にするのもおすすめできません

地域の特性などにより異なりますが、築年数の古い家のほうが人気があるケースもあるからです。

また、建物を壊してしまうと、固定資産税の特例措置を受けることができなくなります

一戸建てを壊して更地にするにも費用がかかるため、安易に更地にしないほうがよいでしょう。

 

家が売れないとどうなる?

家の模型とハンマー

家を売りたいのに売れないとき、その家はどうなるのでしょうか。考えられるのは主に次の2つです。

  • 競売にかけられる
  • 不動産会社に買い取ってもらう


それぞれ説明していきます。

 

競売にかけられる

家を購入するときに組んだ住宅ローンの返済が滞っていると、競売にかけられることになります。金融機関が設定している抵当権に従って、売れない家を現金化するためです。

競売にかけられると、家の売却価格はかなり下がってしまうでしょう。少しでも高く売りたい場合は、金融機関などの債権者の許可を得て行う「任意売却」という方法もあるので、不動産会社とよく相談することをおすすめします。

 

不動産会社に買い取ってもらう

1年以上家が売れない場合、不動産会社に直接買い取ってもらう方法もあります。

不動産会社が買取をするため確実に売ることができますが、売却価格が下がるのが一般的です。

家の売却には、不動産会社による買取という選択肢もあることを覚えておくとよいでしょう。


■その物件、Wednesdayが買い取ります!

cta-image-3  

不動産の売却を検討中の方は、簡易査定にお申し込みください。Wednesdayの簡易査定は、面倒な訪問は不要でオンラインのみで売却まで完了します。

こんな方におすすめ:

・売却・住み替えを検討中の方
・今のお家がいくらで売れるか知りたい方

▶︎【無料】簡易査定の申込はこちら

 

家が売れない原因と対策を知って不安を解消しよう

今回はなかなか家が売れない原因や、不安を解消する方法についてご紹介しました。

売りに出しているのに1年以上売れない場合は、売り出し価格や内覧対応などを見直すことが大切です。

空き家のまま放置したりフルリフォームしたりする前に、不動産会社の変更やインスペクションの実施などを検討するとよいでしょう。

不動産に関するお悩みを解決!

中古マンション・リノベーションを得意とする「wednesday」。物件の購入や売却、リノベーションのサービスを提供しています。

不動産の売買は人生において、とても大きなイベントです。だからこそ、「よくわからない」を無くして、安心して理想の暮らしを手に入れていただくためにセミナーや個別相談を実施しています。

不動産のプロであるwednesdayのコンシェルジュにお気軽にご相談ください。

 

■Wednesdayの簡易査定

cta-image-3  

不動産の売却を検討中の方は、簡易査定にお申し込みください。Wednesdayの簡易査定は、面倒な訪問は不要でオンラインのみで売却まで完了します。

こんな方におすすめ:

・売却・住み替えを検討中の方
・今のお家がいくらで売れるか知りたい方

▶︎【無料】簡易査定の申込はこちら

■不動産売却についての相談

不動産の売却についてのご相談は、個別相談のフォームよりお申し込みください。

▶︎【無料】個別相談の申込はこちら

■LINEで気軽に相談

WednesdayのLINEアカウントを友だち追加していただくと、コンシェルジュにLINEのメッセージ上でいつでも気軽にご相談いただけます。

▶︎LINEの友だち追加はこちら

 

 

不動産情報メディアの記事管理、編集を行う。 記事は不動産売買から家具やインテリアなど住環境に関する内容まで網羅。

その他のお役立ち情報

【2023年最新】マンションに暮らすとNHK受信料はどうなる?割増金制度についても解説!
NHKの受信契約はマンション単位で結ぶのか世帯ごとに結ぶのかなどと疑問に思う方も多いのではないでしょうか?また、4月に導入される割増金制度について詳しく知りたい方もいるでしょう。本記事では、NHKの受信契約や受信料の支払い方法、不払い時の割増金制度について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
2022/01/27
マンションの排水管清掃は必要?当日恥ずかしい思いをしないために準備する5つのこと
マンションの排水管清掃は定期的に実施すると衛生的にも良く、排水管の老朽化を防ぐことにもつながります。そして、新型コロナウイルスの観点から清掃は行うべきとされています。本記事ではマンションの排水管清掃の準備や費用、排水管が詰まった時の自分で行う対処法についても解説します!ぜひ参考にしてみてください。
2022/01/30
風水ではトイレが重要!置いてはいけないものや運気アップの方法とは?
風水ではトイレは、運気を左右する重要な場所です。あなたが普段何気なく置いているものが実は、運気を下げているかもしれません。運気を上げるなら、まずはトイレから風水を取り入れてみませんか?今回は、風水的に置いてはいけないものや、運気アップの方法についてお伝えします。この記事を読めば、トイレの風水対策はバッチリです。
2022/10/11
長期優良住宅の認定通知書について詳しく解説!申請の流れや届く日について
長期優良住宅に認定されると、税制面などでさまざまな優遇を受けることができます。しかし、一体どうやったら長期優良住宅の認定を受けられるのか分からないという人も多いのではないでしょうか。今回は、長期優良住宅の認定について詳しくお伝えしていきます。住宅の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。