マンションを売却は、大変ではないかと思う方もいるのではないでしょうか。
マンション売却を経験する人は少ないため、売却方法を熟知している方は少ないでしょう。またマンションの流動性は低いため、売却に時間がかかることも少なくありません。
そこでこの記事では、マンションをスムーズに売却する方法や手順、買取などについて解説します。
マンション売却の一般的な手順を知っておこう
マンション売却は大変といわれますが、その理由は手順が多段階にわたるためです。
マンション売却を決意して確定申告を行うまでの流れは、次のようになります。
売却の手順 |
内容 |
|
1 |
売却の準備 |
相場価格や競合物件の情報を収集 |
2 |
査定を受ける |
マンションがいくらで売却できるか査定を受ける |
3 |
不動産会社の選定・媒介契約 |
信頼できる不動産会社を選定し、媒介契約を結ぶ |
4 |
売却活動を開始 |
広告活動を行い、購入希望者には内覧対応をする |
5 |
売買契約の締結 |
買主と合意に達すれば売買契約を結ぶ |
6 |
決済および引き渡し |
売買代金を決済しマンションを引き渡す |
7 |
確定申告 |
売却した翌年に確定申告を行う |
関連記事:
マンションを高く、早く売るためには?売却の流れと注意点をわかりやすく解説
マンション売却はなぜ大変?
マンション売却はなぜ大変なのでしょうか、その理由について説明しましょう。
内覧の日程調整や事前準備、当日の対応が必要だから
マンションを売却するには、購入希望者に室内を内覧してもらう必要があります。購入希望者に魅力的な物件としてアピールするためには、部屋の清掃をしっかり行わなければなりません。1回の内覧で購入者が決まればよいのですが、売買契約の締結に至るには通常10回程度の内覧が必要といわれます。
また購入希望者が多数の場合は、スケジュール調整を行うのも手間がかかります。したがって売買契約が成立するまでには相当の手間と時間がかかることを覚えておきましょう。
関連記事:
マンション売却時の内覧で好印象を与える4つのポイントとは?事前準備や当日までの流れも解説!
売却のための書類を用意しなければならないから
マンションを売却するためには、多数の書類が必要であり、マンションの売買に慣れていない方にとって、必要書類を集めるのも一苦労するでしょう。
また、売買契約が成立したらそれで終わりではなく、確定申告を行うためのさまざまな書類を用意しなければなりません。
主な必要書類には次のようなものがあります。
- 登記済証ないし登記識別情報
- 固定資産税・都市計画税納税通知書
- マンションの管理規約
- 長期修繕計画書・総会議事録など
- 管理に係る重要事項調査報告書
- 身分証明書・印鑑証明書・実印
これらの必要書類は早めに用意しておきましょう。
関連記事:
マンション売却の必要書類まとめ|取得方法や必要になるタイミングを解説!
スムーズにマンションを売却する方法とは?
以下からマンションをスムーズに売却する方法を5つご紹介します。
一括査定サイトを利用する
マンションの査定をしてもらう場合には、一括査定サイトを活用すれば、一度に複数の不動産会社から査定を受けられ便利です。
査定を1社だけに依頼した場合、査定額が妥当かどうか比較し判断する方法がありません。そのため実際に売却できる価格より低く見積もられる恐れがあります。一括査定は一回の申込で多数の不動産会社から見積が送られてくるため、比較して妥当な査定額の不動産会社を選べます。
関連記事:
マンションを売却したい!査定の注意点は?
