logo
HOME ノウハウ マンション購入 ランキング・調査 5LDKの間取りを選ぶときのポイントとは?メリットとデメリットもご紹介!

5LDKの間取りを選ぶときのポイントとは?メリットとデメリットもご紹介!

2022.02.28
2022.12.28
5LDKの間取りのリビングルーム
admin-avt-25
2級建築士,木造建築士,インテリアプランナー,2級インテリア設計士
加藤万悠
大学卒業後、戸建の設計を年間25棟以上請け負い、施主様に完全自由設計の家を数多く提案。意匠設計を専門として、間取りや仕様 ...続きを読む

家を検討する際、間取りで悩む方も多いのではないでしょうか。広さや部屋数はもちろんのこと、導線や家族間でコミュニケーションがとりやすいかも重要です。

そこで今回は、5LDKの間取りを検討している方に向けて、選ぶポイントやメリット・デメリットを解説します。

価格は?風水的には?広さは坪数で言うとどのくらい?など気になるポイントをまとめてご紹介します。

 

cta-image-1  

 

5LDKってどんな間取り?

家の模型をメジャーで測っている様子

5LDKはリビングダイニングキッチンにプラス5部屋という意味になります。ここでは5LDKの部屋数とよくある5LDKの広さをご説明します。

 

LDK(リビングダイニングキッチン)+5部屋

5LDKとは、リビングダイニングキッチン(内LDは10畳以上必須)の他に5つの部屋がある間取りです。

建築基準法では、窓がなかったり、あっても充分な採光が取れない部屋は居室とはみなされません。そういった居室とみなされない部屋は、コンセント差し込み口がない、エアコンスリーブがないなど生活しにくいこともあるため、間取上は納戸やサービスルーム(S)と表記された部屋には注意が必要です。

 

平米数でいうと約90~100平米

5LDKの間取りにするには約90〜100平米ほどの広さが必要です。例えば、90平米でLDKが14畳ほどであれば他の5つの居室は5畳ほどになります

部屋で考えると広くはありませんが、部屋数を重視するのであれば暮らしていける広さといえるでしょう。

もちろん、部屋によって広さを変えられるので使用用途を決めたうえで必要な畳数を考えてくださいね。 

 

5LDKの間取りはマンションの最上階や角部屋に多い

青い空ときれいなマンション

5LDKの間取りは3LDKや4LDKに比べ、多くはありません。

しかし、マンションの最上階や角部屋など条件の良い区画を特別室として5LDKの間取りにしている物件もあるため、タイミングが合えば好条件の5LDKを見つけられるでしょう。

最上階は見晴らしが良い、日当たりがいい、上階の騒音に悩まされないなどの利点があります。角部屋も多面彩光になりやすく、階数や周辺の建物の高さによっては太陽光を取り入れやすいでしょう。


関連記事:
マンション最上階の角部屋の6つのメリットとデメリット!デメリットの対策を紹介

 

5LDKの間取りの3つのメリット

シックで高級感のある部屋

5LDKの間取りには、部屋数が多いからこそ得られるメリットがあります。

漠然と部屋は少ないより多い方がいいと思っている方もいるかもしれませんが、部屋数が多いとどんなメリットがあるのか以下3つを一つずつご紹介します。

 

  1. 贅沢に部屋を使える
  2. 二世帯で住める
  3. 間取りを変更しやすい

 

1.贅沢に部屋を使える

5LDKの間取りの場合、夫婦と子ども3人で住んでも1人一部屋使えます。

夫婦で同じ部屋を使ったり子どもが3人未満だったりすると、残った部屋を仕事部屋や収納部屋、趣味の部屋などさまざま用途で利用可能です。

リモートワークが増えているこのご時世、周りを気にせず集中できる仕事部屋があれば仕事も捗るに違いありません。

 

2.部屋が広いので二世帯で住むことができる

5LDKだと二世帯でも暮らせるため、二世帯で住む場合や将来的に親や子ども世帯との同居を視野に入れているのであれば5LDKはおすすめです。

完全分離型とはいきませんが、何かあったときでもすぐ二世帯でも暮らせるという安心感が得られます

同居するまでは客室としても利用できるため、部屋が多くても無駄になりません。

 

3.間取りを変更しやすい

建物の構造や規約にもよりますが、部屋数の多い5LDKは、壁を取って2部屋を広い1部屋にリフォームするなど間取りの変更をしやすい特徴があります。

子どもが自立して夫婦2人で暮らすことになるとそこまで部屋数を必要としないかもしれません。

そんな時でも部屋数を減らして広い部屋をつくれるので、ライフスタイルに合わせた暮らしができるでしょう。

 

■今なら「物件購入セミナー」開催中!

cta-image-1
中古マンション購入を検討されている方におすすめのセミナーを開催中です!
参加費無料で、参加方法はオンライン・来社どちらでも可能です。

不動産のプロが中古マンションの購入の流れや物件の探し方、資金計画までをわかりやすく解説します!
▶︎物件購入セミナーの参加申込はこちら

物件探しで具体的なお悩み・相談内容がある方は個別相談にお申し込みください。
▶︎個別相談の参加申込はこちら

 

5LDKの間取りの3つのデメリット

家の模型とお金が積んである様子

メリットだけではなくデメリットにも目を向けておきましょう。前述した部屋数が多いというメリットが、人によってはデメリットになってしまうおそれもあります。

 

  1. 費用がかさむ
  2. 掃除が大変
  3. 家族が孤立しやすい

 

ここでは、5LDKの間取りのデメリットを3つご紹介します。

 

1.費用がかさむ

部屋が広いと当然ながら部屋の代金や土地・建物の費用がかさみます。また意外に見落としがちなのがカーテン・照明・家具などの費用や光熱費です。

部屋数が増えると当然、家具家電も増え、部屋が広くなると必然的に光熱費がかさみます。これらの費用を頭に入れておかないと、住んでから思わぬ出費に悩まされるでしょう。

 

2.部屋数があるので掃除が大変

5LDKの広さがあると掃除に時間がかかり大変なのは仕方ありません。

家族1人の負担を増やさないためには自分の部屋は自分で掃除するなど家族みんなの協力が不可欠なので事前に徹底しておきましょう。

また、掃除する時間をあまりとれない方や苦手な方は、あまり床に物を置かずにロボット掃除機を使うなどの工夫も必要です。 

 

3.家族が孤立しやすい

5LDKの各居室の配置によっては家族で顔を合わせる機会が減ってしまうことがあります。可能な限り廊下を減らしリビングを通る配置にしたり、リビングが広い間取りにすることで、家族みんながくつろげる空間を作りましょう。

子どもが幼いうちはあまり心配ないかもしれませんが、間取りを考える時点で対策が必要です。

 

5LDKの間取りで気になる3つのポイント

家族5人がダイニングにいる様子

5LDKの間取りを選ぶときに気になるポイントを3つご紹介します。これらのポイントをおさえておくと5LDKの間取りをスムーズに選べるでしょう。悩んでいる方はぜひ判断基準として参考にしてください。

 

①価格はどのくらい?

5LDKは約90平米〜100平米ほどとお伝えしていました。これを坪数に変換すると5LDKは約27坪〜30坪です。

一戸建てを検討している場合、坪単価は40万〜100万円程度とハウスメーカーによって大きく異なりますので、希望のハウスメーカーに確認してください。

さらにオプションなどを追加し料金がプラスになるケースがほとんどなので予算は多めに見繕っておきましょう。

 

②風水的にはどう?

5LDKの場合、仕事部屋を設けるケースが多いですが、仕事部屋がある家は金運がアップすると言われています。風水では西が金運の方角とされているため、西向きに仕事部屋を設けるとなおいいでしょう。 

また間取りに関係なく、昔から鬼門(北東)と裏鬼門(南西)は昔から不吉な方角といわれているため、玄関・キッチン・トイレやお風呂は鬼門と裏鬼門の方角は避けてください。

 

関連記事:
風水的に良い間取りとは?運気を呼び込む部屋を選ぼう!

 

③子育てはしやすい?

5LDKは子育てがしやすい間取りといえます。

5LDKの場合、リビングとつながる居室があるケースが多く見受けられます。リビングとつながる居室は、リビングから目が届きやすかったりリビングに子どものおもちゃが散乱しにくかったりするため子どもの遊び場に最適です。

また、赤ちゃんの夜泣きが激しい場合も部屋を分けられます。

 

関連記事:
ママ・パパに人気の間取りをご紹介|子育てしやすいおすすめの物件も♪

 

admin-avt-25
2級建築士,木造建築士,インテリアプランナー,2級インテリア設計士
加藤万悠
5LDKは5人家族で住むのがおすすめです!
2世帯での居住を考えていなければ、5人で住むのがおすすめです。1人1部屋確保できますし、夫婦で1部屋にした場合には、残りの部屋を仕事や趣味の部屋にすることもできますよ。 >>プロフィールはこちら

 

■自宅から参加可能な「物件購入セミナー」開催中!

cta-image-1   

中古マンション購入を検討されている方におすすめのセミナーを開催中です!
参加費無料で、オンラインで参加できるセミナーです。

子育て中のママ・パパも自宅から気軽にご参加いただけます。

不動産のプロが中古マンションの購入の流れや物件の探し方、資金計画までをわかりやすく解説します!
▶︎物件購入セミナーの参加申込はこちら

 

5LDK・平屋の間取りを選ぶときのポイントとは?