信頼できる不動産会社を選ぶ
マンションを苦労せずに売却するためには、信頼できる不動産会社を見つける必要があります。
マンション売却の方法をすべて熟知している売主は少ないため、楽に売却するには周辺状況や業務について知識が豊富な不動産会社を見つけなければなりません。信頼できる不動産会社に売却を依頼できれば、さまざまなシーンで相談ができるため間違った判断をすることも少なくなり、上手にマンションを売却できるでしょう。
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司法書士に手続きを任せる
登記手続きは自分でできますが、司法書士に依頼すれば手間を掛ける必要がありません。
司法書士は登記手続きだけでなく、必要な書類の収集まで依頼できるため、平日忙しい方にはおすすめです。なお司法書士への報酬は数万円で済むこともありますが、遠隔地や複雑な処理の場合には報酬額は上がるため、注意しなければなりません。
売却前に引っ越しをして内覧は不動産会社に依頼する
売却前に先行して引っ越しをすれば、内覧に立ち会う必要もなく不動産会社に対応を依頼できます。そのため購入希望者とのスケジュール調整をする必要もなく、内覧件数を増やし成約につなげられる可能性が高まります。
また、引っ越ししてハウスクリーニングをしておけば、自分で掃除をする必要もなくなるため時間と労力を省けます。
確定申告を税理士に依頼する
マンション売却をした翌年には、確定申告し税金を納める必要があります。税理士に依頼すれば、書類を作成し届け出を代行してくれるため苦労することはありません。
ただし税理士に依頼する範囲が広がればその分費用が掛かるため、どこまで依頼するかあらかじめ相談し決めておいた方がよいでしょう。
関連記事:
マンション売却後は確定申告するべき?方法や手順をわかりやすく解説
早くマンション売却をしたいなら「買取」を利用する!
マンション売却を市場で行わず、不動産会社に直接買い取ってもらえば、苦労せずに短期間に売却できます。
しかし買取にはメリットもあればデメリットもあるため、よく考えて依頼しましょう。
関連記事:
マンションをスムーズに売却するなら買取?仲介との違いや買取の流れや注意点を解説!
買取を利用するメリットとデメリット
買取のメリットは、仲介より早くマンションを売却できることです。マンションの売却は通常3〜6カ月程度かかりますが、買取を利用すれば1〜2カ月で売却が可能です。
また、建物や設備の状態が悪く、市場ではなかなか売れない物件でも、不動産会社が再販売可能と判断すれば買取ってもらえることもあります。
しかし買取はメリットばかりでありません。不動産会社に買取を依頼する場合、通常仲介を利用するときの70〜80%程度の価格にしかなりません。またすべての不動産会社が買取をしてくれるわけではないことも覚えておきましょう。
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買取の手順
買取は仲介と異なり、市場での売却活動は不要になるため、手順は少なくて済みます。
また、査定額イコール買取価格となるため、複数社の見積を取り、最も高い査定額を付けた会社と契約しましょう。なお、不動産会社は買取ったマンションを修繕して売却するため、再販売不能と判断された場合は買取してくれません。
買取の手順は次のようになります。
買取の手順 |
内容 |
|
1 |
買取を不動産会社に依頼 |
売却を急ぐ場合は、不動産会社に買取を依頼する |
2 |
査定を受ける |
マンションをいくらで買取ってくれるか査定を受ける |
3 |
不動産会社と契約を締結 |
買取ってくれる不動産会社と売買契約を結ぶ |
4 |
決済および引き渡し |
売買代金を決済しマンションを引き渡す |
5 |
確定申告 |
売却した翌年に確定申告を行う |
また築古マンションや大幅な修繕が必要な物件も、不動産会社が買い取ってリノベーションすれば、高く売却できる可能性があるため、買取に向いているといえるでしょう。
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マンションの売却は専門家に相談しよう
マンションの売却は、手順も多く長期にわたる活動が必要なため大変です。マンションの売却を初めて行う方も多く、何から始めたらよいのかわからないことでしょう。したがって不明な点があれば、不動産会社や司法書士・税理士などの専門家に相談したほうが間違いなく確実に売却できるでしょう。
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■LINEで気軽に相談
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また売却したらそれで終わりではなく、翌年2月頃には確定申告して税金を納める必要があります。そのためすべての売却に関わる手続きが終わるのは、1年以上要する場合もあるでしょう。
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