間取り図とアイパットの中に家の写真が映し出されている様子

5LDKの平屋の場合、広い土地が必要なため多大な費用がかかります。

間取り選びで失敗すると、広い土地を購入したのに「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうかもしれません。

後悔しないためにも以下3つのポイントをご説明します。

 

①実際に住んでいるイメージはできるか

平屋の場合はとくに図面上では問題点を感じないかもしれませんが、実際に住んでいるイメージをすると注意点もみえてきます。

平屋の場合、マンションの1階と同じイメージのため、日当たりが悪くなりやすいでしょう。また、通行人の視線が気になるなどプライバシーの確保する対策や防犯対策もしなければなりません。

どんなに完ぺきな間取り図面であっても実際に住んでいるイメージをすることが重要です。

 

②生活動線はよいか

平屋の5LDKの場合、間取りによってはリビングからトイレが遠かったり、よく利用する居室同士の距離が遠かったりと生活動線がよくないケースも多く見受けられます。

間取りを選ぶ段階で生活動線をよく考え、ライフスタイルに合った間取りを選びましょう。

リビングとつながる部屋があるなど廊下が少ないと生活動線は良くなりやすいです。

 

③充分な土地の広さか

5LDKの間取りに必要な土地の広さは、その地域の建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)や容積率(敷地面積に対する延べ床面積の割合)によって異なります。

2階建ての5LDKと延べ床面積が同じであっても、法規制では、2階建てよりも平屋のほうがより広い土地が必要とされているため、土地選びは慎重にしなくてはなりません。

 

admin-avt-25
2級建築士,木造建築士,インテリアプランナー,2級インテリア設計士
加藤万悠
5LDKを選ぶ際は慎重に検討しましょう
5LDKは需要が少ないため、他の間取りに比べて、部屋や土地の選択肢も多くありません。また、使わない部屋は物置になりやすく、不要なものが増えていく傾向があります。
5LDKを選ぶ際は、各部屋の使用用途をはっきりさせ、本当に5部屋必要なのかよき考えたうえで判断してみてくださいね。 >>プロフィールはこちら

 

5LDK・2階建ての間取りを選ぶときのポイントとは?

二階建ての一戸建ての様子

5LDKの2階建ての場合、平屋に比べて土地は小さくてもいいですが、2階建てだからこそ気を付けたい注意点もあります。

ここでは5LDKの2階建ての間取りを選ぶ時の4つのポイントをご紹介しますので参考にしてください。 

 

①将来どんな暮らしをするかイメージする

今だけでなく将来の生活スタイルをイメージしましょう。例えば、子どもたちが独立したあと、夫婦2人で住むことになるとします。年齢を重ねるにつれて階段の上り下りが大変になるでしょう。

しかし1階にリビング以外にもう1部屋夫婦が寝られる広さの部屋をつくっておいたり、1階に収納スペースを多く設けておいたりすると、階段を使わず1階のみで生活できます

 

②階段の位置は適切かどうか

リビング階段にするとリビングを通らなければ2階にあがれないため、家族同士顔を合わせる機会が多くなったり、寒い時期でも2階まで暖まりやすかったりするメリットがありますが、階段下収納をつくれません。

一方、ホール階段は階段下収納を作れたり幼い子どもが階段で遊ぶリスクはありませんが、家族が孤立しやすいデメリットがあります。どちらがいいのかよく考えましょう。

 

③変更しやすい間取りなのか

2階に子供部屋を設けるケースが多いですが、2人以上子どもがいる場合、将来的に部屋を仕切る前提で広い部屋にしておくのもおすすめです。

1階リビングの声が届きにくかったり、子どもを見てあげられなかったりするときでも、兄弟姉妹で遊べる広い部屋があると子どもたちだけでも楽しく遊べます。

子ども部屋に限らず、間取りで悩んだ場合は後から変更できる間取りにしておくといいでしょう。

 

④一世帯と二世帯の間取りはそれぞれの生活スタイルに合っているか

一世帯と二世帯で住む場合には1階と2階のおすすめな部屋数は異なります。

一世帯で住む場合、1階はリビングを広めにしてリビングにつながる部屋を1部屋つくるのがおすすめです。子どもの遊び場にしたり、リビングで使うものを収納する場所を増やせます。

二世帯で住む場合は、1階にリビングの他に2部屋あるといいでしょう。親世帯には階段を使わない1階の一部屋がおすすめです。

 

こんな人が5LDKの間取りに向いている!

広い部屋の様子

5LDKに向いているのは5人家族二世帯居住(将来的に可能性がある)・泊まりの来客が多い方たくさん収納スペースがほしい方仕事部屋や趣味部屋がほしい方に向いています。

ただし5LDKの場合、費用も多くかかるため、少しでも懸念点がある場合は納得するまで家族で話し合うことが重要です。

特に、将来どんな暮らしをしたいのかをイメージして、よく検討しましょう。

 

広い5LDKで快適に過ごそう!

5LDKの間取りについて、その特徴やメリットデメリット、そのほかたくさんのポイントを紹介してきました。

考えることがたくさんあると思った方もいるかもしれませんが、自分たちのライフスタイルにあった間取りを選ぶのが一番です。    

実際にその部屋で長く住むイメージを大切にし、一緒に暮らす家族と検討してみてください。

関連記事:
マンションの間取りの選び方のポイントとは?快適な暮らしのために

4LDKの間取りを選ぶ時の注意点とは?実際の間取り図もご紹介!

4人家族で快適に過ごせる間取りとは?1〜4LDKのメリットを解説!

5人家族におすすめな間取りとは?部屋探しのポイントも解説!

 

不動産に関するお悩みを解決!

中古マンション・リノベーションを得意とする「wednesday」。物件の購入や売却、リノベーションのサービスを提供しています。

不動産の売買は人生において、とても大きなイベントです。だからこそ、「よくわからない」を無くして、安心して理想の暮らしを手に入れていただくためにセミナーや個別相談を実施しています。

不動産のプロであるwednesdayのコンシェルジュにお気軽にご相談ください。

cta-image-1  

不動産のプロが中古マンションの購入の流れや物件の探し方、資金計画までをわかりやすく解説します!

「中古マンションを購入してリノベーションしたい」「リノベーション済の中古マンションを購入したい」方や、「住宅ローンやお金のことがよくわからない」方におすすめのセミナーです。

参加費無料で、参加方法はオンライン・来社どちらでも可能です。

中古マンションの選び方のポイントや、あなたにぴったりの暮らしを叶える物件選び・探しまでサポートしますので、まずはご参加ください。
▶︎物件購入セミナーの参加申込はこちら

物件探しで具体的なお悩み・相談内容がある方は個別相談にお申し込みください。
▶︎個別相談の参加申込はこちら

 

■LINEで気軽に相談

WednesdayのLINEアカウントを友だち追加していただくと、コンシェルジュにLINEのメッセージ上でいつでも気軽にご相談いただけます。

▶︎LINEの友だち追加はこちら

『中古マンションってどんなものなのか』『購入する時の不安がある』『中古マンションで過ごすうえで役立つ情報が知りたい』という方に、『お部屋探しでのハードルを下げること』をモットーに掲げて、日々役立つ情報を発信しております。 気になる物件がありましたら、お気軽にお問合せくださいませ!

その他のお役立ち情報

【2023年最新】マンションに暮らすとNHK受信料はどうなる?割増金制度についても解説!
NHKの受信契約はマンション単位で結ぶのか世帯ごとに結ぶのかなどと疑問に思う方も多いのではないでしょうか?また、4月に導入される割増金制度について詳しく知りたい方もいるでしょう。本記事では、NHKの受信契約や受信料の支払い方法、不払い時の割増金制度について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
2022/01/27
マンションの排水管清掃は必要?当日恥ずかしい思いをしないために準備する5つのこと
マンションの排水管清掃は定期的に実施すると衛生的にも良く、排水管の老朽化を防ぐことにもつながります。そして、新型コロナウイルスの観点から清掃は行うべきとされています。本記事ではマンションの排水管清掃の準備や費用、排水管が詰まった時の自分で行う対処法についても解説します!ぜひ参考にしてみてください。
2022/01/30
風水ではトイレが重要!置いてはいけないものや運気アップの方法とは?
風水ではトイレは、運気を左右する重要な場所です。あなたが普段何気なく置いているものが実は、運気を下げているかもしれません。運気を上げるなら、まずはトイレから風水を取り入れてみませんか?今回は、風水的に置いてはいけないものや、運気アップの方法についてお伝えします。この記事を読めば、トイレの風水対策はバッチリです。
2022/10/11
長期優良住宅の認定通知書について詳しく解説!申請の流れや届く日について
長期優良住宅に認定されると、税制面などでさまざまな優遇を受けることができます。しかし、一体どうやったら長期優良住宅の認定を受けられるのか分からないという人も多いのではないでしょうか。今回は、長期優良住宅の認定について詳しくお伝えしていきます。住宅の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。